★メトロのマフィン★

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2009/07/31

こんばんは！
metropole muffinこと、メトロのマフィンです。

昨日だったのか、一昨日だったのか記憶が曖昧なのですが夏のシャツを着た方がいらっしゃいました。
「ま～サッカー生地のシャツ！いいですね」と申しました。

私が若い頃というよりも学生時代の夏服にはサッカー生地やピケといった生地が今よりも多く使われていたのではないかと思います。
今で言う、カットソーなどといった生地はそう目にしたことがなかったし、夏には本来は不向きと思われていたのではないでしょうか。

夏は綿、しゃきっとしたサッカー生地や白いピケ、シワになりやすいものの夏の定番の麻。
そういった生地であつらえたり、自宅でミシンがけをして出来上がった夏服があったのだと思います。

そういう私の家に今はミシンはありません。

私が夏服を作った最後はいつだったのか・・・思い返すと夏服めいたセーラー襟のブラウスを哲さんに作ったのが最後のようです。
子どもはどんどん大きくなって、洗濯もゴシゴシ。。。洗濯板とタライで洗っているわけではないんですけど（苦笑）・・・洗いの簡単なセール物などが多くなっていきましたものね。

ああ、夏服は普段着程度であれば簡単に縫えるのに、今はもうミシンがないからまずミシンを買うことから始めるとすれば、既製品を買った方が安上がりなんでしょうね。
ただ、自分が気にいった服がそうそう安価であるかといえば、今はなかなか難しい。
着物と同じで、これを着たい、と思ってもなかなか年齢が言うことを聞きません。
もっと若い頃に沢山来ておけば良かったと思っても後の祭りです。

カジュアルなものは便利ですけれど、どうぞ夏はワンピースなんていいですよ。
頭からすっぽり着るのですから簡単服。
皆さん、とてもお洒落な方ばかりなので時々気後れしますが、夏のワンピース、綺麗な色みの夏服は若い時に映えますよ。
若い。。。う～む、３０代～とでも言っておきましょうか。

最近はちょっと気恥ずかしいですが勿体無い症候群で（苦笑）、ちょっとこの年齢ではな～と思いながらも、ええい、ままよ！と着込んでしまうワンピースがあります。どうぞ、「あれ、若ぶって少し派手。。。」と思われても、本人が結構気にしながらも勢いで着ていることをご承知おきくださいね、お情けお情け～（笑）

とうもろこし畑が野球場になってしまうという映画がありました。
１９８９年のアメリカ映画で、当時おすぎさんが「もう～泣いちゃいました」なんて言うものだから、こちらは身が引けてしまったようで、上映時に見た後の感想はどこか批判的でした。

極端に言えば、あんな映画、妻の強さで成り立って・・・なんとだらしない男なんだろう、とか、そういう風な見方をしたものでした。確かにファンタジー性の強い映画で、俳優達は皆上手いのですがケビン・コスナーの柔な役どころがどうも気にいらなかったのです。

そして昨夜、残りの一本のとうもろこしを食べながら・・・歯につまらせながら見たのです。
映画「フィールド・オブ・ドリームス」。

あくまでファンタジーだらけの物語で、ああ、これはやっぱり宗教というのですか、アメリカの国民性に訴えられるような土台がある映画には違いないのだけれど、全体的にケチをつける気にはならなかったのです。

私が丸くなったのか、年齢が経過して・・・あの頃からいくつもいくつもの夏を過ぎ去って・・・再び目にした映画が、いい映画だったと人に薦められるまでになっていたというのが。。。ね。
そりゃみんな役者がいいんですもん。台詞もいいんですもん（字幕もネ）。
夢を叶えているのか、叶えられなかったのか、夢があったのか、どんな夢なのか、それを思う夏の夜にはいいかも、ですよ。

しっかしね、日本公開は1990年(春)だったわけで、うひょー、あれから私は夏を20回迎えているってわけです。
短い夏を楽しみましょう。
暑い暑いといいながらも、にんまりしながら迎えましょう。
あと何回、夏に出会えるのかと考えるとワクワクします。