★メトロのマフィン★

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2009/07/28
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カテゴリ: 日記。。。

m512261


こんばんは!
metropole muffinこと、メトロのマフィンです。

さて、この数週間、見る映画がなくてガックシ。
見たい映画は時間が合わない。
「セントアンナの奇跡」も上映日の勘違いで、7月25日公開は都会でありまして、こちらは8月末まで待たねばなりません。
「ディア・ドクター」も試写を見ることは出来なかったので8月公開まで待ち。
ま、その前に「GIジョー」を見ようとは思っていますが、何分見る映画がないとなると・・・本に向かうことになってしまいます。
ミトンさんにはお話してましたのでミトンさんにはこの話二番煎じになってしまいますがお許しを。。。

実は映画枯れの前に「シネマ歌舞伎」を二本、最初の頃の作品になりますが、見たのです。





ま、「野田版鼠小僧」は、野田秀樹脚本・演出ですから駄洒落の連続。。。これがちと多過ぎですが、ラフら、ラフな乗りで見る世話物です。
主役は中村勘九郎(この時は襲名前ですから。現在は勘三郎)。
七之助、福助、扇雀の女形の意気の良いこと!

三津五郎(昔の八十助ですね)もなにやら裏のある大岡越前を好演していたので楽しませていただきました。
これ、時代物、歌舞伎ではないですから、ま、仕方ないですが物足りないちゃ、物足りないのです。
歌舞伎から大きく外れてしまっているところが面白く、つまらないっていうんでしょうかね。

世話物上手い勘九郎。野田版も手馴れたもので、笑いは湧き上がる~ま、一人で見てましたが。
電気館の二列目でシネマ歌舞伎は、歌舞伎座かぶりつき、って感じになります。
も、ミーハーな私は映画見る前にお腹が空いたのでくま阪の地下でなにかないかなぁと物色。やっぱり歌舞伎の時はお寿司ですか。。。寿司屋に駆け込む暇もなし、財布も軽し。。。で、見れば鯖寿司が美味しそうではないですか。はて、待てよ、こんな日に鯖寿司ってのもないですよね、と安価ながらネーミングでピッタシカンカンの「助六」です。

いそいそと助六持って、くま阪の上階へ・・・
熊本城を眺める休憩所(ただのベンチですがネ)でほほ~絶景かな~気分で助六を食らいます。映画館ではちと無粋かとも思ったのでありましてね、でこうまで気分を作って行けば、あなた!一人ですよ、私だけの貸切。。。も、恐ろしいやら嬉しいやらで、まぁ~シネマ歌舞伎始まればこっちのもんですけどね。そうやって見たの。






こちらはお客さん、少し入ってました。(ホッ)
「駱駝」は落語で馴染み、というか昨今では、映画「寝ずの番」でらくだのカンカン踊りありましたが、あれです。

フグに当たって頓死した通称“らくだ”の馬太郎。
仲間の半次は、弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六に声を掛けるが、らくだの家には売るものは何も無い――。

困った半次は久六を家主のもとに使いに出し、通夜の酒肴を出さないと、死人を担いでカンカンノウを躍らせるぞと脅す。

これを聞いた半次はらくだの馬太郎の遺体を引き起こし、嫌がる久六に負ぶわせて、ふたりで家主のもとへ向かう……。

※「カンカンノウ」は、中国清朝時代の音楽「清楽」が元歌で、長崎の出島から伝来したらしい。「看看嚇送奴個九連環」といった歌詞で、九連環とは知恵の輪。「見ておくれ、私がもらった九連環。どなたか解いてくださいな」が大意。
唐人踊りと称し太鼓などの伴奏で踊るのが十九世紀前半の江戸、大阪で流行した。

紙屑買久六…中村 勘三郎
家主女房おいく…坂東 彌十郎
駱駝の馬太郎…片岡 亀蔵
半次妹おやす…尾上 松也
家主左兵衛…片岡 市蔵
手斧目半次…坂東 三津五郎
※三津五郎、一筋も汗流しませんヨ。死人らくだ役の亀蔵さんは重みのかけ方、呼吸の合わせ方・・・上手いものです。





「連獅子」

河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。
2007年10月に新橋演舞場にて、親獅子を中村勘三郎、子獅子を実の息子である勘太郎、七之助が踊った舞台を山田洋次監督がシネマ歌舞伎にしました。
今作では山田監督の意向により、シネマ歌舞伎史上初となる、舞台上に設置したカメラで舞台稽古を撮影し、客席からでは決して観ることのできない迫力ある映像が誕生しました。

親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た子獅子だけを育てるという故実を、実際の親子が演じることでことさらに感動がかき立てられます。クライマックスの白の毛の親獅子、赤い毛の子獅子による、息の合った豪快、かつ、華麗な毛振りは必見。

狂言師後に親獅子の精…中村 勘三郎
狂言師後に子獅子の精…中村 勘太郎
狂言師後に子獅子の精…中村 七之助
僧蓮念…片岡 亀蔵
僧遍念…坂東 彌十郎
※毛振りはサーカスではないといったのは劇評家の渡辺保さんですが、確かに勘三郎の毛振りはこなれて見せます。
技ってことでしょうか。自分の身に合った毛振りを体得しているという感じがします。




七之助はまだ困難な様子ですが、勘三郎の毛振りを様を今の年齢でやるのは如何なものかと思いました。
勘太郎は余程首がすわっているのか、鍛錬なのか毛振りの円を書く様は見事なものだと感心しました。若い頃はああいう大胆で剛毅な毛振りが手本となるのではないかと素人は思った次第です。
毛振りに至る連獅子の組み合わせ、動きは充分楽しませていただきました。。。が、勘三郎はここでも白塗りに汗、でした。

「シネマ歌舞伎」・・・とまあ、感想はこうなるわけですが、山田太一監督。。。アップ多用にかぶりつきで見ている気分も吹っ飛んでしまいました。
ここ、というときに連獅子などは引きで見たいところ。
そこがアップになりますと、これは山田さん独自の半ば演目のみのドキュメンタリーですかとたずねたくなります。
昨今のTV画面を見にきたのではなく、歌舞伎座(新橋演舞場か)で見ている気分だったのが興覚めであります。
全体を通していえば、歌舞伎座に通う暇とお金もない私には、楽しめたのも確かですが、山田さんのみならず「シネマ歌舞伎」自体のアップ多用は無粋の極みです。そこがたいそう残念でありましたわいな~。

来年四月で歌舞伎座は改築に入ります。
先日いらした帰省のたびにおいでいただくお嬢さんも仰っていましたが
「改築前に歌舞伎座に行かなくっちゃ」と。

仰る通りです。
歌舞伎座観劇貯金を始めました。
二度と今様の歌舞伎座で見ることは出来なくなるのですものね。
随分前に、歌舞伎座周辺は仕事の使いで通ったことがあったのですが、いつも「嗚呼見たいな~」と指をくわえるばかりで現実のものとはならず仕舞い。今度こそ、土壇場ですもんね。年明けには叶えたいと、思ったのであります。







キラキラ光る一番星さん!
美味しい玄米小豆おにぎり ご馳走様でした


古い画像ですが・・・一部で(ひごなび)受けたので暑気払いッ





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Last updated  2009/07/28 11:41:57 PM


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