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最初の打合せは一体、何時だったか..ふと考えてみると、昨年の5月末にダンス学科の親しい広報の方から提案され、6月に資料を提出、7月に初打合せ、1月の実施が決定しつつ、日取り未定のまま時が流れ.. 日本に一時帰国中に1月に実施するとの緊急の連絡を受け、メキシコに戻って再度の打合せ。2月実施が決定しつつ、日取り未定のまま再び時が流れ.. そんな時に起こった地震。不安で地震以上に揺れている多くの方を目の当たりにして、そんな現在だからこそ「できることがある」真剣な提案。そこで一気に物事が動きました。 数日前には大学に入り込んでいる麻薬カルテルの銃撃戦で2人が死亡。殺されたのは大学生ではなくカルテルの関係者で、幸い流れ弾が学生にあたることなどはなかったようですが、連日この事件のニュースが放送されています。警察が大学に常駐するべきとの意見もありますが、学長は拒否。歴史ある自治大学の佇まいを守ることに徹する大学側の姿勢。父の愛したメキシコ国立自治大学UNAMは、訪れる度に問題を抱えていて.. 生徒が飛び降りた、大学内で殺人がおきた、麻薬カルテルが常駐、生徒が警察にさらわれ暴行を受けた、次から次へと事件が発生する今日この頃。建築学科の中庭に大きな机を二つ並べ、黙々とやるべきことをスタッフの皆さんと進めました。興味津々と近づいてくる学生もいましたが、大部分は恐る恐る半信半疑。そして実際に作業が始まると少しずつ心が開かれ、最後には爽快な笑顔で「ありがとう」を繰り返し口にして授業に戻っていきました。その様子が、声が、記憶に深く刻まれています。良かった、本当に実施できて良かった・・ そして続けて行けば、きっと結果が出るというよりも、結果が生まれるはず。このプロセスには、エネルギーを変える力があるみたいです。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.26
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延期となっていた今年の授業初日の時間、場所が正式に決まって、ハッと我に返り、先日の反省と共に準備と対策のため、国立音楽学校に所属するパーカッションアンサンブルの公演も気になっていたので、久しぶりにバスコンセーロス図書館に伺いました。 あと数カ月で新しい世代に入るので.. 20代を迎える直前に感じたものに近い「気合い」のようなものを.. ということで「今日から1日1冊は本に深く触れよう」と手にとったのはEduardo Galeano のEl futbol a sol y sombra (サッカーの光と影、ウルグアイの名哲学者ガレア―ノさんの作品で日本語にも訳されているらしい) なんだかんだサッカーが気になってしまうことが避けられない今日この頃。 想像以上にパーカッションアンサンブルは物凄く、神業のような木琴、鉄筋の演奏技術に驚かされました。打楽器の太鼓類を想像していたのですが、アンサンブルのメインは木琴、鉄筋なんですね。バスコンセロス図書館の劇場が非常にアコースティックな響きが生かされる場所で、心に響く音色でした。彼等の絶妙なコンタクトも伝わってきて、スピードとリズムが正に「良い試合」を見ているような、、またしてもサッカーを思い描きながら感動。別の会場ですが例えの映像https://www.youtube.com/watch?v=-v4oWJEJF98余談ですが、この日はブエナビスタ駅で軍事関係の展示会が開催されていました。ヘリコプターや戦車、兵隊さんの大きなバルーンなど.. 個人的には全く感動できません。しかも昨夜のニュースでシリアの悲惨な状況を伝えるニュース番組を見たばかり。 グッズの店の前を通過、御店の方が爆弾の形をしたライターや、レーザー光線の出る弾頭のキーホルダーを薦めてくれましたが、どうしてこういうもので喜べるのか.. 全く欲しいと思えませんが.. ブエナビスタ駅には普通の電車も到着しています。その列車を見ていてアルゼンチンのONCE駅での列車事故のことを思いだしました。丁度6年前の今日、ブレーキが利かず列車がホームの壁に衝突、51人の方が亡くなりました。負傷者は700人にのぼり、未だに補償もなく、今日は関係者が大統領官邸に招かれ話を聞く..という記事を目にしました。前の政府の汚職に次ぐ汚職で起きた事件。以前の政府に戻りたい方は多くとも、こういった事件は今の政府では起こりえない.. 大事なことだと思いました。 再びブエナビスタにある銅像Valentin Campaさんに御挨拶。大学での「平和創造制作講座」に出来る全てを込めることを御約束。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.22
