24階のミミック

24階のミミック

2006.01.31
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カテゴリ: 育児
 今日は絶対、昨日の3000円を取り返す! 泰をプレに送りだし、気合でクラブに電話。すると、領収書を持ってきてくれれば返してくれるというので、ひとまず安心。プレから戻った泰を皮膚科に連れていった後、大雨だけどその足で再び昨日のスポーツクラブへ。

 すると、やっぱり営業日は車で満杯。120台も入れる駐車場だけど、駅前で便利だからクラブ利用以外の人からは高額とらないとクラブの人が入れなくなっちゃうんだろうな。そこでフロントに行くと、あっけなく3000円返してもらえました。うう、よかったよぉ。
 そこで改めてマタニティスイムについて話を聞き、託児室なども見せてもらって、あとショップでマタニティの水着が安くなっていないか見てから帰ることに。
 奥にあるプールも、見学席から見ることができるので座ってジュースを飲みながら見ていると、泰が「たいくんも、およぎたいー」と言い出した。
 そんなの全然無理なので「今日は見るだけね、また今度遊びにいこうね」と言ったのだが、全然言うことを聞かず、プールから離れようとしないで大声で泣き出した。
 3歳ともなると声もでかいし、身体のアピールもすごいので、自販機の休憩コーナーに座っていた人たちも振り返るし、ショップの人も見てるし、なんだかこっちが泣きたいくらい大暴れされて、ひきずるようにして外に出る。
 しかし外は大雨で、傘もささない、歩かないしで本当にこういうときは困る。子供って、一番困るところで大人をもっとも困らせるぐずり方をする。駐車場までは車が結構通る細い通路を歩いていかなくちゃいけないから放ってどんどんきちゃうわけにいかないし、今や傘さして片手で抱っこして歩ける重さじゃないし。
 もう、最後は なだめるというより怒鳴りながら 、世間の注目をあびつつ駐車場へ移動。いったい、何なのよー。この泣き方は。



 3歳になった途端。
 今年に入ってから泰の扱いは難しくなった。2歳10ヶ月くらいの、あの幸せだった時期は短かった……(遠い目)。本当によく言葉を理解するようになって、言うことをきくようになって。何か言うと「はい」なんてお返事して、もー、ママは楽になったぁ、子供産んでよかったぁ、と思っていた2ヶ月くらいが懐かしいワ。

 泰がこんなふうに暴れたり大泣きしたりわがままを通そうとするようになったのは、2歳11ヶ月を過ぎたあたりから。12月後半くらいかな。ちょうど正月を迎える頃で、幼稚園も休みになり、パパや祖父母と一緒に過ごす時間が増え、ママの比重が下がった辺りから。実家に帰ったりするのも影響が大きい。甘やかされて、生活リズムを戻すのが大変になるのだが、こんなふうに激しくなるなんて。
 最初は正月うかれが原因だと思っていたけど、友達は「そういう時期がきたんだよ」という。そうかもしれない。一般的には「魔の2歳」なんていうけど、私にとっては3歳のほうがよっぽどインパクトでかい……。言葉も達者になってるし、身体の大きさも違うし。何より、激しいし、しつこくなったわ。泣き方も泣いてる時間も。

 それでこの日も、泰のぐずぐずはなかなか直らず、泣き寝入り。今までだったら車の中で泰の好きな歌のCDとかかければすぐに歌い出したりしてご機嫌になったんだけどね。お菓子も、ダメ。もらうときだけ泣き止んで、食べきったらまた泣く、というしつこさ。この後は、通販で買った洋服を近くのショップへ返品に行こうと思っていたので、寝ている泰を車に残して荷物だけ家に取りに入った。2分もかからないで出てきたのに、車を見ると泰が起きていて、狂ったように泣いていた。
 はあ、まただよ。タイミング悪いんだよなぁ、2分の不在に起きちゃうなんて(T_T)

 スイミングクラブの泣きもひきずったままなので、泰の怒りはすさまじく、何を言っても聞かないので、そのまま泣かしといてショップへ。いくら毎日聞きなれていたって、やっぱり狭い車の中でボリューム最大で泣きつづけられたら母親だって辛いわよ。車の中でよかった、と思いながらもやっぱりイライラしてて、ショップの広い駐車場でさえなかなか入れられない。泰のやつはチャイルドシートに縛り付けられているものの手足を振回して暴れ、そばにも寄れる状態じゃないので、またそのままおいて返品にだけ行き、急いで戻ると、また泣き寝入りしてる。

 かわいそうだけど、こんな日もある。こっちが泣きたいよ。2歳半くらいの子で虐待される子のことニュースで見ると、「泣き止まないからおしおきした」とかいう例は多いが、泣き止まない子って本当に大変なのよ。増してや、自分の子供じゃなかったら大人が頭にくるのもわかるよ。こう書くと誤解されそうだけど、でも本当に親って紙一重の差で忍耐を重ねて子育てしてると思う。かわいいときはむちゃくちゃかわいい。子供は天使だ、宝だと思う一方で、子守唄にもあるとおり「起きて泣く子の顔憎さ」なのよね。

 そんなんで帰りはちっと静かになったと思いきや、エンジンかけたら起きてまた泣く。はあ、疲れたわ。

 今までの狂い泣きはどこへやら、「ママ、ごめんなさぁい」と泣きはらした目でいう。これだ。これだよ。この一言で、ママは何度ダマされてきたことか。でも、こんなふうに謝られたら、子供を抱きしめない母親はいない。今までの半日分の怒りも消し飛ぶ。でも、ここでいうべきことは言わねば!と、抱っこしながら泰が落ちつくのを待って、お昼過ぎのクラブのことから淡々と話し、説明して反省会。
 ここで2歳の時と違うと思うのは、泰がしっかり原因をわかっていること。「たいくんが、泳ぎたぁいって言ったからなんだよね?」と自分で言うじゃないか(^^;)
 こうなると話は早い。すべてを説明することはできないけれど、無理なことは無理なこと、そのかわり次はこうしよう、とか今度は泰が泳げるところへ遊びにいこうね、などということができる。泣いた原因、怒られた原因がわかるというのはすごい成長なんだ。
 泣きがとまらないのは、まだ小さいから理由がわかっていてもコントロールできないから。

 こうして、この日親子で苦しんだことは親子ともに学習され、次に生かされるんだ。


 子育てってこういうのの繰り返しなのかな。感情のぶつかりあい、忍耐の連続だけど、成長を肌で感じることができる生活。大人になるとあんまり成長しないからなぁ。

 その後は「雨降って地固まる」のことわざどおり、急にやさしくなったママが、泰の希望をきいてエプロンをさせて、一緒にシチューを作ったりしてラブラブの夜に。泰は高椅子に立ってお鍋をかきまわしたりママと一緒に包丁を使ったりしてすごくうれしそうでした。毎日こんなんだと楽なんだけどな(笑)
 こうしてこの日はハッピーエンドだったけど、いやぁ、苦しいとこが長かったな(笑)。私も、感情丸だしで同じレベルだってことかな。まだまだ、成長途上の親子。





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Last updated  2006.02.27 11:26:45
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