ミモザ日和

2010.01.04
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ソーシャルライブラリー
読んだ本、手元にあって未読の本、興味のある本を日付入りで登録することができます。
Amazonのレビューだけでなく、独自のレビューも読むことができ、その人の本棚も覗けることが魅力です。(これは登録し、ログイン状態でないと見れないみたい。)
自分が好きな本を、同じく☆5つの評価にしている人がいて、その人の本棚を見たら興味のある本が見つかる、というわけです。

最近読んだ本は、私なりに評価してみましたが、難しい。
読んだときの状況によっても変わるだろうし、読んだ直後よりもう少し経ってからじわじわといい本だったなぁと思うこともある。
あくまでその時点の評価ということで・・・

私の本棚はこちらです

かなりの辛口評価にしていあります。
☆4つ以上は読後感が良かったもの。
☆4.5も5にしちゃいたいんだけど、本当に好きなものだけ☆5つにしてあります。

最初はmixiアプリのソーシャルライブラリーを使っていたのですが、このブログで公にすることを考えて引っ越しました。
でもmixiのほうが使ってる人多いみたい。そちらも続けるかも。


今年の初読みは、『空飛ぶタイヤ』でした。


新年早々いい本にめぐり合えました。
経済小説は多分初めて。自分がこれほどはまるとは思っていませんでした。

トレーラー走行中にタイヤが外れ、通りがかりの母子を直撃した。
トレーラーの「整備不良」が原因とされ、運転していた赤松運送は容疑者となる。
しかし、自分の会社は整備をきちんと行っていた。
心から社員を信頼し、大手自動車会社に立ち向かって行く赤松社長の姿に心打たれました。

そして、世間の目というものがいかに恐ろしいかということも考えさせられました。
実在する事故をモチーフにしているので、覚えている方も多いと思いますが、私自身もマスコミに踊らされていました。

取引先が消え、取引銀行からも切られる中小企業の弱さ。
それに対して、殿様のような態度で取引会社を威圧し、会社の中での自分の保身しか興味のない財閥系グループ会社。
きっとサラリーマンならだれしも共感する内容だと思いますが、私のような主婦でも面白かったのは、随所に子どもの話も出てきたから。

赤松社長の長男が通う小学校のPTA役員の対応、事故が起こってからの長男へのいじめ等、私もこの母親と一緒になって怒っていました。

被害者家族からの視点で見れば、運送会社を恨む気持ちもわかるし・・・母を亡くした息子が歌う「もみの木」で泣けました。

色んな視点から1つの事故を見ることができて、すべての事故、事件、こういう風に見なければ何もわからないんだろうな、と感じました。

事故の真相が解明されたときには、本当に気持ちよかった!
そしてじんわりと涙が出ました。
この小説のように、正直者が勝つ世の中であってほしいです。

元銀行マンの作者だからこんなに説得力があるのでしょうか。
他の作品も読んでみたいです。

WOWOWで放送されて( )DVDも出たんですね。



年末に読んだ本。




コメント書ききれないけど、どれも好きだわ~^^
『ささらさや』は赤ちゃんを育てる話でふんわり優しい気持ちになれます。

『ジョゼと虎と魚たち』映画 がすごく評判いいので観たいのだけど、近所でレンタルしてないんです。。それで原作読みました。
ピュアで切なくて優しい・・・これは映像で観たいなぁ。
(短編集で、これだけでいえば☆5つ)他も女心の心理描写がすごかったです。

『しあわせのねだん』やっぱり角田さんて面白い人だ。
家計簿のエッセイみたいな感じですが、お母さんとの旅行、「記憶 9800円×2」がすごくよかった。
“20代でのお金の使い道は、その後のその人の一部を作る”というのにも納得。
“ゆたかであるというのは、お金がいくらあるというのではけっしてない”ということも。

『トラちゃん』は何度でも読む本になると思う。
とにかく癒される~。
動物ってこんなこと考えてるんだなぁ。。面白いし、人間に置き換えて考えると奥深い。

『桜ハウス』何ヶ月も予約待ちしてようやく読めました。
年齢も性格も違う4人の女性が1つのアパートで暮らす物語。
色んな悩みを話し合えたり、一緒に食事ができたり、すごく楽しそうでいいなぁと思いました。
一番年上の女性が、今は男よりも食に興味があると言っていて、私のことかと思いました(
出てきた色々な食べ物がおいしそうで、食べたくなりました)(笑)
最後の章に出てきたダンディーな男性の話がすごく良くて、思わずメモしちゃいました^^
「むりやり結論を出そうとすると、あとで反動がきて、ものすごい罪悪感におそわれたり、 自分が抱え込めない分だけ他人のせいにしてその人を恨んだりするようになったりもする。だから今は、もう少し様子を見たらどうかな。」

『いのちのうた』はちょうどあーちゃんの誕生日前に読んだから胸がきゅーんとなりました。
お母さんが子どもに与える無償の愛ってすごい。
それに環境問題も混じっていて、短いけれど読み応えのある物語でした。

リンクにないけど『ムーンライト・シャドウ』は『キッチン』の中に入っていたストーリー。
『キッチン』実家の本棚にあるはずなんだけど、ほとんど覚えていなくて・・・
今再び読むことができてよかった。






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Last updated  2010.01.11 19:51:52 コメント(4) | コメントを書く
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