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ソウマヤ美術館に初めて訪れ喜んで帰宅、グッスリと慢心な眠りについていると再び深夜1時頃、ウワンウワンウワン・・というサイレンが鳴り始め、皆でパジャマのまま外へ脱出しました。同じ集合住宅の全員の避難を確認しつつ.. 一番おそくに出てきたのは高齢な大家さん、さぞかしグッスリ眠っていたのでしょう、フラフラとした足取り。隣に住む大家さんの御家族も遅ればせに出てきて、とりあえず近しい全員を確認完了。サイレンを聴きながら大家さん一家の様子を見るのが辛い.. 御家族を85年の地震で亡くされている哀しみの上での恐怖は、想像を絶するものです。ご近所には同じ体験をされ、都心から越してきた方が沢山いらっしゃるようです。大学都市に隣接する地区・サントドミンゴは火山岩が土台になっているので、都心に比べてダントツに地盤がシッカリしています。 先日18日は都心にいたのですが、揺れの大きさと質の明らかな違いを体感しました。 幸い、この日はサイレンだけで全く揺れを感じなかったのですが、マグニチュード6.. オアハカの方ではカナリ揺れたそうで..。最近のメキシコシティは一時期とても冷え込んでいたのですが、初夏のように暖かです。昨年の地震で部屋の天井がひび割れてしまったので、自宅の屋根を念のため地震の後に確認、そこには鳩のペアーが穏やかに日向ぼっこしていて・・「心地よさそう」.. と微笑ましく眺めていると、彼等が気が付いてジッと見られてしまい、、慌てて部屋に戻りました。でもその眼力に心打たれ、ふと久しぶりに楽器を手にしました。まずアルトリコーダー。 浮かび上がってくるメロディは短調.. 普段は浮かばないフレーズが波のように溢れてきます。別人が吹いているような不思議な感覚でした。なによりも暫く触れていない楽器に馴染んでいく身体が心地よく、重心のバランス、腹筋などが身体の中から目覚めていきます。楽器を弾くという行為はコンナニも多くの場所を活性化しなければならない.. 我に返る一時。そして次は弦楽器・チャランゴ。 驚くほど音が出ません。抑える左手が退化しまったようです。抑えきれていないというよりも、程よく触れる感覚を失ってしまっているようで.. 制作した楽曲も抑え方を思い出せない程。そして鳴っている音に気分が悪くなり、呆然としつつ楽器から離れ、夜になって再び手に取り、音色を探しました。ようやく一音が響いてくれた時、楽器自身に拒否されていたことに気が付かされたような.. 使用されない楽器は怒ってしまうんですね。 機嫌を取り戻してもらいつつ、2日目にして、ようやく音が鳴り始めてからは、嬉しくて手を離すことができません。 ふとサイレンを思い出し.. サイレンを止めてくれるような音色 探しました。「今やるべきことは、やれることは何だろう」 そんなことを考えている朝、電話がなり、大学よりプロジェクト実施の日取りを伝えられました。 多くの方がハラハラしているこの時期に、何か出来ることを与えられたのは、きっと楽器の音色が導いてくれたのだと思います。引退しても楽器との会話をやめないこと。それで保たれる心身の大切さ。 ハチドリの羽ばたき、to be continued.. 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.20
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「お知らせのサイレンが何時もなっている気がして眠れない」そんな話をよく聞きます。同じく少しの物音や似たような音で我に返ることも.. 先日パニックで発作などを起こしている方達を目の当たりにして、この事前予告は考え物でもあることに気が付きます。モチロンあったほうがいいに決まってはいるのですが.. インターネットでは、こんなイラストが共有されていて可愛いので微笑ましいのですが、皆さん何処かハラハラしている様子..。思い立って前から「行かなくては・・」と思っている場所へ向かって出発。最寄りのPolanco駅に到着すると御馴染みモナルカ蝶が駅に沢山・・飛んでいました。 電話ボックスも蝶畑モード。この駅はピアノ階段などでも御馴染みですが、またしても素敵な模様替えで楽しませてくれています。本当にメキシコの地下鉄は楽しい。 目的地に向かって歩いていると、大きな大きな教会Parroquia San Augustinに遭遇。建築も特別な形だったので入ってみると、非常に多くの人が訪れている教会の様子にハッと我に返りました。