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『風車(かざぐるま)』目まぐるしく過ぎて行く季節の中で、掴みとろうとしていたものはいったい、何だったのだろう。浮かれすぎた都会の片隅で夢ばかり見ていたけれど、風は現実しか運んで来なかった。カラカラ カラカラと心は空回り風に回されていた風車。おじけづいて戸惑っていた毎日の中で、わたしが怯えていたものはいったい、何だったのだろう。思い通りにいかない時間だけをただ浪費していたけれど、現実から逃げていただけだった。カラカラ カラカラと心は空回り風に回されていた風車。好きな歌なのに上手く歌えない。好きな人なのに上手く話せない。憧れには手が届かない。いつも、どうしていいか分からない。走り出せば、すぐに転ぶし立ち止まれば、後ろから急かされて・・・。カラカラ カラカラと心は空回り風に回されていた風車。夢に駆られた摩天楼の中でひとりぼっちで回る風車。
2017.02.22
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『生きていく』泣きたいことは日々山ほどある。毎日、この山を登っては下って明日を迎える。心電図の波形のように繰り返す波のような毎日を乗り越えてこれまでもそしてこれからも生きていく。生きていて楽しいことなんか無いなんてそんなことあるもんか。繰り返しの様な日々の中でも幸せはたくさんある。辛い時ほど幸せは輝くんだ。それを見つけられる目は心の中に必ずあるはず。幸せは誰も見捨てないから。ただ、見逃しているだけなのだから。
2017.02.17
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『冬の夜空』冬の夜空に散りばめられた無数の銀の華月光は樹々に降り注ぎ静寂だけが夜をつくる夢の足音は遠く空に孤月の浮かぶ夜
2017.02.15
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『冬の親衛隊』風が唸る。春を遠ざけて冷たい2月の風がゴウゴウと吹きすさぶ。冷たい風は冬の親衛隊。春を近づけまいと唸り暴れる。凍えた手を握りしめながら風の中を歩く人々。わたしも風に負けまいと顔を上げて歩く。
2017.02.12
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『いたずら(失恋猫探しの旅)』淡い悲しみを呼び起こしてみる。それは、遠い遠い恋の切れ端。冬の黄昏は傷口に、そっと触れる指先。おどけた いたずら。森に消えた猫の追跡。時の風に晒されながら遠い遠い恋の切れ端が心の隙間でまるで忘れ去られた様になっていたから森の中で丸くなって隠れている猫にそっと触れたくなったのかもしれない。
2017.02.07
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