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(…その4から続く)ファンタジースプリングスに ホテル側からではなくエントリーウェイ側から入る場合は、洞窟を抜けた先の分かれ道を左手に進むと「ピーターパンのネバーランド」へ、右手に進めば「ラプンツェルの森」へと行くことができます。午前中に「ラプンツェルのランタンフェスティバル」を体験した際に私は「暗くなったら絶対にまた来てみよう」と心に決めていたので ファンタジースプリングスに舞い戻った後はとりあえず右手の道を進んだのですが、この時間(18:00過ぎ)のラプンツェルの森はまだ明るくて昼間とそう変わらない雰囲気だったので お隣のフローズンキングダム「アナとエルサのフローズンジャーニー」の方へ先に行くことにしました。アトラクション入口前に着いたのは18:10頃で、今回は朝とは違って左側のプライオリティ・アクセス・エントランスへまっすぐ向かいました。右側の 朝方は「ゆっくり建物の中を見てから乗る」ルートとして使われていたスタンバイパスエントランスの方はこの時間 待ち時間はチェックしませんでしたけれど建物の外のロープ内まで列が伸びていたようでしたが、プライオリティ・アクセス・エントランスの方は乗り場までほぼ待ち無しで、本当にびっくりするくらいすぐ船に乗れてしまいました。(朝方はこちらのエントランスも屋根下のロープ列からはみ出るくらい並んでいたので おそらく乗るまでには5分以上かかったのではないかと思われます。)本日二回目となる「アナとエルサのフローズンジャーニー」は写真も撮らずにじっくり楽しみましたけれど、内容の素晴らしさを再認識したのももちろんですが、「こんなに複雑なアトラクションなのに よくもまあ止まらずに壊れずに一日中ちゃーんと動いてるなあ…」と感心することしきりでした。(詳しく説明できなくて申し訳ないのですが、乗ったことのある方ならきっとこの気持ちをわかってくださるんじゃないか と思います。)今後このアトラクションでいわゆる「システムダウン」に当たってしまっても、なんか納得して許してしまいそうな気さえします。全てがさらに順調に運ぶような改良を今後していけるといいなあ と素人ながらも思ってしまいましたよ。それからこのアトラクション 朝方はなんだか体験時間がとても長いように感じたのですが、あらためて意識して時間を計測してみたら船に乗って実際に物語を辿っている時間は6分ちょっとだ ということがわかりました。船に乗り込んでから出発するまでの時間と物語が終了してから下船場所に着くまでの前後の乗り降りの時間も含めると8~9分くらいの体験時間になるようです。(混雑具合によってこのあたりは変わってくると思いますけれど。)その後はネバーランドへ行って「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」へ。朝の体験で「これは私のような老体にはちょっとキツいかも」と思ったので積極的に乗りたい気持ちはそんなになかったのですが、夫が「食事した後では絶対ムリだと思うから今のうちに行っておこう」というので 納得して。アトラクションのプライオリティ・アクセス・エントランスを入ったのは18:25過ぎ頃、そこから3Dメガネを取る場所の手前まではほぼノンストップでしたが、スタンバイパスエントランス利用のゲストと合流した後のこのメガネを取る場所が非常に混雑していて押し合いへし合い状態で 通過するにも相当に時間がかかり(今日この時間たまたまだったのかもしれませんけれどね)、正直「この混乱ぶりはどうにかならないものか…」と思ってしまいました。(朝方がたいへんスムーズでしたので尚更でした。)乗り場にたどり着いて船に案内されたのが18:45くらいでしたので、プライオリティ・アクセス・エントランスを利用しても20分近くかかったことになります。きょうの中で一番「乗るまでに時間がかかった」アトラクション体験になりました。さて、本日二回目の「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は。一回目に乗った時は予備知識がまったく無かったので勝手がわからず、ピーターの動きにつられてあっち向いたりこっち見たり、状況を把握しようととにかくキョロキョロしすぎて途中で「ああ…ついていけない…」と思ってしまったので、今回は目を見開くのも控えめにして頭も動かさず 子供たちを見守るようなつもりでゆったりした気持ちで目の前の光景を眺めて過ごしたところ、無事楽しむことができました。たぶん、人間の脳って 老化してくると多種多様な情報や初体験の体感などを全部同時に把握して瞬時に処理する力が衰えてくるのでしょうね。外部からの情報を取り込む→処理する→対応する の間に生まれてしまう僅かな時間差が、心身にちょっとした不具合を招いてしまうのかもしれません。年齢が上がっても普段からこういった「最新技術の詰め合わせ」みたいな世界に接し続けてスリリングな毎日を過ごしていらっしゃる方にとっては この「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」くらい まったく何の問題もないアトラクションだと思いますが、そうでない方は事前に多少の情報を得て心の準備をしてから利用なさった方が良いかもしれませんね~そして、繰り返しにはなりますが、「若くて元気な方々にはぜひぜひ一度体験していただきたい」。当面の間は混雑もするでしょうし、そもそもエリアに入るのすらひと苦労でしょうけれど、未来のある皆さんには機会があればぜひこの新しい世界に触れていただきたい という思いを、朝方にも増して私は強くしたのでした。ピーターパンから出ると、時刻は19:00。あたりはようやく薄暗くなってきて灯りも点り始め、いよいよ「…これはラプンツェルの森にランタン見に行くチャンスか?!」と思いましたけれど…夕食をモバイルオーダーした時間が近づいてきてしまっていたので、私達は「スナグリーダックリング」へ向かうことにしました。(モバイルオーダーは便利なシステムで重宝しますけれど、受け取り時間に1分でも遅刻すると自動的にキャンセルされてしまうそうなので、注文時に受取時間を想定してうまく選択するのはなかなか難しいですよね。)こちらのお店は「塔の上のラプンツェル」の中に登場した酒場をモデルにしているそうですが。スナグリーダックリング というお店の名前は「ふわふわ可愛いアヒルちゃん」とでも訳せばいいのでしょうか…その呼び名の通り こちらの店内には子アヒルのモチーフがあふれていました。お料理を受け取るエリアにも。ダイニングエリアにも。「酒場」のイメージにはそぐわないような可愛らしいアヒルの姿がいっぱいです。席に着くと、イスの背にまでアヒルがいたのでびっくり。もちろんお料理をのせるトレイもアヒルちゃんのデザイン。私達が受け取った料理を抱えてダイニングエリアに入ったのは19:15くらいでしたが、この時間は簡単に空席を見つけられるような状況でした。(席数多いのですね。)注文していたのは「ダックリングドリームバーガー」「フライドシュリンプバーガー」「スイーツエバーアフター」などで、どれもたいへん美味しくいただくことができました。(パーク内のレストランで「これ美味しい!」と感じるバーガーに久しぶりに出会った気がします。)いずれもボリュームがあり、若くない私達には 食べきれるか? と不安になるくらいでしたよ~店内のあちこちには映画を思い起こさせるような装飾がたくさんあるようで(私は一度しか観たことがないのであまりピンとこなかったのですが)、時間をかけて店内を見て回り ひとつひとう熱心にカメラに収めていらっしゃる方も多かったです。それぞれ何かエピソードが隠されていそうな店内の装飾をぼんやり眺めながら食事していたら、私も機会があればもう一度映画を観直してみたいものだなあ という気持ちになってしまいましたよ~(ファンタジースプリングスにいると、随所でそう思ってしまいますが。)作品の世界をテーマにしたエリアをパーク内に誕生させるということは、きっとこういう効果も期待してのことなのでしょうかね~食事を終えて19:55頃にスナグリーダックリングを出ると、外は昼間とは状況が一変、文字通り「ランタン祭りの夜」になっていました。「暗くなったら絶対行きたい!」と思っていたランタンフェスティバルに やっと行くことができそうです。私達は お店のすぐお隣にあるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入り、頭上にランタンが点る小径を歩いて乗り場へと向かいました。上を見上げて写真を撮影する時以外は立ち止まることもなく、ゆっくり歩いて1~2分。乗り場の建物の中でスタンバイパスエントランスからの皆さんと合流するとすぐに舟に案内され 水路に出ることができました。こちらのアトラクションも本日二回目になるので、今回は名場面をしっかりカメラに収めることもできました。さっきまでいた酒場「スナグリーダックリング」も忘れず撮影。ほんとほんと、お店の外観 このとおりだったのよね~ああ やっぱりこの場面はきれいですねえ…短い船旅を終えて舟を降りると、建物の外へ出てからもランタンの灯りはずーっと続いています。温かな色の光に導かれて 思わず折り返してもう一度プライオリティ・アクセス・エントランスに入りそうになりましたよ。ラプンツェルの森は夜になるとこの数多くの「ランタン」の灯りのおかげでエリアの一体感が高まるのですね。次回また「ファンタジースプリングス・マジック」を利用してパークを訪れることがあったなら、夜はこのアトラクションを何度もループして過ごすのも楽しいかな と思いました。さて、この時点で時刻は20:10。20:30の花火は既に中止が告知されていて、残るパーク時間はあと50分。――ファンタジースプリングス内のアトラクションにもそれぞれ2回ずつ行けたことだし、そろそろ帰ることを考えようか。疲れたのか夫はそんなふうに言いましたけれど、私の方は時間が許すようなら最後にもう一回「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験しておきたい気持ちがあったので、そのままお隣のフローズンキングダムへ。すっかり夜の景色となったフローズンキングダム。雪山と氷の宮殿は暗くなるとこんな姿になるのですね。映画の中みたい。この時間、このエリアにいらっしゃるキャストさん達は「21:00になるとエントリーウェイは通行できなくなる」ことをあちこちでアナウンスし始めていらっしゃいましたので、ゲストの皆さんも時間を確認しながらちょっと忙しない様子でしたよ。「アナとエルサのフローズンジャーニー」の前まで来ると、夫は 僕はいいから一人で行ってきなさいよ と言いましたので(珍しく人気アトラクションにいっぱい行ったので人酔いしちゃったみたいです)、お言葉に甘えて私はひとりでプライオリティ・アクセス・エントランスへ。今回もそんなに待たずに乗り場まで案内していただけて、もう何度もこのアトラクションに乗っているらしい熱烈なファンの皆さんと思われるグループや 朝早くに取得したスタンバイパスを利用して「やっと来られた~」とやや興奮気味な皆さんなど、さまざまな方と一緒に船に乗り込んで本日三回目の物語の旅へと出発しました。今日の最後に 素晴らしい歌声をききながらひとりで巡った姉妹の物語は 朝と夕に訪れた二回の時よりもいっそう心に沁みるものがあり、夫を外に置いてでも乗りにきてよかったな と素直に思いました。ありがとうございました。良い体験でしたよ。アトラクションから出て 外で待っていた夫と合流した時には時刻はもう20:30になっていました。私達はそのまま城門から出て アレンデールの町を通り抜けてホテルの方向まで戻りました。ホテル前にたどり着くと、午前中も写真を撮ったミッキーの噴水(泉)はブルーの光に照らし出され、昼間とはまた違った雰囲気になっていました。ホテルの一階部分にあるショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」の前には入店待ちの列がまだあったように見えましたけれど、この時間からでも入店待ちの列に並ぶことができるのかどうかは定かではありませんでした。