きっと先日の地震の後、人々は癒しを求め訪れているはず.. サッカーな日々が始まってから遠方のグアダルーペ寺院に訪れることができず、かれこれ半年近く教会に足を運んでいなかったので、とても新鮮に言霊が心に響き反省。今週から大学での制作が始まるはずなので祈りと共に御約束。より良い制作を通じて、学生の皆さんと平安の波紋を広げることができますように.. 青いツルを置いてきました。 延々と歩いて辿り着いた場所。母に「行きなさい」と強力に薦められていた「ソウマヤ美術館」 遠くに見えた瞬間すでに興奮。 この特別な形の中に一体どのように作品が展示されているのだろう・・ 場所は地下鉄の駅から遠いので不便な場所ではあるのですが、周辺にはJUMEXの美術館や映画館などもあり、他にも見どころが沢山揃っていました。カタツムリのように円を描いているスロープを上っていく度に、新しい展示会場が現れ、その展示数の多さに目眩がするほど・・ まず特別展示のカメをテーマにした作品展が素敵でした。メキシコ全土の学校より作品を公募したようですがカメの瞳が訴えかけてくるような.. 自然の大切さをカメを通じて表現された作品の数々。La Naturaleza en tu escuela プロジェクト(あなたの学校の自然)素晴らしい..常設には、宗教的な芸術作品、コインや懐中時計の古美術、メキシコ絵画(シケイロスなど)、中国の象牙アート(これは殺された象さんを想うと拒否反応で見れませんでした)、ベニスの景色作品展、世界の名画にはシャガールの作品も・・そして最後はソウマヤ美術館の誇る、ロダンの彫刻作品が揃った最上階に至るまで.. あまりに濃厚で特別な一時・・大好きなバスコンセーロ図書館と同じく通い詰めそうです。(地下鉄だと不便な場所ですが、バスがSan cosme, Buena Vista, San Juaquin 駅から出ています。紫色の大型バス) Museo Soumayahttp://www.soumaya.com.mx/index.php/esp丁度2年前の2016年2月18日、「鹿とハチドリ」完成に向けて最後の追い込みをかけているときに犬に噛まれ負傷。まさかの中断、断念..に至りそうなことがあったのですが、思うように動けない時に見ることができた多くの作品、丁度グアダルーペ寺院に訪れていたローマ法王のミサ、願いの籠った多くのものに元気を頂いたこと.. 今日はカメさんの作品展のカタログを頂きました。日々のプロセスに感謝..出会うものに必ず何か意味があるような..気がしています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.18
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済ませなければいけない予定のため出かけようとするも.. どうも体調が思わしくなく家で一日寝ていました。ベラクルス滞在後は毎回このように体調の悪さを引き摺るような.. 気温と気圧の大きな変化は身体によくない・・とあらためて心に刻む一時。夕方に目を覚まして少しスッキリしたので思い立って予定を片付けに首都圏へ。パチューカで盗まれてしまった財布.. お金よりも中に入っていた身分証や、従妹からもらった御守り、キューバの友人にもらったキーホルダー、そしてダンサーの友人にもらった特別な記録媒体USB..(想いのこもったものが詰まりすぎているので盗った人..きっと罰があたると思います) 身分証を発行する事務所の周辺は、先日の地震で大きな被害を受けた地区で、目の前のアパートがイヨイヨ取り壊しの作戦会議中でした。 再発行を済ませ、バスでレフォルマ通より今夜の予定、Palacio de Bellas Artesの劇場へ。この日は滅多にないことですがバスの中で携帯のラジオを聞いていました。明日のサッカーの試合状況のチェックです。レフォルマ通りの大きなホテルにさしかかったあたりで、聞いているラジオが遮断されサイレンと共にAlelta Sismica(地震がきます)が繰り返され(汗) 隣にたっている方にイヤホンを渡し「地震がくるらしい・・」「え? 確かにビルから人がでてきている」その瞬間、バスが大揺れ・・ 人々の悲鳴・・ レフォルマ通りの中心に皆が走っていて・・まさに映画の場面のような景色が目の前に繰り広げられ.. 揺れが止まってから運転手さんがバスの扉をあけてもらい、外で立ちすくんでいる人の元へ。 しばらく様子を見た後、歩いて劇場の方に向かてみるとアラメダ公園には立ちすくんだ人で溢れていました。 パニックで発作、過呼吸などで倒れている方もいます。 そうこうしているうちに目の前を歩いていたオジサンが突然たおれ、足がつってしまったようでした。