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2014/07/10
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カテゴリ: 日常
私はエピというポコポコした固パンが大好物。昔、エビ入りのパン
だと思って買って失望したが、それなりに気に入りました。今でも
海老風味のパンがあってもよかろうと思いますが未だ出会えません。

エピとは稲穂の事で、その形を模したパンだそうです。小型のパン
が繋がった形なので簡単にもぎり取ることが出来る。あれを毎朝
一節か二節ちぎって焼いて、カフェオレで食す。これが私の朝食。
朝が遅いし小食なので私にはこれで十分。

横浜に居た頃からいろんなお店のエピを試しましたが、私の好みに
合うものは少なかったのですが、京都で2店、お気に入りに巡り合


エピ比較図1

それは進々堂とフリアンディーズ。数日ごとに交互に味わってます。
あとは志津屋かドンクくらいか。

進々堂のは40cm近くある大型で220円。これを3日程かけて食う。
フリアンディーズのパンエピは、細かく編んだようなちょっと変わ
った形なので毎日半分を食す。これは歯触りがよく、スパイスも
効いていて\180が嬉しい。

進々堂は、今から100年前の大正2年に創業の老舗。創業者の続木斉
氏ははるばるフランスまで出かけて本格的な堅焼きフランスパンを
研究し、京都に紹介しました。

私の子供の頃、食パンと言えばどの家でも進々堂のデーリーブレッド
でした。これはあらかじめカットして梱包されていたのでとても重宝

困っていたのです。進々堂はシカゴからスライサーと自動梱包機を
導入し、日本初のスライス包装食パンを売り出したのです。

蠟引きの包装を破って柔らくきめの細かいパンを取り出し、火鉢の
金網に乗せると香ばしい香りが漂います。塗ったバターが炭に落ちて
ジュ―と煙を立てるのも懐かしい思い出です。



と若松屋でした。デーリーブレッドは若松屋で買い、菓子パンは石橋
で買ってました。

石橋のオヤジさんはいかにもパン職人といった感じのいかつい人
でしたが、ここの塩パンが絶品でした。今でいうクレセントロール
(つのパン?)でしょうか、三日月型で外はカリカリ、中は柔らか
で粗い岩塩が付いてます。確か5円か10円でした。昭和30年代にあんな
に美味しいパンが食べられたのは本当に幸せでした。

塩パンイメージ
石橋の塩パンのイメージ、クレセントロール(三日月パン)


<各お店について>
・進々堂については、お店に置いてある創始者の伝記「続木斉物語」
に詳しい。当時のパンは「レトロバゲット“1924”」として最近
復活販売されてます。
進々堂HP/続木斉物語

・フリアンディーズは京都のあちこちに支店があって、京都市民の
馴染みの店だそうです。各レストラン宛ての包みがいくつもあり、
買い出しに来るコックさんの姿もよく見ます。しかしこの店名が
ややこしく、4年近く通っても私はまだ覚えられない。FRIANDIESと
いう店名自体が読めず、今もメモを見ながら書いてます。

・志津屋は昭和23年創業で、65年目。老舗の京都のパン屋さん。

・ドンクは明治38年に神戸に生まれたフランス系パン屋。京都に
出店したときはブームになりました。現在は駅やデパートに出店
してます。

・その他のエピパン
エピ比較図2






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最終更新日  2014/07/10 11:17:42 PM
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