そして20:40。私達はきょう一日の大部分を過ごしたおとぎ話の森を離れ、ファンタジースプリングス・エントランスのゲートを出ました。 初めて歩いた森、初めて乗ったアトラクション、初めて触れた新しい世界。何もなかったところに生まれ出たファンタジースプリングスは本当に 誰かが魔法の杖を振ったら一瞬で地上に現れたかのような あるいは「目を閉じてみる夢」のような、成り立ち自体がまるでおとぎ話そのもののような世界でした。ホテル館内に戻ってからは、帰る前にもう一度 と 3階レセプション前の扉を出てパークを見渡せるテラスへ行ってみました。泉のある場所なのでしょうか、暗い森の中 木々の間に点々と浮かび上がるブルーの光が印象的でした。森の向こうにアレンデール城が見えるこの景色も、なんか言い方がおかしいかもしれませんけれど「ああ、お隣の国のお城が見えるわ…」なんて つい思ってしまいます。(さっきまであのお城の近くにいたのよね~)おとぎ話の森を一望できるこのテラスにいると、なんだか自分がこのお城に住んでいるお姫様になったような気分になるのですよね。小さいころによくそんな自分を妄想したものですが、まさかこの年齢になって再びそんなことを思うなんて…笑ってしまいますが、それもこの場所の持つ力ゆえ なのでしょうね~いよいよ帰りに向かおうと正面玄関横にあるベルデスクに行ったのはちょうど21:00頃でした。こちらのホテルのベルデスクは荷物預かりの他にパークチケットの販売も行っているため 予想していたことではありますが この時間は大混雑で、順番待ちの列はグランパラディラウンジ脇の階段上を通り過ぎてファンタジーシャトーラウンジのソファーのあるエリアまで伸びていました。列に並んで数分待っていると 前から順にキャストさんが回っていらして用件をきいてくださったので、私達は 預けた荷物を車寄せに用意してください とお願いして列を離れました。屋外駐車場にとめた車へ向かうために長い廊下を歩いてエレベーターホールへ向かうと、こちらにもまたまた大層な列ができていました。(なにせエレベーター4基しかありませんからね~)私達は客室フロアへ上がるわけではなく1階に下りたいだけだったので、エレベーターの裏手にある階段を利用して1階の屋外駐車場へと向かうことにしました。駐車場からくねくね坂道をのぼってホテルの正面玄関に車を着けると、そこでは到着時と同じ 元気いっぱいのドアサービスキャストさん達が多数待ち受けてくださっていました。私達と同じようにホテルを発とうとする車。 到着する車。ファンタジースプリングスホテルを利用するゲストはみんな行動のパターンがよく似ているので、こちらの正面玄関車寄せもパーク閉園後のこの時間帯は当然 かなり混みあっています。キャストさん達の緊張もピークに達しているはずなのですが、不思議とそこにはピリピリとした感じは一切なくて明るい声ばかりが飛び交い、忙しさを楽しんでいるかのような活気にあふれていました。私達の荷物は既にワゴンに載せられて車寄せまで届いており、受け渡しも積み込みもスムーズに行われて、最後に助手席の窓側に姿を見せたキャストさんは 私が今まで舞浜のホテルの車寄せで見た中で一番と言ってもいいくらいの飛びっきりの笑顔で「またぜひいらしてください。お待ちしております。」と声をかけてくださり、 行ってらっしゃいませ! と元気に手を振って見送ってくださいました。ディズニーシーの奥のそのまた奥に「ファンタジースプリングス」という場所がオープンするという その詳細を知った時、「入場するのもホテルを予約するのも並大抵じゃなさそうだから 新しいエリアに足を踏み入れることができるのはきっと一年後くらいになるんじゃないか」と 私は思いました。が、ひょんなことから意外に早くその日はやってきて、準備も何も整わないまま 私は今回ファンタジースプリングスホテルにやってきました。おそらく今回こちらのホテルに宿泊していなかったら、不勉強で予備知識もないまま新しい世界に向う見ずにも飛び込んじゃった私は こんなにも幸せな気持ちで舞浜を去ることはできなかったでしょう。ファンタジースプリングスホテルに宿泊したからこそファンタジースプリングスをじゅうぶんに楽しむことができた ―― そう言い切っても決して過言ではないことは 明らかです。だからね。私はきっとまたここへ来るでしょう。ディズニーシーに「ある日突然降って湧いたように出現した(!!)」大きな森を再び探検するために。まだまだよくわからないこの場所の不思議を、今回の滞在では上手に探しきれなかった新しい何かを確かめてしっかりと記憶に刻むために。この地で描く私のおとぎ話はまだまだ小さく未完成で、これからもそれは 描かれ続けていくのでしょうから。(おわり)(夜のローズコートにて)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その3から続く)今日の昼食は、昨日の夕刻 お店の入口を見に来たホテル内のブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」でとることが決まっています。今回のバケーションパッケージでは二日目のいずれかの食事をこちらのレストラン指定にすることが可能になっていて、私達はそのうちの昼食を選択したというわけです。(ほんとうは一日目の夕食のプライオリティーシーティングを取りたかったのですが、宿泊特典枠でも一般枠でも残念ながら予約をとることができませんでしたので、バケーションパッケージ専用枠を利用しました。)指定されていた時間ほぼぴったりに店頭に行って名前を告げると、 お席をご用意しますのでしばらくお待ちください とのこと。なので私達は、ホテルの三階部分まで届こうかという美しい装飾を見上げながら、しばらくお店の前の広ーいスペースで待つことに。昨日の夕方にここへ来た時と違い、きょうこの時間は周囲の大きな窓からたっぷりと入る自然光が白い床や壁に映えて よりいっそう格調高く感じられます。こちらのホテルでは宿泊棟のことをそれぞれ「グランドシャトー」「ファンタジーシャトー」と呼びますけれど、床も壁も天井も全体的に「白」基調で統一され 植物のモチーフがふんだんにあしらわれている館内は まさにヨーロッパのお城のような佇まいです。数分後、キャストさんがいらっしゃって店内の説明をしながらダイニングエリアへと案内してくださいました。このレストラン、ダイニングエリアはきっちりと仕切られたいくつかの小部屋に分かれており(オチェーアノやシャーウッドガーデンレストランのように「エリアに分かれている」という感じではなく壁や通路ではっきり区切られています)、それぞれ「スノーホワイト」「オーロラ」などプリンセスの名前がついているとのこと。私達はその中の「ラプンツェル」の部屋に案内していただきました。壁にはラプンツェルの物語の場面が描かれた額絵が飾られていましたよ。お部屋の隅には子供用の可愛らしい椅子が置かれていましたが、よく見ると椅子の背は…チョウがあしらわれたデザインになっていました。こんなところにも蝶々が! と少し感激してしまいましたよ。ブッフェ台に並ぶお料理は 前菜もメインも種類はそんなに多くない感じでした。目をひくのはシュリンププラッターでしょうか、エビ食べ放題です。ソースは2種類用意されていました。デザートもそんなに種類は多くないけれど、小さなコーンにクリームを詰めたものなど可愛らしい見た目の物が多かったです。全体的に、お子さんでも美味しく召し上がれそうなお料理が多いかな といった印象でした。(お子様向けのコーナーもちゃんとあって充実しているように見えました。)キャストさんがカットしてくださっているローストビーフもソースはやや甘めでお子様向け寄り。お料理内容的にはシャーウッドガーデンレストランよりやや大衆的だけれど、トイストーリーホテルのロッツォ・ガーデンカフェほどカジュアルではない といった感じでしょうかね~私達は舞浜で普段そんなに頻繁にブッフェレストランに行くわけではないのでよくわかりませんけれど、一番よく足を運ぶオチェーアノのブッフェと比較してみると、大きく違うのは コーヒー紅茶がセルフサービスでお食事料金に含まれているところ、着席時間の制限がないところ、(ランチタイムだけかもしれませんが)ボトルワインの価格が5000円と6000円の設定でそれぞれ何種類か用意されている明朗会計システムなところ、ワインのカラフェ販売があるところ、などでしょうか。あと、「ファンタスティックセレブレーション・タイム」というゲストの特別な日を祝う時間があり、お祝いに該当するご本人以外にもレストランにいる人全員に小さなカットケーキがふるまわれる というサービスがあったのがちょっと「びっくり」なことでした。また、もうひとつ驚いたのは店内に設けてあるお手洗い。ドアを開けたらこんな↑だったので、思わずテーブルまでカメラを取りに戻ってしまいましたよ~(お行儀悪いんですけど、たまたま誰もいなかったので撮影させていただきました。)こんな場所にまで花が咲いているなんて、やっぱりこのホテルの真の姿は「植物」なんじゃないの??魔法が解けたら草木に戻っちゃうんじゃないのーー?? …… なんてね。(ちなみに男性用の方の洗面台も同じだったそうです。夫談。)お食事を終えてお店を出たのは14:00を少し過ぎた頃。私達はそれからファンタジースプリングス再入園を目指して美しいホテルエントランスを通り抜け、車寄せ脇から「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。あずまやの下の保安検査場を通過してグランドシャトーの下のトンネルのようになっている部分にあるエントランスにさしかかったのは14:30少し前くらい。朝はこの場所もゲストでいっぱいでしたけれど この時間は殆ど人の姿はなくて静かだったので、トンネル内両側の壁に飾られているアトラクションのポスター風看板などものんびりカメラに収めることができました。ファンタジースプリングスに再入園してからは、夫が「『アラビアンコーストの方からエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスに入る』ってどんな感じなのか体験してみたい!」とかという謎の主張を強くするので、暑い中をとぼとぼ歩いてアラビアンコーストに出る手前まで行きました。洞窟部分を通り過ぎると、長いエントリーウェイはまあ 混んでること混んでること。ファンタジースプリングスエリアに入場できる時間を待っていらっしゃるのでしょうか、両側の岩にもたれかかるようにして地面に座り込み スマートフォンを凝視し続けている若い方々のグループなどが多くて、なんと言ったらいいのでしょうか 一瞬「未開の荒野」に出てしまったような気分になりました。なので、エリア内入場制限をしていることを告げるボードを撮影してすぐ引き返すことに。(背景は加工してあります 大混雑で人いっぱいだったので)―― そうかー こっち側から入ってくるとこんな感じなのかーホテル側から見ているとファンタジースプリングスはただ「深く静かな森の中」のように感じますけれど、エントリーウェイ側からだと「岩山の狭間を抜けた先にある水の湧く不思議な場所」。なるほど、「ファンタジースプリングス」という呼び名は、こちら側から歩いてたどり着いた時に初めて実感できるものなんですねえ。(洞窟のところで両手を広げて空を飛んでいるピーターパン、傍にはちゃんとティンカーベルもいるのですね~)「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」(ここにいらしたキャストさんによれば、この地点を通過するためにはこの証明書を提示するのが一番早いとのことでした)を洞窟の中のチェックポイントで提示して 外の世界よりもまだ多少は平和なファンタジースプリングスに舞い戻ったのは14:50頃でした。パークが閉園するまであと約6時間。ファンタジースプリングス内でのこの後の予定は 夕食をモバイルオーダーしてある「スナグリーダックリング」でとることのみ ですが、今回バケーションパッケージ利用でパークを訪れていた私達には ディズニーシー内で指定されていた「ショー鑑賞」と「アトラクション体験」の予定が残っていました。