皆でおじさんの足をさすったり、あおいだりしながら回復を促すも、全く足が元に戻らず救急車を呼ぶも、きっと多くの場所で同じようなことが起こっていたのだと思います。全く救急車がない状況.. 警察の方々がきてくれて対処してくださるようだったので、劇場にかけつけ「今日の舞台は中止ですか?」 「いまのところ実施です」(自宅の様子が気になっていたので意表をつく御返事に少々戸惑い..) 今思えば、、いつも終わってから気が付くのですが、体調の悪さの理由は「地震前の予兆?」 そういえば前回の時も・・だからといって何ができるわけでもないのですが、何かしら体感予兆があるものですね。 この日の公演は台湾の世界的なダンスカンパニーClaud Gate Dance Theater の特別な演目「Rice 稲米」 メキシコにくることが決まってからズット楽しみにしていました。ダンスのSilvina先生に薦められビデオを見て、監督のお話も聞いて、その桁外れた美しさ。ダンスだけでなく、ダンスカンパニーの成り立ちや、稽古場も兼ねた劇場がマタ素晴らしく、創る事全てが「清い」 そのために世間と距離をとって全ての制作が別次元で煮詰められている・・そんな夢のようなことを想像させてくれるカンパニー。Cloud Gate Dance Theater Oficialhttp://www.cloudgate.org.tw/en/cloud-gate-theater.html稲作を通じた自然と人との調和・・ビデオではわからない生の舞台での今日の体験は、地震の後だったからこそ余計すべてが心に深く刻まれました。 身分証にも再発行の日付2月16日が刻まれ、多分この日のことは一生忘れない.. 数日前に見た素敵な「雲」を思い出しつつ・・Cloud gate.. 雲の扉。見上げる空に広がる雲は、常に様々な扉を開いてくれる.. 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.16
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シティからベラクルスへ・・2000m近くの気圧の変化と温度差で滞在中は睡魔との戦い。 きっと幼い頃に一度訪れているのではないかと思うのですが記憶にはなく、物心ついてからは確か2009年、「万博で助けた方が恩返しをしたいと言っている..通訳で付き添ってください」という特別な御依頼で、メキシコで出会った特別な青年に同伴。そこでオカリナをなくしてしまったり.. いろいろありましたがベラクルスの大自然に触れ、コーヒーの実がフルーツのように甘い事を知り、港町ではダンソンというエレガントなダンスが踊られていて、港町の風景が何とも風情がありましたが、とにかく「暑くてたまらん」と逃げだすようにシティに戻ってきました。 2016年にはベラクルスのPoza Rica「語り部フェスティバル」のゲストで伺い5日間に渡っての濃厚な日々。 ベラクルスも広いので場所によって大きく事情は変わるのですが、こちらも同じく猛暑で朦朧。帰ってきてから1週間寝込んだ記憶が鮮明。とはいえココで「鹿」さんに御会いできたことで最終公演までの物語の一部として貴重なベラクルスでの日々。 そして2018年の今回は「サメ」。幼い頃に父が映画館に連れていってくれたのは当時大ヒットしていた「ジョーズ」。この映画は暫くトラウマになり、あのジョーズが出てくる際の「ズンズン」という音響効果が忘れられない恐ろしい記憶となっています。 その音にまさかサッカー場で再会するとは.. このサメをチームのマスコットとしているベラクルス。 サッカー場入口にもサメが大きな口を開けて溢れていました。そしてチームがチャンスをものにすると、この音響が響き渡るのです.. ハーフタイムにもサメが踊っていました。 時期的にカーニバルだったので衣装もバッチリ決めていて・・笑。シティに戻る直前に訪れたLa Pasadita(ラ・パサディータ)という地元タクシー運転手のお薦めのレストランが素敵で、御店の方が薦めるFilete del acuyoはAcuyoという大きな葉っぱにくるまれ蒸された魚料理の柔らかく香ばしい味、同じく御店の特性スープに元気復活。御店の雰囲気も南国モードで素敵で、水槽の魚は人懐こくて傍によるとササッと寄ってきてくれます。そんな魚に感動しているとベラクルスの誇る水族館訪問を薦められましたが、出発時刻まで時間がなかったので、バスターミナル傍の動物園へ向かうことにしました。御店の方いわく動物が少なくて寂しい場所で薦められないというのですが、それなら尚一層いってみたくなります。 La Pasadita Facebook 途中歩いていると物凄く不思議な音色に包まれました。