しんたの漫画ブログ

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2025.04.10
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カテゴリ: 進撃の巨人

こんにちは!『しんたの漫画ブログ』の中の人、しんたです。今日は「進撃の巨人」の漫画7話『小さな刃』について、ネタバレ満載でお届けしちゃいます!この回はミカサの心情変化が見どころで、実は後の展開にも繋がる重要な伏線がギュウギュウに詰まっているんですよね。「進撃の巨人」ファンの皆さん、一緒に深掘りしていきましょう!

『小さな刃』のあらすじ - ミカサの絶望と決意

7話『小さな刃』は、シガンシナ区での巨人との戦いの最中、ミカサがエレンの死を知る場面から始まります。アルミンから泣きながら伝えられたエレンの死(巨人に食べられたこと)を知り、ミカサはショックを受けます。でも、そんな状況でもミカサは冷静さを失わず、兵士たちを先導して巨人と戦い続けるんですよね。

しかし、ガス欠で立体機動装置が使えなくなり、絶体絶命のピンチに陥ります。そんな中、ミカサは過去のエレンとの思い出、特に「戦え」という言葉を思い出すんです。これがミカサの心に火をつけ、再び立ち上がる原動力になります。

そして物語の終盤、なんと巨人を倒す謎の巨人が出現!これがミカサたちの窮地を救うという展開になります。この謎の巨人の正体は…まだここでは明かされません(ニヤリ)。

タイトル『小さな刃』の深い意味

この回のタイトル『小さな刃』には、実はとても深い意味があるんです。回想シーンで少年エレンが強盗を刺した「ナイフ」と、現在のミカサが巨人に向けた「折れたブレード」が重なっています。小さくても、それが命を守る武器になる。そして、その「小さな刃」が今と昔でつながっているという表現が本当に秀逸なんですよね。

ミカサの心の中にある「戦う意志」そのものを表している んですよね。

ミカサの感動的な心情変化

この回で特に印象的なのは、ミカサの心情描写です。アルミンに「怪我はない?大丈夫なの?」と聞いた後、アルミンが頷くとホッとするミカサ。そして「エレンはどこ?」と聞くと、アルミンは泣いた顔を見せるだけ。ここでミカサは全てを察するんです。

普通のマンガなら「エレンが死んだ」とセリフで言わせるところを、表情だけで語らせる表現が本当に上手いですよね。前回の6話「少女が見た世界」でミカサにとってエレンが大事な人と語られた直後のこの展開は、読者にとっても大きな衝撃だったはずです。

ミカサの頭痛の謎

この回ではミカサの頭痛が4回目として描かれています。これは単なる身体的な症状ではなく、実の両親に続いて、カルラさんとエレンという家族を失ったミカサの精神的苦痛を表しているんです。この頭痛の描写は後の展開でも重要な意味を持ってきますので、要チェックポイントですよ!

巨大樹の下で寝ているエレンの回想シーン

ミカサの回想に出てくる「巨大樹の下で寝ているエレン」のシーンも重要です。このシーンは1巻1話で描かれていたものですが、実は後の138話「長い夢」でのミカサの「いってらっしゃい」というシーンを示唆しているという説もあります。諫山先生、最初から最後までの構想がしっかりしていたんですね!

伏線と謎 - 後の展開に繋がる重要ポイント

7話には、後の展開に繋がる重要な伏線がいくつも張られています。特に注目したいのがライナー班の会話です。

ライナー班の謎めいた会話

ライナーが「まだだ…やるなら集まってからだ」と言うシーンがあります。この時点では意味不明な発言ですが、後の展開で明らかになるのは、ライナー・アニ・ベルトルトが実はマーレの戦士だったということ。彼らはトロスト区の内門を破壊するタイミングを伺っていて、「巨人が集まってから」作戦を決行しようとしていたんです。

この会話にマルコも参加していますが、彼はライナーたちが敵の巨人だということを知らないため、発言の真意を理解していません。この何気ない会話が後の大きな展開に繋がるなんて、初読の時は気づかなかったですよね!

7話の見どころポイント

7話の見どころをいくつかピックアップしてみました:

  • 最初に重を口に突っ込んで死ぬ兵士の姿が恐ろしい(映画「フルメタル・ジャケット」を参照しているという説も)
  • ジャンの「お前ら本当に腰抜けになっちまうぞ!」に対して、「そいつは心外だな」と返すライナーの姿に、兵士としての誇りが垣間見える
  • ミカサの表情の変化だけで心情を表現する繊細な描写
  • エレンの「戦え」という言葉がミカサの原動力になるシーン

7巻との関連性 - 壁外調査編との繋がり

ちなみに、単行本7巻は7話とは全く別の内容で、27話から30話が収録されています。7巻では女型の巨人との戦いが描かれており、エルヴィン団長の作戦やリヴァイ班の悲劇など、壁外調査編の重要な展開が含まれています。

7話と7巻は内容的には直接の繋がりはありませんが、どちらもキャラクターの死や喪失感、そして「戦う決意」というテーマが共通しています。7話でのミカサの決意と、7巻でのエレンの決意は、どちらも大切な人を失った悲しみから生まれたものなんですよね。

まとめ - 小さな刃が秘める大きな意味

進撃の巨人7話『小さな刃』は、一見するとシンプルな戦闘シーンのようですが、実は後の展開に繋がる重要な伏線や、キャラクターの心情変化が丁寧に描かれた回です。特にミカサの絶望から決意への変化は、彼女のキャラクター形成において重要なターニングポイントになっています。

タイトルの『小さな刃』が示すように、小さくても鋭い意志があれば、絶望的な状況でも立ち上がることができる。そんなメッセージが込められているように感じます。

次回は、謎の巨人の正体が明らかになり、トロスト区での戦いがさらに激化していきます。ミカサの活躍や、エレンの運命など、目が離せない展開が続きますよ!

みなさんは7話のどのシーンが印象に残りましたか?ミカサの決意の瞬間?それとも謎の巨人の登場?ぜひコメント欄で教えてくださいね!

それでは、次回の記事でまたお会いしましょう!しんたでした!






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最終更新日  2025.04.10 20:48:24コメント(0) | コメントを書く


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