ショー鑑賞の方は「16:20」からのビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~、アトラクションは「17:00~18:00」指定でソアリン・ファンタスティックフライト。いずれもパーク内メディテレーニアンハーバー水域の向こう側、どちらかといえばディズニーシーのメインのパークエントランスに近い場所にある施設での予定です。実は早朝 天気予報サイトをチェックして、昨日とうって変わってきょうの舞浜は曇りがちではあるものの晴天でおそらく午後の最高気温は30度以上になるだろう との情報を得ていた私達は、「もう 午後ビッグバンドビートに行く際には、一旦ファンタジースプリングスから退園したあとリゾートライン経由でディズニーシーステーションまで行って メインのパークエントランスから再入園してブロードウェイに向かう という経路にしようよ…」と、朝のうちに決めてしまっていました。なので、そろそろこの辺でその経路をとろう と 退園するためにファンタジースプリングス・エントランス方面へ向かいましたけれど、このエリア内のアトラクションにまだ一回ずつしか行っていなかったので(「ファンタジースプリングス・マジック」を持っているというのに!) さすがにちょっともったいないような気がして途中で何かひとつアトラクションへ寄り道することにしました。で、本日二回目の「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。朝一に乗った時は興奮気味でわけもわからず… だったけれど、今回はいわば「復習」ですからね~落ち着いて冷静に、可愛い小さなアトラクションを楽しめることと思います。背中の羽をパタパタさせて見せてくださったキャストさんに案内され、ノンストップで乗り場に着いたのは14:53頃。すぐ乗れるかと思いきや、急なシステム調整で7~8分待ってからの乗車となりました。さきほどは上の空でよく見て(聞いて)いなかった コースに出る直前のティンカーベルからのお願いも今回はしっかり把握。 そしてまずはヒマワリ咲く夏の世界へ出発~青空の下 巡る景色も楽しい1分ちょっとの時間でしたが、ずーっと陽に当たっていたので正直ちょっと暑かったです。その後、予定通りファンタジースプリングス・エントランスから出てベイサイドステーションへ。駅でスーベニアメダル作成などしてからリゾートラインに乗って(昨日、二日間有効のフリー切符を購入してありました)ディズニーシーステーションに到着、こちらの駅でもスーベニアメダルを作ってから改札を出て、ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。そして15:40、ゲート周りのキャストさんの制服が変わっていることに少し驚きましたけれど(6月6日から変更になったそうです)、いつもと同じような感じでディズニーシーに入園。きたー! ディズニーシー!…いえいえ。とっくに昨日からディズニーシーの一部であるホテルに宿泊してるんですけれど、やっぱりこの景色を見ないとディズニーシーにやって来た気がしないわあ~私達はすっかり通常モードで、ショップを冷かしながらミラコスタ通りを抜け 坂を上ってアメリカンウォーターフロントへ向かい「スチームボートミッキーズ」で6月のスーベニアメダルを作り、ブロードウェイミュージックシアター前へと行きました。16:20の公演に向けてシアターは既に開場していたので、入口で鑑賞券を提示して入場。指定されていたのは中央Bブロック8列目のステージが綺麗にみえる座席でしたので、幕が上がってからは何も考えずただただ楽しくショーを鑑賞。涼しくて快適な場所で40~50分間ゆったりと過ごせたのも私にとっては大変ありがたく、バケーションパッケージ様々だなあ と思いました。ショーが終了して外に出て、コロンブス像のところまでブロードウェイを上り 時刻は16:50。「ソアリン」には17:00~18:00の間の好きなタイミングで行けばいいことになっているので、ショップを覗いてスーベニアメダルを作ったりしながらメディテレーニアンハーバーを歩き、17:00ちょっと前にザンビーニブラザーズ・リストランテに到着。フリードリンク券を利用してスペシャルドリンクをいただき、裏のテラスへ行って水分補給をしました。誰もいない。今日のディズニーシー(の「ファンタジースプリングス」以外の場所)、ひょっとして空いてる?その後、17:15頃にテラスを離れ、目の前の「ソアリン・ファンタスティックフライト」へ。プライオリティ・アクセス・エントランスから直接建物内へ入り、ほぼ待たずに前室へ通され、17:30くらいにはドリームフライヤーに乗って空へと飛び立ちました。今日は私、少し疲れていたのか、不思議なことに 空を旅する途中で軽くですが「怖いなあ」という気持ちが頭を過ぎりました。ソアリンは大好きなアトラクションのはずなのに。ファンタジースプリングスの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」などもそうですが、やっぱり年齢が上がってくるとこういった新しい技術を使ったアトラクションには少しずつ身体がついていけなくなるのかもしれないなあ なんて弱気になっちゃいましたよ。空飛ぶ乗物からおりて地上に戻って。さて、これでバケーションパッケージに含まれていた予定は完全消化、あと残りの時間は全てファンタジースプリングスで過ごせばよいことになりました。時刻はこの時17:45。ファンタジースプリングス方面まで戻る際に利用できるかも… と期待していた「ディズニー・トランジットスチーマーライン」はこの時間 ハーバーショーの準備のため既に運航休止時間帯に入っており、私達は遠い道のりを歩いて戻らなくてはならなくなりましたが、日没も近づいて暑さもだいぶおさまってきていたので暑いのが大の苦手の私でもなんとかなりそうでした。せっかくメディテレーニアンハーバーまで来たのだから と 火山の麓で何パターンも記念写真を撮ってから、私達が奥地のさらに先の「この世の果て」、ファンタジースプリングスを目指して歩き始めたのは17:55。途中、マーメイドラグーンやアラビアンコーストを通過するので、もしも待ち時間が短いようなら私の好きな小さなアトラクションに行ってもいいかな― なんて気楽に考えていたのですが、18:05くらいに前を通りかかった「ジャスミンのフライングカーペット」の待ち時間はこんな感じ。久しぶりに見る15分以上の待ち時間表示。と いうことで あっさり諦めて、私達はエントリーウェイへ向かいました。フライングカーペットの脇から 長~い通路をファンタジースプリングス方面へとさらに歩いて数分。洞窟の中のチェックポイントで再びエリア最強の通行証=「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」を提示して、私達は夕暮れ迫るファンタジースプリングスへと三たび(いや四たびでしょうか)入場しました。18:08頃のことでした。(その5 に つづく・・・)※チェックポイントとなる洞窟の手前にはこんな案内看板が置かれていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その2から続く)「ファンタジースプリングス・ギフト」で結構な量のグッズを購入した私達は、この大きな買い物袋を部屋に置きに戻ろうか ともちょっと考えましたけれど、ホテルミラコスタにおける「ホテル&パーク・ゲートウェイ」のような気軽にパークとホテルを行き来できる出入口がファンタジーシャトーには無いので(グランドシャトーには専用口があるそうですが)、荷物を抱えたまま「ラプンツェルの森」エリアへと向かうことにしました。ファンタジースプリングスの中でもエントリーウェイ(ディズニーシー本体とファンタジースプリングスをつなぐ通路)に近い場所にあるラプンツェルの森エリアはこの時間(10:10過ぎころ)、ファンタジースプリングスホテル寄りの場所よりも格段に人が多いように感じられました。おそらく、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスを入手できた方々がファンタジースプリングスに入場可能になる時刻が既に到来していたからなのでしょう。朝方体験したのんびりのどかな「森」の姿はそこにはもう無く、ファンタジースプリングスは若くて元気なゲストの皆さんで活気づき始めていました。ちょっとおかしな形をしたレストラン「スナグリーダックリング」の前を通り過ぎると、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」の入口はすぐそこです。乗り場まで向かう小径の上にはランタンがたくさん吊り下がっていて 夕方になってこのランタンが全て点灯したら実にきれいだろうなあ… と思いました。暗くなったらもう一度 絶対にこのあたりに来よう! と、初めて乗る前から思っちゃいましたよ~「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入ってから一度もしっかり立ち止まることなくゆっくり歩いて1分ほど。水路を渡る階段を上って下りて乗り場手前まで行くと、目の前の鬱蒼と茂る木々の間から「塔」が見えました。あっ!ラプンツェル? あれラプンツェルだよね?―― え?なに? よくわからないよー…とか言っているうちに私達は小型ボートに案内され、ランタンフェスティバル開催中の水辺へと出ることとなりました。水路を進んでいくと、岸辺にも多くのランタンが飾られています。あたりまえですよね~今夜は「ランタンフェスティバル」なんですから。さらに進むと、さきほど乗り場からちらっと見えた高い塔が目の前に見えてきました。窓から身を乗り出すようにして外の世界を見ているのはやっぱりラプンツェル ですよね?歌ってる?ここから先は 船は屋内へと入っていきます。フリン・ライダーと出会っちゃったラプンツェル嬢。ボートに乗っていた時間は4~5分程度でしょうか。名前そのままの 特に怖い場面もなくてどなたでも楽しめそうな穏やかなアトラクションでした。くり返し乗ったら きっと心が安らぐんじゃないでしょうかね~アトラクションから出てラプンツェルの森を離れてからは、お隣のフローズンキングダムへ立ち寄って「アレンデール・ロイヤルバンケット」へ。食事しに行ったわけではなく、バケーションパッケージに含まれているフリードリンク券を利用してここでちょっと水分補給休憩です。レストラン入口で券を提示するとすぐに店内へ入ることができました。入って正面の壁には食器がズラーっとならんでいます。(この右側がお料理を受け取るカウンターになっています。)映画の中で見た「あの」アレンデール城の中に入って食事ができる ということで、こちらのお店はグランドオープン以来大人気のようです。(今のところモバイルオーダー必須ですけれど。)私達は今日はお昼をファンタジースプリングスホテルでいただくことになっているので今回はこちらのお店での食事は残念ながら見送りましたけれど、バケーションパッケージのおかげで中を見ることだけはできるので、ありがたいなあ と思いました。カウンターでドリンクを受け取ってさっそくダイニングエリアへ入っていくと…こちらのお店 それぞれ内装の異なるお部屋が4つくらいあるのですが、どうも皆さん このお店に来たらどうしてもこちら↓の荘厳な雰囲気のお部屋に着席したいようで、この時間(10:25くらい)はこの部屋のみがほぼ満席でした。(座る場所が無いのでとりあえず写真だけ撮る…)隣接する丸屋根のある明るいエリアに行ってみると そちらの方は比較的空いていました。壁にはアナとエルサのポートレイトなども飾られ、こちらのお部屋の内装もなかなか素敵です。そして、このお部屋からは屋外のテラス席にも出ることもできました。この時間、屋外席は空席いっぱい。過ごしやすい気候の時期ならこちらの席でのんびりするのも良さそうです。