まるでレインスティックに取り囲まれたような「ザザーッ」という波音が上空から聞こえてきて.. ふと見上げると豆の木でした。楽器にもなっていますが長い大きな豆が、風に吹かれて木になったまま鳴っていたのです。思わず立ちすくんで暫く豆の木の下で鑑賞。この音色と風にゆれる豆は一生忘れることのできない瞬間になりそうです。残念ながら動物園は月曜日で閉まっていて入ることはできませんでしたが、入り口の素敵なイラストの「鹿さん」に御挨拶。バスに揺られシティに戻ってきて再び寝込んでおります。何度訪れてもこの気圧と気温の変化には慣れることはできません。心身に濃厚な記憶を残すベラクルス、、素敵な店長ベティさんとスタッフのドミンゴさん、記者のグティさんと再会できる日を夢見つつ・・ベラクルス日和To be continued..佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.12
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自宅と大学、そしてパチューカの往復の日々。すっかり首都圏が縁遠くなってしまいました。久しぶりに手続きでセントロに繰り出してみると、大工事が行われていたInsurgente駅はスッカリ整った都会のオアシス的な場所に大変身。最寄りの地震で崩れて話題となっていた高層ビルもイヨイヨ取り壊しが始まっていました。 まずは「すき家」で栄養補給。こちらも以前よりサラダの詰め方が素敵になって、量も若干増えていて美味しくなっていました。この周辺も壁が崩れたり、目の前の歩行者道の大工事でダイブ御苦労されているかと思いますが、地震から5カ月、再生メヒコ・元に戻るというよりも、新しく始まる勢いを感じる機会を嬉しく思います。 今日の行き先は某航空会社。無理やり買わされた航空券の代金返却の手続きを行っています。本当に昨年10月のブエノスアイレス往復は散々でした。行きはパイロットのストライキで飛行機が飛ばず、別の航空会社に変更となるもエンジントラブルで飛ばず、ようやくチリに向かうも接続の飛行機が既になく、2日がかりでの到着・・ そのブエノスアイレスからメキシコに戻る際に「航空券を買わないと乗せることができない」・・?? 時間がなかったので取りあえず一番安いものを買いましたが、どう考えてもオカシイのでメキシコに戻ってからオフィスに抗議にいくと「やっぱりオカシイ」ということで、苦情を全て書類におこして代金返却の手続き。他、郵便局などモロモロの用事を済ませ、一息ついたところで久しぶりにポピュラーアート博物館 Museo Arte Popular に閉館間際にかけこみました。毎年おこなわれている新進気鋭な作家さんによるコンテンポラリー民芸作品の展示Arte / SANO・5.0 数字は5回目なので5.0なのですが、年頃な一致とSANO表示で少しドキドキ・・ 今年も素敵な作品の数々を堪能。本当に創る方の丁寧で創造的な作品の数々に感動します。どれだけの時間を費やすのでしょう、、そしてどこかメッセージを感じる動物の佇まい。銀細工のフクロウ、カメのトーテムポール..etc、この展示とは別ですが、入り口には昨年のアレブリヘス入賞作品が展示されてあり、そのなかには「鹿」の体に「ハチドリ」のデザインがされているアレブリヘスが・・ 早速、鹿の踊りダンサーに写真を送ってわかちあいました。アレブリヘスにしては非常に優しい色使いで新鮮。鮮やかなMantalaya「エイ」の作品もありました。どちらかというと小さな博物館ですが、盛り沢山で発見に絶えません。1カ月に一度は訪れたい場所・・ 今日も御馴染みウィチョルのフォルクスワーゲンに見とれてきました。素敵なものを見ると活性化する心身。 やっぱり、この世界に身をおきたいし、何かできることを模索していきたい、、自宅に戻ってから大学に送る資料一気に完成。再び創る日々が始まろうとしています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.06
