ある日の昼下がり、なんとなく冷蔵庫を開けたらな――
なんかカオスやってん。
古い卵、賞味期限切れの豆腐、
「いつ買ったんやこれ」っていう謎のタレ。
冷凍庫には、霜にまみれたアイスの残骸。
見た瞬間、思った。
「これ、俺の人生そのものちゃうか?」って。
① モノが多い=思考もごちゃごちゃ
冷蔵庫ってさ、
入れすぎると何がどこにあるかわからんようになるやん?
あれ、まんま頭の中の状態やと思う。
あれもこれも手をつけて中途半端、
結果、冷めてカピカピ。
要らんもん捨てられへんのも、
人生の“停滞”の象徴やな。
② 賞味期限=タイミングの大事さ
冷蔵庫整理してるときに、
「あと2日で期限切れる!」とかあるやろ?
でもそれ、人生も同じやねん。
やりたいことにも“旬”がある。
先延ばしにしてるうちに、
気づいたら冷めて腐る。
タイミング逃した夢や目標って、
まさに“忘れられたウインナー”やで。
③ 綺麗にしたら、心までスッキリする
掃除して、使わんもん捨てて、
整理整頓してからドア閉めた瞬間――
なんか、胸の中までスッとした。
冷蔵庫の中がスッキリしただけで、
自分がちょっと前向きになった気がする。
「整う」って、禅とかヨガとかの話かと思ってたけど、
冷蔵庫でもできるんやな。
④ おかんの一言が刺さる
整理してる横で、おかんが言うたんや。
「冷蔵庫ってな、“今の生活の鏡”やねんで。」
確かに、
自炊サボってる時期は中がスカスカ。
無駄遣いしてる時期はパンパン。
俺の人生、まさにその繰り返しや。
⑤ 綺麗になったら節約もできる
中身が見えるようになったら、
「もう買わんでええやん」って気づく。
重複買いが減って、食費も節約。
結果的に財布も心も軽くなる。
まさか冷蔵庫掃除で節約術まで身につくとは思わんかった。
まとめ
冷蔵庫の整理って、
ただの掃除ちゃう。
自分の“生き方の棚卸し”や。
要らんもんを捨てて、
必要なもんを見えるようにして、
冷たい空間に“秩序”を取り戻す。
気づけば、心もスッと整っとる。
俳句で締め
冷気にも
心の隅を
映す影
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