私達はロイヤルバンケットで10分ほど休憩し、その後 ホテルの部屋に戻るためファンタジースプリングス・エントランスから一時退園しました。パークエントランスを出てからは、階段ではなくエレベーターでホテルの車寄せ脇まで上がることにしました。この時間はエレベーターも空いていました。(この場所のエレベーターは2基で、1階部分のエレベーターホールにはお手洗いも完備されています。)ホテルに入館し、7階の部屋に戻り着いた時には時刻は10:45くらいになっていました。窓の外 目を凝らしてみると、シェラトンとオークラの間にのぞいている海には大きな船が浮かんでいました。お天気の回復に伴って 水平線も朝方よりもはっきり見えるようになってきたような気がします。こうして海も見えて、プロメテウス火山も見えて。ほんとうに 思いがけず好きな景色が見られて 幸せな一晩でした。その後私達はチェックアウトに向けて荷物を整え、部屋の中を片付けて恒例の「部屋での記念撮影」をしました。記念撮影を終え、部屋を出る前に落ち着いてお茶でも… と思った11:00過ぎ頃。「あーーっ!ポップコーン引き換えてくるの忘れた!」バケーションパッケージに含まれているポップコーン(ポップコーンケース付き)引換券、なるべく早いうちに引き換えて かさばるケースは畳んでスーツケースにしまってしまいたかったのに。夫がどうしてもファンタジースプリングスでしか売っていない「ローストビーフ味」のものと引き換えたい というものだから、昨日は引換をせず今日まで温存していたのですが… …… 仕方ない。行ってくるか。覚悟の言葉を残して夫がひとり部屋を出て行ったのは11:10くらい。ファンタジースプリングス内 ネバーランドにあるポップコーンワゴンまで往復するだけでもおそらく10分以上。そのうえ現在の待ち時間は公式アプリによれば「10~30分」と表示されていますが、 果たしてチェックアウト時間に間に合うように帰って来られるのか?? !!!ジリジリしながら待っていましたけれど、11:40前頃には夫も無事にポップコーンを手に戻ってきたので、私達はそれからエクスプレスチェックアウトの手続きをし 荷物を部屋に置いたまま出発する手続きもし(両方とも部屋からオンラインで済ませることができます)、11:55頃に部屋を出ました。いやあ危なかったなあ。ギリギリでした。でも、初めて宿泊したにもかかわらず最後までとても楽しい滞在になって良かったです。部屋を出てからは、昼食までの時間を利用してホテルエントランスの岩と植栽のあるところへ行ってみました。滞在中、部屋の窓から外を眺めるたびに だいたいいつもこのあたりでどなたかが写真を撮っていらしたので、「あそこにいったい何があるのかなあ??」と不思議に思っていたのですが、昨日はずーっと雨だったので一度も見に来られなかったのです。近づいてみると、この場所には噴水があって ミッキーとミニーの姿が石に刻まれていました。近くには倒れている巨人の姿もあったようなので、「ミッキーの巨人退治」の一場面かな?(もうほんとうに予備知識ゼロで来ちゃってごめんなさい。不勉強ですみません。)皆さんが雨にもかかわらず傘をさしてわざわざこの場所で記念撮影していらした理由が ようやくわかりましたよ~ホテル館内に戻る前には、車寄せのところにある こちらも昨日は雨でバタバタしていて写真撮ることすら忘れていたホテルのネームボードも撮影しました。このボードのデザインにも使われている「花と蔦とチョウとトンボ」には ホテル内のいたるところで出会いました。今回はバケーションパッケージを利用してしまったのでちょっと忙しく、また初日が雨だったためホテル周りを探索して歩くこともあまりできませんでしたが、次回来られた際にはぜひもっとのんびりとホテル内外を眺めて歩きたいものだなあ と思いました。このホテル、美しい場所がまだまだたくさんあると思うので。館内に戻って、まだ少し時間があるようだったのでローズコートにも行ってみました。なにせ昨日は一日中雨で、この中庭に咲いている小さなバラの花たちをカメラに収めることもできませんでしたからね。名前が「ローズコート」ですから。きっとこの場所では今後も季節を問わず様々なバラの花が咲き続けてくれるのかもしれません。お天気も回復してきょうのローズコートの上には小さく青い空が垣間見え 花も緑も輝いて、昨日とは別のお庭のように見えましたよ。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その1から続く)初めて訪れた見通しのきかない森の中で 少々道を間違えそうになりながらも、雪と氷の世界「フローズンキングダム」にたどり着いたのは8:40過ぎ頃でした。エリアの入口には王国の紋章が刻まれた城門があり、ここから先がアレンデールだ ということがすぐにわかりました。さっそく門の中へと入っていくと、正面の遥か遠くの方には天に向かってそびえる雪山。山の中腹から生えているように見える幾つもの尖塔は、エルサがその特殊な能力で生み出した氷の宮殿でしょうか。城門を入ってすぐの広場に視線を戻すと、右手側に見えているお城は アナとエルサが暮らしていたお家「アレンデール城」のようですね~こちらのお城の建物の中は、パークの施設としては「アレンデール・ロイヤルバンケット」という名前のレストランとして使われているそうです。(今日現在 こちらのレストランを利用するには、モバイルオーダーで事前に受け取り時間を指定して注文を済ませておく必要があります。バケーションパッケージのフリードリンク券を持っているゲストは、お店の入口で提示すればドリンクのみに限り利用できます。)このアレンデール城の前を通り過ぎてさらに進んで行くと、正面にアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の建物があって、その前には多数のキャストさんがいらして入場についての案内をしてくださっていました。きけば、「ファンタジースプリングス・マジックをお持ちの方で、すぐに乗りたい方は左の『プライオリティ・アクセス・エントランス』の方にお並びください。建物の中をゆっくり見てから乗りたい方は右側にお進みください」…とのこと。右側の入口は本来「スタンバイパス」を取得した方を案内する列だそうですが、この時間帯(8:45前くらい)はまだ対象のゲストがいらっしゃらないため(スタンバイパスの対応時間は開園時間から少し経ってからとのこと)、建物の中の部屋をゆっくり自由に回ることができるのだそうです。―― えーっ すぐ乗れる方に行くー?? どうするー??…と少し迷いましたけれど、キャストさんが小さな声で「お部屋の中を見て回れる列はこの後どんどん混んでくると思うので、お写真など撮りたいなら今の方が… 」と囁かれたので、私達は思い切って右側のスタンバイパス用の列を進むことにしました。(スタンバイパスを所持していらっしゃる方々がファンタジースプリングスのエリアに入ってくると、こちらのロープ内も多くの方に埋め尽くされるのでしょうか。)そうして建物の中へ入っていくと、まず最初はこんなお部屋に出ました。壁の書棚にはアナとエルサの子供時代の姿も。まだご両親が健在だったころの 楽しそうなピクニックの思い出を描いたと思われる絵画も飾られていました。アレンデールが数々の困難を乗り越えて平和になった後のものだと思われる こんな穏やかな表情の肖像画もありました。部屋の奥の三角の窓の外には時々オラフもやってきて、ちょっと窓の中を覗いては帰っていくようでしたよ。この部屋を出ると 外の雪景色が見えるガレージのような作業部屋のような場所があって...そこを通り過ぎて進むと次はとても小さなお部屋で、壁には楽器や楽譜 床には木馬やお人形が置かれていました。子供部屋なのかな?中央には 小さなお人形が出たり入ったりする楽しいドールハウスも飾られていました。そして、乗り場に着く前の最後の大きな部屋。壁には書棚やたくさんの肖像画。映画の中のアレンデール城のシーンに登場していた肖像画もあったようでした。大きな暖炉にはアレンデールの紋章も。ここまでゆっくり歩いていろいろなお部屋を見終わって 時刻は8:57頃。私達の場合は、建物の中を全て見て回るのには10分ちょっとの時間がかかりました。その後このお部屋の出口でプライオリティ・アクセス・エントランス(すぐ乗る列)から入場していらした方々と合流し、乗り場へ向かうことになります。私達がキャストさんに人数を告げて舟着き場まで案内され、藤のような花の咲き誇る水路から雪と氷の世界へと出発することができたのは 9:00を少し過ぎた頃のことでした。さて。グランドオープン前から大人気だったという「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、ひとことで言うと 映画「アナと雪の女王」で描かれた姉妹の物語を舟に乗って辿っていくアトラクションでした。二人の子供時代のエピソードから成長してエルサがアレンデールの女王として冠を戴くことになるその日の出来事、その後の紆余曲折が、アニメーションではなくさまざまな最新の技術の力によって 舟に乗って水路を巡る私達の目の前で立体的に再現されていくのです。もちろん、途中では皆さんのよく知るあの名曲も聴くことができ、まるでアニメーション映画の中に入り込んでしまったかのような体験をすることができます。最後、凍りついてしまった世界が元に戻っていく場面などは、そんなに熱心なファンでもない私ですらびっくりして心揺さぶられ 声が出そうになってしまいました。いやあ すごいなあ... って、素直に驚いちゃいましたよ~アレンデールの幸せな結末を見届け、舟から下りたのは9:10くらい。10分弱の小さな舟旅は 姉妹の心の物語を巡る旅でもありました。ディズニーアニメーション作品のストーリーを丸ごとそのまま辿るアトラクションというのは既にディズニーランドのファンタジーランドにも存在していると思いますが、このアトラクションが他と比べて際立って素晴らしいのは その仕上がりが非常に「ドラマティック」である という点にあると私は思います。きっと作品自体の持つ力の大きさ 強さもあるのかもしれませんし、アトラクションにどんなシーンを採用するか その選び方が極めて秀逸だったのかもしれませんけれど、映画などの映像作品や舞台やミュージカルではなく「いちテーマパークのいちアトラクション」で これほどまでにその語り方に心を動かされる経験をしたことは私はかつて一度もありません。既にこのアトラクションを体験した皆さんがSNSなどで「うまく感想を話すことができない!」という混乱にも似た感動を吐露していらした理由が、きょう体験してみて初めてわかりましたよ。また、このアトラクションにはシステムトラブルが頻発してよく「運営中止」になっている という噂の理由も、乗ってみてよーくわかりました。なるほど、これだけ人の心を動かすためには多種多様な技術を複雑に組み合わせて運用せねばならず、その制御にはおそらく大変な労力を要するのでしょうね。納得しましたよ。グランドオープン後、アトラクション全体が安定的に稼働できるように毎日力を尽くしてくださっている皆さんには本当に頭が下がる思いでした。アトラクションの建物から出た後は、門の外に広がるアレンデールの町(城下町?)を見に行きました。映画の中で見た、人々が暮らす北欧の町が再現されています。そんなに広くはありませんけれど、ファンの方などはカメラに収めたい場所がたくさんあると思いますよ。私も もう一度「アナと雪の女王」の映画を観直したくなりました。さてさて。ファンタジースプリングス内にある3エリア4つのアトラクションのうち、これで2エリア3つに行くことができました。あと まだ行ってないのは「ラプンツェルの森」エリアにあるアトラクションだけですが…なんだか入園直後よりもゲストが増えてきたような気がするし、そろそろこのあたりで朝方通り過ぎちゃったショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」へ行っておかないと混雑してきそうな気がしたので、私達はいったんショップのあるホテル前まで戻ることにしました。