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祭日の月曜日・・最近メキシコは暖かい小春日和な日々が続いています。多忙な日々が続いていたので、日本から持ってきた「鹿さんデザイン」のコップを初めて使用して久しぶりにビールを飲んでゴロリ・・あらためて素敵なデザインに満足。このコップと一緒に持ってきた鹿の壁掛けは、公演で御一緒した「鹿の踊り」のダンサーに進呈することを決めています。公演の後、忙しい彼はメキシコ国内でセミナーなどで巡業していて、なかなか御会いすることはできませんが、、 ふと扉付近で大きな猫の鳴き声がしていることに気が付いて、開けてみると大きなトラネコさんが佇んでいました。すぐに猫さんは玄関に降りて行ってしまい、ついていってみると車の下にうずくまっています。「おいで、おいで」と暫く傍にしゃがんでいると、意外と人懐こく車の下から出てきてくれました。 そのまま束の間の交流・・ 可愛いのですが・・本当に大きくてビックリ。 写真ではわからないと思いますが、本当に特大で・・ ゴロリと寝そべって優雅に過ごしてくれているので、そっとしておきました。途中、別の住人の出入りの際にササッと出て行ってしまいましたが・・ちなみにせっかくなのでMAMBOと命名。また訪ねてきてくれないものかと心待ちにしています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.05
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明けても暮れてもサッカー漬けな毎日。 選手の名前だけでなく各自の物語等も頭に入ってくると、マルデ家族の活躍を見守るような気持ちになってくる不思議、、そして毎回ハプニング連続の結果未定な面白さにも興奮。 日本に滞在中はヨーロッパや日本のリーグ、高校サッカーに至るまで追いかけてしまいました、、 世の中が熱狂するサッカーの勢いは本当にスゴイものがありますが、日々その理由を体感。 サッカーを見続けるようになってから、すっかり遠ざかってしまったダンスの公演鑑賞・・そんな中でフト目にしたダンス公演のお知らせ、Eterno Caracolカンパニー(訳・永遠のカタツムリ)舞台のタイトルは「Aliento de Viento y Agua」(風と水の励まし)このタイトルとカンパニーの名前が気になって、気になって、駆けつけてみると・・ 踊っているダンサーは皆どこかで見かけたり、実際に話したことのある人ばかり・・ その中に一人若干、高齢な方が踊っているのですが、その存在感がたまらない魅力を発揮してらっしゃいました。終わってから気が付いたのですが、その方がカンパニーを率いるコレオグラファーのEster Lopezlleraさんでした。始まりの彼女のソロは正に舞踏の世界で、細やかで静かな表現と独特の表情に引き込まれました。舞台は短い場面が走馬灯のように重なっていく中で物語が進んでいくような、でも実は物語というよりも一瞬の心象風景が繰り広げられていく中で、不思議な世界が点滅していくような、、始まりに紙が飛び交っていて、、途中で紙飛行機と共にダンサーが飛ぼうとする、、 ダンスの技術も非常に洗練されていて美しかった、なにもかもが・・ 特に音楽が幻想的でした。あまりの感動に呆然・・メキシカン「ピナ・バウシュ」のような・・とにかくコレオグラファー自身のダンスが魅力的で、彼女に釘づけ・・ 更新されていませんがカンパニーの詳細http://eternocaracoldanza.wixsite.com/site高速バスの中でも思わぬアニメーションを見ることができました。まるでCOCOのように日本文化がテーマになっている海外作品(Kubo y las dos cuerdas magicas 邦題・KUBO日本の弦の秘密、2016上映)。 ここでも紙が飛び交っていて、明らかに「折り紙」がテーマになっていました。まるで「竜の子太郎」のように片目のない少年が父の鎧を探しに行く、、という物語で、折り紙でできたサムライがガイドとなり、少年が三味線をひくと相手を倒す武器となる、、あんまりに強引な展開に少し戸惑いつつ、、全ての日本昔話に出てくる登場人物を捕ろ込んだような・・ それでも映像が美しかったし、目の前に展開される全ての喜び、哀しみに直面することの大切さが語られていて、それを見えないようにして幸せを手に入れるのは間違っている、、 そんな壮大なテーマにも納得。詳細はコチラに http://gaga.ne.jp/kubo/https://www.youtube.com/watch?v=t90hk4sy_HE丁度、舞踊フェスティバルのインスタレーションと、学生演劇における制作補助の依頼を同時にうけたところ、、この二つの遭遇は目を覚ますためにも必要でした。 あまりに大きな人の流れと歓喜の中で見失いかけているもの・・全く別物とはいえ、忘れてはいけない初心に帰る一時。 二つの制作プロジェクトが同時進行することになった現在、我に返る一時に感謝。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.02.02
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