フランスのすみっこにくらす

フランスで新型肺炎（コロナウィルス）の影響を感じた事

先日、久々にフランスへ戻ってきました。戻ってくる少し前から中国が発祥と言われている新型肺炎が流行りだして嫌な予感がするなーとは思っていたんです。フランス、特にパリは人種差別が結構あからさまな国なので。日本からパリのシャルルドゴール空港に着いて、疲れた体でタクシー乗り場へ。大きなスーツケース2個と段ボール1個を持っていたので、タクシーをコントロールしてくれるお兄さんが大きめのタクシーを捕まえてくれました。さて、乗ろう！としたところ、ドライバーの黒人女性が降りてきて「私は中国人は乗せない」ですって。本当にしょうがない国だなぁ、、、と。百歩譲って、ウィルスは目に見えないし、黒人女性の彼女には区別はつかないから、怖い。だからアジア人全員を拒否する。まぁ、理解しようと思えばできます。でも、だったら、空港でお客さん探すのやめたら？と思わけです。街中で欧米人だけ選んで乗せたらいい。空港みたいに万人がタクシーを求める場所で、人に不愉快な思いさせるなんて間違ってる。彼女に抗議したけど、顔を背けて無視。。。。これがフランスの現実です。あまりに不愉快だったので、後ろにタクシーを待って並んでた人たちに「彼女がしたことは差別やで。」と言ってしまいました。タクシー係の男性は「すぐ別のを捕まえてあげるよ」と言ってくれ、他の人も、「大丈夫、忘れなさい」と声を掛けてくれましたが。どうかこんな事が一日でも早く無くなりますように。ウィルスの流行が早く治まりますようにと祈るばかりです。