ファンタジースプリングスホテルの建物一階部分にある「ファンタジースプリングス・ギフト」に入ったのは9:20少し前頃だったと思います。このお店、なんとホテル側には入口が無く、パーク側からしか入ることができません。(ホテルミラコスタの一階部分にあるのにミラコスタからは入れないエンポーリオのようなものでしょうかね~)この時間は入店制限もまだしておらず、自由に店内に入ることができました。お店に入ると 正面には大きな「本」のディスプレイ。そしてこのお店も天井がすばらしくきれい。いかにもファンタジースプリングスホテルの一部という感じの内装です。(ホテル側から入れないのが本当に不思議ですが、しょうがありません。)店内の柱には ファンタジースプリングスを見つけてこの土地に別荘(ホテル)を建てたといわれるダッチェスのエピソードを記したボードなども飾られていました。私はこのお店の隅から隅までをじっくり見て、30分ほどかけてお買い物をしました。入店した9:20頃には店内はまだそんなに混んでいなかったのですが、レジに並んだ9:50頃にはゲストも随分と増えてきていて お店には私服のキャストさんも姿を見せて対応にあたっていらしたようでしたので、混雑一歩手前の良いタイミングでお買い物できてラッキーだったなあ と思いました。会計を済ませてお店の外に出ると、ホテルの前ではちょうどアナとエルサがグリーティングの最中でした。個別のグリーティングができる待ち列は既に締め切られていて並べなくなっていたので、キャストさんが指定する少し離れた正面を外れた場所から覗き見…ゲストの中にはアナとエルサと同じ衣装を身に着けた小さなプリンセスもとても多く、微笑ましい可愛らしいやりとりもたくさん見ることができて幸せな気分になりました。ファンタジースプリングスというこの場に似つかわしい光景を見ることができて良かったです。(その3 に つづく・・・)※ホテル前には「魔法使いの弟子」に扮したミッキーの噴水も※ゴミ箱にも美しいエリアのロゴ…思わず写真撮っちゃいました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…前日から続く)目が覚めたのは5:40ころでした。昨夜早く休んだだけあって気持ちよーく自然に起きることができたので すぐにベッドから出てさっそく窓辺に近づきホテルエントランスあたりの様子を見てみると、車寄せのあたりはまだとても静かで ちょっと見たところキャストさんの姿も殆どないようでした。ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトーはホテルミラコスタと同様、深夜0時から朝6時までの間は宿泊中ゲスト以外の入館を受け付けていないので、本日から滞在するゲスト(本日チェックインするゲスト)の到着も6:00を過ぎてから本格化するのかもしれません。――さて、本日のディズニーシー(ファンタジースプリングスといえどもディズニーシーの一部ですからね)。一般開園時刻は公式HPで発表されている時刻から45分繰り上がって「8:15」、ハッピーエントリーはそれよりも15分早い「8:00」になる と ディズニーホテル宿泊ゲストには前日のうちに告知されています。今日現在 ディズニーシーにハッピーエントリーできるのは…パークエントランスノース(ディズニーシーのメインエントランス側)からがホテルミラコスタ滞在二日目以降ゲストのみ、ファンタジースプリングス・エントランスからがファンタジースプリングス・ホテル滞在二日目以降ゲストのみ、…と限定されているので、私達と同じように本日「ファンタジースプリングス・エントランス」からハッピーエントリーを利用するのはファンタジーシャトー全419室に宿泊しているゲストのみ ということになります。(お隣のラグジュアリー棟「グランドシャトー」ご宿泊中の皆さんは専用のエントランスから7:45に入園を開始するそうですからね~)―― だったら宿泊客は最大に見積もって419室×4~5人 ってところだろうし、ゲストの多くが「ファンタジースプリングス・マジック(短い待ち時間で制限なくファンタジースプリングス内のアトラクションを利用できるパスポート)」を持っているだろうから急いで入園する必要もないだろうし、以前のパークエントランスノースからのハッピーエントリーほどは混雑しないんじゃないの?…なーんてふうに考えて、今朝は7:30前にファンタジースプリングス・エントランスに行くことを私達は目標にしていたのでした。なので出かける支度もきょうは比較的ゆっくり始めましたが(夫の方は6:30近くなって起床)、何せミラコスタ宿泊時と違って「窓の外が気になって景色を眺めてばかりいて余計な時間を取られる」ということがないので、7:00を過ぎる頃にはふたりともだいたい支度が整いました。そして7:14頃、「宿泊証明書」と「ハッピーエントリー通行証」を手に部屋を出発。7階エレベーターホールに向かいました。ところでファンタジーシャトーは先ほども書いたように全419室(各室の定員は大人4~5人)ですが、その部屋数に対してエレベーターの数は4基です。全502室(定員大人2~4名)に対して6基のエレベーターを有しているホテルミラコスタに比べると、宿泊定員数に対するエレベーターの数がやや少ないような気がしないでもありません。しかもこちらのホテル、小さいけれど9階建て。エレベーターに乗れるまでにもけっこう時間がかかり、3階まで下りてホテルの正面玄関を出るまでには6~7分かかりました。正面玄関を出てからはファンタジースプリングス・エントランス近くまで下りるエレベーターを利用することも可能ですが、この時間帯はどう考えてもベビーカーや車いすが優先だろう ということで、私達は外階段を歩いて下りパークエントランス方面へ。上から下を眺めると並んでいらっしゃる方がたくさん見えてちょっと驚きますけれど、階段の下あたりに並んでいらっしゃるのはハッピーエントリー利用者ではなく本日の一般開園時刻からの入園を希望する皆さんでした。滞在一日目にパークに入園する場合はこちらの列に並んで開園時刻を待つわけですね~で、ハッピーエントリーを利用する場合は階段を下りて左手側に待機列の最後尾があるということで、この時間はホテルキャストさんも多数いらして案内をしてくださっていました。私達がこちらの列の最後尾についたのは7:23頃。部屋を出てから約9分後でした。この時間 列の前方では既に保安検査が始まっており、立ち止まることなくどんどん前進して5分ほどで検査場に到達。検査を通過してあずまや内の「ファンタジースプリングス・エントランス」ゲート前のエリアに入ることができたのは7:30頃で、結局 部屋を出てからここまでにかかった時間は16分ほどでした。その後、7:50頃にゲート前の金属扉が開けられて少し前進。と同時に 列の前の方で歓声があがったのでいっしょうけんめい背伸びしてみると、入園ゲートの前のパーク内にはアナとエルサが姿を見せてウェルカムグリーティングが行われているようだ ということが判りました。(グランドシャトー宿泊ゲストはこの時点で既に入園しているので、その方たちに向けて朝のご挨拶をしているのでしょうかね~ )そして8:00、入園ゲートがオープン。入園待ち列の中でも真ん中より後方にいたと思われる私達も、8:04にはファンタジースプリングス内に入ることができました。ゲートを抜けて この場所はいったいホテル建物のどこにあたるのかしら? と振り返り見上げると グランドシャトーの建物がどどーん。ファンタジースプリングスエントランスのゲートはグランドシャトー専用レストランの真下にあったんですね。ゲート前のエリアは特に ひらけている広場 という感じではないので、ディズニーシーのメインの入園ゲートを通ってアクアスフィアの前に出た時やミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出た時のような「やったー!パークに来たぞー!」というわかりやすい爽快感はあまりなく、 ここから先は伝説の森だ これから何が始まるんだろう という穏やかな興奮を覚える感じです。紙の地図も持たず 明確なスケジュールも組まずに今朝ここに来てしまった私達は、とりあえずふたりして立ち止まり 森の入口あたりを眺め渡しました。 ホテル建物からほど近い場所には 通路を挟んだところにディズニーキャラクター達の石像を抱いた泉――というか滝というか噴水というか… とにかく水辺がいくつか点在していて、入園した皆さんはまず最初にお気に入りの泉の前に行って思い思いに写真を撮っていらっしゃるようでした。アリエルやシンデレラやいろいろ…これらの泉の前に時折現れるというプリンセス達を待っているふうのゲストも、朝一番から既に何名かいらっしゃったようでしたよ。公式アプリの地図を眺めて「ゲートを通ってパーク内に出たら、左方向に進めばアナとエルサの世界、右方向に進めばピーターパンの世界」となんとなく把握していた私達は、左側の森の向こうに頭をのぞかせている雪山を目指そうかとも一瞬思いましたが…なんだかとても混雑するらしいとの噂を耳にしていたショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」が気になったので、ゲートの右手にあるそのお店の様子をチェックしつつ 今朝はまず右方向の「ピーターパンのネバーランド」エリアを目指すことにしました。9:00開店と公式に告知されていた「ファンタジースプリングス・ギフト」ですが、お店の前に行くとこの時間(8:07頃)既にオープンしているようでした。中を覗いてみるとまだゲストの姿は殆どなくて この調子なら午前中の早い時間であれば大混雑にもならないだろう と判断した私達は先にアトラクションに行くことに。道なりに森の中を歩いて交差点のようなところを右に曲がって「ピーターパンのネバーランド」エリアに入り、背中に羽のあるキャストさん達が入口を守っている「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」にまず行ってみることにしました。この時8:08くらいだったのですが 妖精キャストさんによれば「アトラクションが動き始めるのはパーク開園時刻の8:15からです」とのこと。…でも乗り場前のエリアまではもういつでも入場できますよ~ とのことでしたので、私達は入口脇のベンチでファンタジースプリングス内レストランのモバイルオーダーなどを済ませてからキャストさんにパスポートを提示して入場しました。入っていくと…ここはネバーランド、ピクシーホロウの「ティンカーベルの棲み家」のようです。大きな草花やキノコ。私達もティンカーベルサイズになっちゃった?ティンカーベルはここピクシーホロウで荷物配送業を営んでいるらしく(なんか今風ですね!)、配達用のバギーを考案し製造する過程も大きな葉っぱにメモされています。可愛らしい妖精の小径を眺めながらゆっくり歩いて行くと、荷物配送所(アトラクション乗り場)に到着。ここに入る手前で、キャストさんがひとりひとりのパスポートをチェックして「ファンタジースプリングス・マジック」所有者にはリストバンドを装着してくださいましたよ。(ファンタジースプリングス内アトラクションの優先エントランスを利用する際には パスポートの提示に加えてこのリストバンドのチェックもされるそうです。)乗り場のあちこちには荷物配送に関わる様々な物があってこちらも可愛らしい。これ↓はバギーに乗るティンカーベルとピーターパン?荷物配送のコース地図(アトラクションのコース案内絵地図)もありましたよ、ここはピクシーホロウだから、絵の中に登場するのもみんな妖精さん。羽が生えてます。こんなにゆっくりアトラクション内を眺めて歩いて写真を撮ったりできるのも、ハッピーエントリーならでは です。一般ゲストが入場してきたらアトラクションもきっと一気に混んできて、待ち列も人でギチギチになってしまって のん気にカメラ構えたりできないでしょうからね~このアトラクションに最初に来て良かったなあ と思いました。8:15にアトラクションが動き始めてからは5分ほどで順番がやってきました。(このアトラクション、コースには一台ずつしか出られないうえ4人乗りなので 待ち列の進みはたいへんゆっくりです。)コースに出てすぐにティンカーベルの説明を受け、まず荷物を届けに向かった先はピクシーホロウの「夏」。出迎えてくれたのは大きなヒマワリです。そして次は「秋」の世界へ。「冬」。最後に「春」が巡ってきて配送のお仕事は無事終了。バギーに乗って屋外のコースを巡っていた時間はおそらく2分弱くらい?それでも、とても可愛らしく楽しく 小さなお子さんでも楽しめそうな良いアトラクションでした。わたし、これ好きかも!ティンクの配送所を出た後は、迷子(ロストキッズ)たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の前を通り過ぎてさらにネバーランドの奥へ。5月にマゼランズに伺った際、ピーターパンのネバーランドをテーマにしたコースをいただいたのですが、その中のお魚料理をキャストさんが 「ルックアウト・クックアウト」の建物をイメージした と説明してくださったので、実物を見るのを楽しみにしていました。なるほど、あのとびきり美味しかった「鱧と茄子のミルフィーユ仕立て」は 子供たちがあちこちで拾い集めて来たもので作った建物 というこの風情を表現していたのですねえ。よーくわかりましたよ~さまざまな分野で東京ディズニーリゾートに関わっていらっしゃる皆さんの想像力に あらためて感心しました。さて 次に行った先は、ネバーランドエリアにあるもう一つのアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。こちらのアトラクションについては、私はSNSのタイムラインに流れてくる数々の感嘆のつぶやきの他には何も識らず、「なんだかすごいらしい」という予備知識しかないのですけれど、はて どんな感じなのでしょうか。アトラクションの中に入ったのはたぶん8:25くらいだったと思うのですが、かなり前評判の高そうなアトラクションにもかかわらず 待ち時間はほぼ無し。周りをキョロキョロ見ながらゆっくり歩いて乗り場手前の3Dメガネ(!! こんなのかけるアトラクションだなんて知らなかったよ!! と夫)受け取り場所まで進み、そのまま小さな木造の船(?)に乗れてしまいました。そしてピーターパンと一緒にネバーランドへ出発!あとは、もう。最初から最後までピーターの行動力に「びっくり」の連続で、トラブルを解決してロンドンに戻るまであっという間でした。ただこのアトラクション ひとつだけ注意してさしあげるならば「健康状態の良い方にのみおすすめできる」ということ。(楽しむことができる人が限定されることを皆さん事前にご存じなので 朝一にもかかわらずあまりゲストがいなかったのかもしれないな と思いました。)健康状態に問題がなくても、食事した直後や疲れている時は避けた方が良いかもしれません。飲酒した後などはもってのほかです。それほどにある意味いろいろな面で「ハード」なアトラクションですが、目を見張るような最新の技術がふんだんに使われているので 未来ある若い方々にはぜひぜひ一度は体験していただきたい。若くて 心が柔らかくて 身体の機能も衰えていないうちに、ぜひこの未知の世界に触れていただきたい。そう強く思いましたよ。ピーターパンから出た後は、フック船長の乗る海賊船が停泊する入り江へ。海賊船にもドクロ岩にも実際に入れるようでしたが、この時間(8:37くらい)にはこの場所で遊んでいる方はかなり少なかったです。自由に写真を撮ったり中で遊んだりするなら開園直後の早めの時間が良さそうですね。その後私達は 9時になる前にもうひとつくらいアトラクションに行けるんじゃないか と欲を出し、入り江の縁の小径を通り抜けて アナとエルサの暮らす「フローズンキングダム」方面へ。ふと道の先に目をやると 森の中で迷わないようにね! というかのように、小さなピーターパンが私達をアレンデールの町まで導いてくれていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その1から続く)客室の入口から奥に向かって伸びる蔓は きれいな紫桃色の花を咲かせながら壁にまで這い上がって、花びらを風に散らしているように見えました。カーペットにもベッドスローにも「これでもか」というくらいに草木の蔓や花々のモチーフがあしらわれていて 館内廊下と同じ深い森は部屋の中まで続いているのだなあ と思わせてくれます。窓辺に近くなればなるほど全体の色調が淡く明るくなっているのは「ここは陽の光が当たる場所」、つまりは森の中でも太陽に近い高い場所であるという演出なのかなあ… とも思いました。森の中の大きな樹木の中にできたお部屋みたい。 室内の調度などをひと通り眺めてひとつひとつを写真に残そうと撮影を始めたちょうどそのころ、私達のお部屋には荷物を届けにベルサービスキャストさんがやってきました。時計を見ると時刻は15:50過ぎ。下のベルデスクでお願いしてからまだ10分ほどしか経っていません。――おお! ずいぶんと早かったですねえ~と言うと、キャストさんは「ありがとうございます!」と姿勢を正して元気よくおっしゃり 明るい笑顔を残して去って行かれましたよ。で、荷物を確認し終わって、あらためて。私は室内の様子を記録に残すことを始めました。まずはこれ、可愛らしいクローゼットの扉。「塔の上のラプンツェル」の映画の中に登場するクローゼットみたいです。(よく見るとラプンツェルらしき姿も描かれていました。)その隣のドレッサーコーナーの鏡の枠のデザインも、なんだかラプンツェルの長~い金髪みたい。ベッドのヘッドボードも、長い髪を結ったみたいなデザインだし。ということは。…… えーーっ? この部屋ってラプンツェルの部屋だったのーー??ファンタジーシャトー ってラプンツェルの世界をイメージしたホテルだったのー???(何を今ごろ言ってるんだ と思いでしょうけれど。)きっと皆さん既にしっかりご存じのことなのでしょうね… 事前情報に殆ど触れていなかった私はこんな基本的なこともよく識らず、ここへ来て初めて気づいたのでした。…確かにねえ。どこまでも伸びて絡まる草木に たくさんの紫桃色の花々。深緑色のソファーベッド。(このお部屋は定員が大人4人なので、このソファーはベッドになる仕様だと思います。)液晶テレビのボードもチェストの取っ手も壁の鏡も 曲線を多用した不思議なデザイン。今までのディズニーホテルの標準的な客室よりも室内は若干広く感じられ、造りはシンプルですぐにそれとわかるキャラクター要素は少ないけれど 隅から隅まで森カラーのグリーンとラプンツェルカラーの紫桃色と、そして長い髪や植物の蔓を思わせる「曲線」があふれています。ファンタジーシャトーはいわば「塔の上のラプンツェル」大好きな皆さんにとっては聖地のようなホテルになるのでしょうね。この分では 予約の取りにくい状況はまだしばらく続くのかもしれません。今回宿泊することができて、私はほんとうに幸運だなあと思いました。そして、持ち帰り可能なラプンツェルカラーのエコバッグが置かれていた窓辺のティーテーブル。この小さなテーブルまで「お花」の形をしているんですよ?色もほんのりピンクで、若葉色の椅子の真ん中から花が咲いているみたい。あきれちゃうくらいの徹底ぶりです。と、ここまで部屋の中を眺めつくし、私はようやく窓のカーテンを開けてみる気になって窓辺に立ちました。普段ホテルミラコスタやディズニーランドホテルに宿泊するときは部屋に入って真っ先に窓から見える景色をチェックする私ですが、今日はあいにくの雨で視界も悪そう。しかも予約していたのはパーク内ファンタジースプリングスとは反対側のホテルエントランスに面した客室。カーテンを開けたところで、せいぜい見えるのはお向かいのオフィシャルホテル群でしょうからね~だからまあ 今日は外の景色なんか気にする必要はないのだけれど。…そう思いながら遮光カーテンを勢いよくサーーっと開けると。はあ?なんで?なんでここから火山が見えてるの?グランドシャトーの客室棟とファンタジーシャトーの丸屋根の間にできた隙間にぴったりはまるようにして、わたしの最愛の人 ディズニーシーの「プロメテウス火山」と ファンタジースプリングス、ネバーランドのスリルム山が見えていたのです。それにね。視線を右に移すと 建物の間から海までが見えています。―― えええーーっ! なんだこれー!!! びっくりしすぎて思わず私は大きな声で叫んでしまいましたよ~~――ほんとうに。ファンタジースプリングスとは反対側を向いてるはずの部屋なのに窓からこんな景色が見えるなんて、全然知らなかったですし予想もしていませんでした。こんなこともあるんですねえ~おっと。びっくりし過ぎてお部屋の記録写真を撮る手が止まってしまった。続けて記録していきますね。テレビの下の引き出しには宿泊定員分のパジャマ。写真ではよく見えませんけれど、襟元に蝶の刺繡が入っています。(蝶のモチーフはベッドのヘッドボートにも、館内のパブリックスペースにも見られました。)グラスやコーヒーカップ、無料のコーヒーやお茶などは冷蔵庫の上の引き出しに入っていました。(コーヒーは簡易ドリップ式のものでした。5月に宿泊したホテルミラコスタでもコーヒーはインスタントからドリップ式に変更になっていましたが、同じものだと思います。)この仕様になっているおかげで冷蔵庫上のスペースがすっきりとしていて、隣のドレッサーの前のスペースも含めて広く有効に使うことができます。続いてバスルームへ。洗面所の鏡には草花の装飾。洗面台はミラコスタなどよりも広めな印象でした。(測ってないので気のせいかもしれないけれど。)アメニティ類はラプンツェルカラー。歯ブラシやアメニティキットはミラコスタなどとは違って トイストーリーホテルと同じような簡易な袋入り仕様です。浴室です。こちらの壁にも花咲く蔓植物。ひとしきり室内の写真を撮り終え 荷物を解いて落ち着くと、時刻は16:30頃になっていました。窓の外を見ると、いったん弱まった雨は再び強くなっていて いっこうに止む気配はありません。当初の計画では、ホテルにチェックインした後はもう一度ディズニーランドに戻って夕食をとったりパレードを眺めたりして過ごすつもりでしたけれど、こんなお天気では外に出るのもちょっと億劫。それにお部屋の窓からの景色が思いのほか素晴らしかったので(私にとっては ね!)、なるべくこのお部屋に長くいたいなあ という気持ちに私はなってしまっていました。なので、今夜はもうこのままホテル内で過ごそう と私達は決めて、夕食の調達をしつつしばらくホテル内のあちこちを見て歩くことにしました。というわけで、16:40ころ部屋を出てホテル内探検に出発。廊下に出て、まず最初に目についた近くの窓から外の景色を眺めてみました。廊下の突き当りにある小さな窓、ホテル前の道路に面している窓です。左からシェラトン、オークラ、トイストーリーホテル、ヒルトン…のホテル群とその前を行くリゾートライナー。これはこれで楽しい景色かも。続いて 客室前の廊下。この廊下をエレベーターホールの方に歩いて行くと館内中央の吹き抜けに出ます。楕円形の吹き抜けを中心にして複数方向に客室棟が翼のように伸びている構造は、ディズニーランドホテルと少し似ていますね。ディズニーランドホテルの客室数が700室ちょっと、ファンタジーシャトーの客室数は公式サイトによれば419室とのことですから、ディズニーランドホテルをちょっと小さくしたホテル といった感じでしょうかね~この吹き抜けを囲む廊下には小窓が二か所あって、ホテルエントランス側の窓からの景色はこんな感じ。わたしが客室に入る前に予想していた部屋の窓からの眺望イメージはまさにこれです。「ホテルエントランスサイド」カテゴリーの部屋からの眺望は全室こんな感じだと思っていました。もう一か所の窓から見えたのはこんな景色。真下はローズコートかな?ということは、こちらは「ローズコートサイド」のパークビューカテゴリーの景色ですね。運が良ければディズニーシーのパークもいくらか見えそうです。さらに廊下を歩くと、壁には鏡があったり、お花がいっぱい咲いていたり…カーペットのデザインもエリアによって微妙に違っていて面白かったです。壁の「森の絵」も あらためてカメラに収めました。「バンビ」「眠れる森の美女」「白雪姫」「プリンセスと魔法のキス」絵はこの4種類のようでしたが、やはり全てが森の中の場面でした。その後はエレベーターに乗って3階に下りました。こちらのホテルでは3階が正面玄関やレセプションのあるロビーフロアになります。エレベーターホールの隣、レセプションのある「ファンタジーシャトー・ラウンジ」方向の空間、ちょうど吹き抜けの一番下にあたっている明るいスペースには、大きなクジャクと藤の樹木のアートが。こちらのホテルは余裕のある「余白部分」が多い造りになっているので、こんなことができるのですね~広い廊下を歩いてファンタジーシャトーラウンジまで出て、次は明日の昼に食事をとる予定になっている「ファンタジースプリングス・レストラン」を確認しに行きました。2階の「グランパラディ・ラウンジ」を眺めながらその脇の大階段を下りていくと、1階に「ファンタジースプリングス・レストラン」の入口があります。わー… すごーい。この場所は吹き抜けの一番下なので天井の高さに圧倒されます。入り口前には謎の広ーい空間があって、壁際のあちこちにはソファーが。ウェイティングエリアなんだろうか。私達がキョロキョロしながらあちこちにカメラを向けていたら、レストラン前にいらしたキャストさんが、「こちらのホテルには、特に使用目的の定められていない 余分な…と申しますか、館内に余裕を生み出すためのスペースが多く設けられているんですよ」と教えてくださいました。やっぱりそうよね。ホテルの客室数が少ない割にはパブリックスペースはどこも広々としていて、なんだか余裕がありますよね。レストラン前から大階段を見上げると、2階グランパラディ・ラウンジの前あたりにも踊り場のような謎の空間があるようで。階段を上っていってみると。ディズニーランドにあるパートナー像のように ミッキーとウォルト・ディズニーが手をつないでいる様子が中央に描かれた絵が飾られていました。そのまま大階段をのぼって3階のホテルエントランスあたりへ出ると、グランドシャトー入口付近にも謎スペース。こういった場所も無駄に(失礼!)美しいんですよね。エントランスももちろん 床も壁も美しい。そして レセプション前を通過し(17:20くらいでしたけれど、私達がチェックインした15:30前頃よりも混雑していたようでした)朝方少しだけ出てみた「ローズコート」へ再度行ってみました。が、雨が激しいのでお庭の方に出るのは短時間に留め、左手の屋根付きテラスへ。このテラス、いいわあ~ お城の中の回廊みたい。この時ちょうど、ドレスを着た小さなプリンセスがとことこ歩いていらっしゃいましたが、この場所の雰囲気にとってもよく似合っていて非常に可愛らしかったですよ~右を見やるとそびえるのはグランドシャトーの建物。なんか「全室テラスまたはバルコニー付き」っていうのが 外観からも見て取れます。いつか宿泊したいものです。(同じことばかり言っている。)正面やや左、森の向こうに見えているのはアナとエルサの住む王国「アレンデール」のお城でしょうか。この感じだと、ここからはパークの花火もあがればいくらか見えるんじゃないでしょうかね~(わかりませんけど。)それからは、さきほどチェックしたコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」へ行って夕食になりそうなものを調達しました。お邪魔したのは17:30過ぎ頃でしたけれど、ちょうどキャストさんが棚にたくさんのお弁当を並べていらっしゃるところでしたよ。こちらのショップ、宿泊時に役に立ちそうなものは殆ど揃いますけれど、残念ながらパークのお土産品は一切置いていないので その点だけは覚えておかなければなりません。(こちらのホテルの館内にはパークのお土産を扱うショップは今のところ設置されていないようです。)私達が購入したのはワインのハーフボトルとお弁当、サラダやお惣菜類など。これで、お部屋でゆっくり楽しい夕食がとれそうです。その後、1階のメダリオンメーカーコーナーに行ってファンタジースプリングスホテル「グランドオープニング」デザインのメダルを作成し、エレベーターで7階の部屋に戻り着いた頃には 時刻は18:00過ぎになっていました。きょう1日を振り返り 明日の予定をざっとおさらいして窓辺の小さなテーブルで夕食を始める頃には、窓から望む景色は夕景となりました。パーク内にも灯りが点り、様相がだんだん変化していきます。19:00ころ。こちらは完全にあたりが暗くなった19:30過ぎ。手前のスリルム山の存在感が際立ち プロメテウス火山の存在感は少々薄れた感じです。予定では19:30からディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで「ビリーヴ!」が開催されるはずですが、何も気配が無いので公式アプリを確認すると「中止」のお知らせが出ていました。雨ひどすぎますものねえ。無理もないです。こんな調子ではきっと20:30の花火も中止よねえ。…と思って再度アプリを確認したところ、そちらにはまだ何も記載がない模様。開始予定時刻の数分前になって再び見てみても、中止のお知らせは出ていません。いやあ、やらないでしょうよ。まあ やったとしてもこの部屋からは見えないんじゃない?そんなふうに夫と話しながらパークの地図を開いて花火の打ち上げ場所とホテルの位置関係を調べていたら――8:30を過ぎて数十秒、向かいの建物の上にまあるい花火が顔を出しました。もちろん音楽は聞こえませんし全体が見えるわけではありませんけれど、雨の中 部屋に居ながらにして花火が観られるなんて。大好きなプロメテウス火山の姿が窓から見えるだけでも飛び上がるほど嬉しかったのに、半分くらいの確率で中止になるというパークの花火がたまたま今夜はちゃーんとあがり こうしてこの場所から眺められるなんて、私はなんて幸運なのだろう と思わざるをえませんでしたよーいったい何なんだか誰なんだかよくわからないけれど 東京ディズニーリゾートにいらっしゃる大きな「何か」さん、きょうはほんとうにありがとう。大雨でとんでもなく濡れちゃったけれど、私にとってはそんなこと忘れちゃうくらいの素晴らしい一日だったよ~ファンタジースプリングスホテルの正面玄関車寄せには パークの閉園時刻が過ぎたあとも夜遅くまで到着する車があったようでした。今日は週末金曜日。お仕事や学業を終えた後、明日の朝一番のファンタジースプリングス体験を目指して今日のうちにホテルに入ろうと考え、雨の中夜道を走っていらした方々もきっと多いのでしょうね。私達も明日の朝はいよいよ、東京ディズニーシーに新しく誕生した「ファンタジースプリングス」に初めて入ります。「初めて」。この年齢まで東京ディズニーリゾートに通い続けて、まだまだ「初めて」のことを体験させていただけるなんてね~なんだか笑っちゃいますけれど、とにかく今夜は明日に備えてよく眠らなくては。何せ夫婦共々 いいトシ なんですから。ではでは このあたりで。おやすみなさい またあした。(翌日に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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関東甲信越地方が梅雨入りして一週間。金曜日の朝9時を20分ほど過ぎる頃、雨降る首都高速道路を走り抜け 私達の車は舞浜に到着しました。6月6日にグランドオープンした東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」とともに舞浜の地に誕生した「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」に 今夜は宿泊することになっています。リゾート外周道路に入って東京ディズニーランド駐車場入口の脇を抜け、ヒルトン東京ベイの手前を左に曲がると、正面奥に見えてきたのは東京ディズニーシーのプロメテウス火山。朝から降り続く雨のせいで お馴染みの素晴らしい景色も今日はちょっと煙っていました。しばらく行くと、左手に東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの入口が見えてきました。この時間、ホテル正面玄関へと向かう坂の登り口には業務車両も含めて数台の車の列があり、私達は列の最後尾についてしばらく待つこととなりました。ファンタジースプリングスホテルは現在 入館者を宿泊者のみに限定しているので、守衛所のキャストさんはこの雨の中一台一台車を止めて確認をしてから敷地内へ通していらっしゃるようでしたよ。数分後、順番が巡ってきて守衛所前まで進むと、レインコート姿のキャストさんは車の窓を覗き込み、「宿泊代表者様のお名前を伺えますか?」とお尋ねになりました。お答えするとキャストさんはいったん守衛所の中に戻って行かれましたが、まもなく私達の名前が記入された荷物のタグを手に戻っていらして、 こちらをホテルエントランスでご提示ください と 渡してくださいました。そして車の向かうべき先を教えてくださり、本降りの雨の中にもかかわらずニッコリ手を振って見送ってくださいましたよ。ご案内の通り坂をのぼっていくと、カーブの終点の車寄せでは元気のよいドアサービスキャストさんが数名 待ち受けてくださっていました。(ディズニーランドホテルのドア周りキャストさん達の醸し出す雰囲気に近いかな~ と感じました。)夫が荷物を預けている間に車を降りて、見上げた車寄せの天井のなんと美しいこと!ヒマワリのようなお花に見立てた照明がたくさん、悪天候で薄暗くなっているホテルエントランスを照らしてくれていました。雨の中でも変わらず溌溂とした笑顔のキャストさん達とこんな素敵な輝く花々に出迎えていただいて、私達の初めてのファンタジースプリングスホテル滞在は幕を開けたのでした。さて。こちらのホテル駐車場について予備知識が殆どなかった夫はキャストさんから「駐車場にはまったく屋根がない」旨の説明をうけて驚愕し、傘を一本お借りしてふたたび車を運転して坂を下っていきました。夫より先にひとりでホテル館内に足を踏み入れた私は、ロビーがどこなのかすらよくわからずキョロキョロ…(今回は夫だけでなく私の方もホテルについても新エリアについても公式情報をちらっと見ただけでほぼ予備知識なしで来てしまっていたので。)とりあえず とエントランス正面にある「FS」マークも美しい手すりに身体を寄せてみると、下方には夢の中でしか見たことのないような不思議な形の大きな窓に囲まれたテーブルエリア。ああ、これが かの「グランパラディ・ラウンジ」なのですね~(こちらのラウンジも現在は宿泊者限定、さらにプライオリティーシーティングが必要とのことですので、今回は眺めるだけで終わりそうです。)そして向かって右側に広がるひと気のないだだっ広い空間の先の白い扉は。――おお! 噂のラグジュアリー棟「グランドシャトー」の入口ね!(いつか是非あの扉の向こうに行ってみたいものだなあ…)――では、私達が今日泊まるのはファンタジーシャトーだから… 手続きとかするのは反対側のこっちかな?…と左手を見ると、そこにはレセプションらしきカウンターとロビーらしきソファーのエリアが。自然光が入ってたいへん明るく開放的な ホテルミラコスタともディズニーランドホテルともまったく違った雰囲気のパブリックスペース。こちらがファンタジーシャトーのレセプションエリアでした。ソファーの置かれているエリアの隅には、他のホテルと同様 ディズニーアニメーションを流し続ける大きなモニターも設置されていましたよ。(このエリアをファンタジーシャトー・ラウンジと呼ぶらしいです。)このあたりのソファーで夫を待っていればいいかな?と思った私は空いていたソファーに腰をおろしてみましたが、初めて来た場所なのでなんだか落ち着かず。すぐに立ち上がってうろうろしていると、屋外に出られそうな自動扉が目に入ってきました。「ローズコート」 って書いてある。近づいて外に出てみると、右手には屋根付きの広ーいテラス。テラスの眼下に広がるこの森は、東京ディズニーシーのパーク内「ファンタジースプリングス」ですね~うわあ… 本当に「森」。ファンタジースプリングスって正真正銘 森の中なんだーいつのまにかこの場所にこんな大きな森とホテルが出現しちゃったのねぇ~ すごいなあ。そんなふうに感心して景色を眺めていると 夫が駐車場から戻ってきたので、テラスの左手側にあるホテルの中庭「ローズコート」へ。ファンタジーシャトーの建物に囲まれたローズコートは本当にささやかな可愛らしい庭園で、その名の通り小さな素朴なバラの花々が咲き乱れていました。お庭の中央には美女と野獣の石像もあって水辺もあり、雨にもかかわらず大勢のゲストの皆さんが傘をさして記念写真を撮影していらっしゃいましたよ。ところで私達、今回の舞浜滞在の主目的は「ディズニーシーに新しく誕生したファンタジースプリングスの様子をみにいく」こと。皆さんご存じの通り 今現在ファンタジースプリングスに入場して各施設を楽しむためには越えなければならない多くのハードルがあるため、今回はちょっと横着してそれらを丸ごとクリアできる「ファンタジースプリングス入場保証付きバケーションパッケージ(一泊二日)」を利用することにしました。(このパッケージ内容に落ち着くまでの経緯もいろいろあって書き始めると長ーくなっちゃうので割愛しますけれど。)で、初日の今日は私達 ディズニーランドで過ごすことを指定されているのでそろそろホテルを出てディズニーランドへ向かわねばなりません。(せっかくファンタジースプリングスホテルに宿泊するのですからね~ なるべくホテルで長い時間を過ごすため、ランドでの予定は迅速にこなさなければ!)というわけで、雨が徐々に強くなっていく中 ホテルでお借りした傘を携え、私達はベイサイドステーションからリゾートラインに乗って東京ディズニーランドへと向かったのでした。…それでは。ここからしばらくは いつもディズニーランドで過ごす時と同様にやや速度をあげて参りましょう。10:00。東京ディズニーランドステーションで下車。(ベイサイドステーションで乗車の際は夫も私も二日券を購入しました。)10:15。保安検査を経てディズニーランド入園。今のランドはドナルドが主役なのね~10:25。ほんとうはアトラクション券を利用してビッグサンダーマウンテンに行きたかったけれど、雨が激しいのでニューファンタジーランド方面へ。朝食をちゃんととっていなかったので、まだ一度も行ったことのない「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」へ行ってみました。注文カウンターまで7~8分、雨のせいか満席だったので着席できるまでさらに10分ほどかかりました。11:00。ファンタジーランド・フォレストシアターへ。ガストンの店にいる間にいろいろとショーの抽選をしたら11:20の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の席を得られたのでやってきました。実はこのショー、バケーションパッケージの鑑賞券も持っているので今日は二回観られることになります。座席はCブロック12列目。バケーションパッケージの席とは全然違う場所なので、ちょっと嬉しかったです。11:20。「ミッキーのマジカルミュージックワールド」開演。以前観た時はいわゆる「感染症対策バージョン」だったので、初めてフルバージョンを観ることができました。現在のディズニーランドで体験できるエンターテイメントの中で、私はこれが一番好きだなあ と思いましたよ。11:46。ショーが終わって外へ出ると雨「ザーザー降り」。11:50。バケーションパッケージのアトラクション券を利用して「プーさんのハニーハント」へ。酷い雨にもかかわらず屋外まで待ち列が伸びていたようだったので、すぐ乗れちゃってちょっと申し訳ない気持ちになりました。12:10。フリードリンク券を利用して「トルバドール・タバン」へ。ここって昔ソフトクリーム屋さんだったよねえ と言いながらドナルドのスペシャルドリンクを。パラソルの下でテーブルは無事でしたが、イスが盛大に濡れていたので立ったままいただきました。12:25。とにかく「豪雨」でどうしようもなかったので、屋内の居場所を確保するためスタンバイパスを取得して「ホーンテッドマンション」へ。12:45。大雨なのに、食べる場所もないというのに、なぜか夫が「キャプテンフックス・ギャレー」でベーコンとパイナップルのピザ購入。「ディズニーランドに来たら絶対これ食べなきゃいけないんだ!」とのこと。(晴れてれば私も食べていたところだと思いますが、食欲がそがれるほどの大雨だったので私は遠慮しました。)雨宿りできる場所を求め、プラザ方面へ。12:50。パレードルート沿いの特大パラソルの下のベンチ(少々濡れていた)を確保。夫、大雨の中 屋外でピザとコーラを完食。雨 ザーザー。排水作業にあたるキャストさん以外 ほとんど誰も歩いていません。13:00。アトラクション券利用で「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」へ。(↓消してあるのは傘をさした6人目のリトルグリーンメンです)ビッグサンダーマウンテン大好きな私ですが、さすがにこの豪雨の中ずぶ濡れになってまで乗る勇気はなかったので 最後のアトラクション券はバズで使うことにしました。(こちらは今年の10月末で営業終了するとのことなので、これが最後の機会かも とも考えました。)楽しかったです。行って良かった。13:25。「モンスターズ・インク・カンパニーストア」へ。バケーションパッケージのグッズを引き換えました。ミニショルダーバッグもいただきました。13:40。14:10の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」鑑賞のためファンタジーランド・フォレストシアター入場。今回はバケーションパッケージに含まれるショー鑑賞券利用です。座席はBブロック前方の通路沿いから二席。14:10。開演。非常に良い席で大満足でした。以前にも書いたかと思いますが、このショーはかつてショーベースで上演されていたショー「ワンマンズドリーム」に対する 時を経た「応えのショー」のように私には感じられるのです。今後もディズニーランドに来る機会があれば、鑑賞できるようにがんばってみたいなと思いました。14:45。「スターツアーズ」へ。これも夫が「ディズニーランドに来たら絶対スターツアーズに行かないと気が済まない!」と言い出したため。まあいいでしょう 帰り道だし とお付き合いしました。15:00。ワールドバザールを通過。最後の最後にエントランスの期間限定ドナルド花壇で写真を撮りました。15:08。東京ディズニーランド退園。そして目の前のディズニーランドステーションからリゾートラインに乗り、15:15過ぎ頃にベイサイドステーションに戻ってきました。(なのでこの日記もここからは普段のペースに戻ります。)この駅のすぐ前の敷地で建設が始まってから数年間、ずーっと構内の改札前から見守り眺め続けたファンタジースプリングスホテル。きょうは眺めるだけではなく、初めて駅からホテルへ続く通路を歩いてその館内へと向かいます。なんだか感慨深いなあ…駅を出ると正面右手側には「ファンタジースプリングス・エントランス」の保安検査場が見えました。私達は滞在二日目に バケーションパッケージに含まれている「ファンタジースプリングス・マジック」というパスポートでディズニーシーに入園するよう指定されているので、明日の朝はこのエントランスを通ることになります。建設中は、この場所からホテルエントランスまでは歩くとずいぶん遠そうだなあ と思って眺めていましたけれど、実は正面玄関の車寄せ脇に直接つながるエレベーターも設置されているし、実際歩いてみたらすぐでしたので安心しましたよ~そのホテルエントランス行きエレベーターの手前にはこの時間はキャストさんが立っていらして、宿泊者の確認をしていらっしゃいました。私達はチェックイン手続き前だったので「宿泊証明書」を持っていなかったのですが、名前を告げるとすぐに照会してくださって確認が取れ、通していただくことができました。そして エレベーターに乗り ホテル正面玄関から入館し、いよいよチェックインのため 朝確認したファンタジーシャトー・ラウンジのレセプション前へ。このとき15:25くらいでしたけれど、手続きを待って並んでいらっしゃる方はわずか三組ほどで、すぐに順番がやってきそうでした。朝はよく見なかったけれど、この場所も見上げると天井がとってもきれい。草花の蔓のような曲線と、その先に配置されている小さな蓮の花のような照明。ひとつひとつどれをとってもみな可愛らしいです。レセプションカウンターの後ろの壁も花や草木のアートでいっぱいで、ほんと「このホテルってひょっとしたら、地面から植物が萌えだすのと同じように この地からめばえた小さな植物の『芽』がホテルに育っちゃった って感じなのかなー??」なーんて、私はチェックインの順番を待つ間 あれこれと妄想を繰り広げてしまいましたよーやがて順番がやってくると、キャストさんはファンタジースプリングスホテル独特のご挨拶で私達を迎えてくださいました。こちらのホテルでもチェックインの手続きは紙の書類ではなくタブレットを使用していて 非常に簡便でした。キャストさんが多くの時間を費やして説明してくださったのは主に、ファンタジースプリングス&ホテル特有の事情に伴う注意事項の案内でした。(ホテルとファンタジースプリングスをつなぐエントランスや、シーのパーク本体とファンタジースプリングスをつなぐエントリーウェイは21:00に閉じてしまうので、それまでにはホテル側に戻ってきていないと締め出されてしまい、再度シーのメインエントランスまで行ってリゾートラインに乗ってホテルまで戻ることになる… という案内内容は衝撃的でしたよ!)手続きの最後に明日使用するためのハッピーエントリー通行証と宿泊証明書を受け取って、次は 朝方預けた荷物を受け取るためにベルデスクに向かいました。が、15:40頃のベルデスクは荷物を受け取りたいゲストの他、パスポートを購入するゲストも多くいらっしゃり(ファンタジースプリングス内のアトラクションを何度でも自由に利用できる「ファンタジースプリングス・マジック」はこの場所で販売しています)荷物の引き取りまでには時間がかかりそうだったので、「後ほどでいいので部屋まで届けてください」とお願いして(20~30分後のお届けになります とのことでした) 私達は先に部屋に向かうことにしました。客室フロア行きのエレベーターホールに向かう廊下に入るとすぐ、右手には朝6時から夜は24時まで営業するというコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」がありました。(ちょっと覗いたところお弁当やおにぎり、お惣菜やサラダ、アルコールなども置いてあるようだったので「今日の夕食はこのお店で調達すればいいかな?」と思いました。)ショップを過ぎると、広い廊下の両側には大きな窓がたくさん。樹木を思わせるようなデザインの窓枠が印象的です。さらに歩いてやっと着いたエレベーターホールは、壁にも床にも小さな花が咲き 天井の照明には蔦がからまっています。やっぱりこのホテルは、地面から顔を出した植物の小さな芽に誰かが魔法をかけて ホテルにしちゃったんじゃなかろうか…カボチャに魔法をかけて馬車にしちゃったみたいに。そんな妄想に囚われながら7階に上がってエレベーターを降り 本日宿泊する客室のあるフロアに出ると、廊下のカーペットは樹々が繁る薄暗い深い森の中のようなデザイン。ところどころ配されている薄明るいグリーンは木洩れ日でしょうか。花を咲かせながら先へ先へと伸びていく植物の蔓と蝶の形の案内ボードに導かれるようにして進んで行くと、廊下の壁のあちこちにはディズニーアニメーションに登場する森の中の場面の額が飾られていました。森に次ぐ森…そうして 森の奥にある本日のお部屋の前にたどり着き、ドアを開けてみると。エレベーターを降りてからここまで私達を導いてくれていた草木の蔓は部屋の中にまで伸び、花を咲かせていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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