席に着いた人々がデザートを粗方食べ終わると、彼の講演が始まった。約30分の講演のタイトルは「America and the Middle East After Saddam(フセイン政権後のアメリカと中東諸国)」で、相変わらずのタイムリーな話題である。スタッフの一員としてイベント進行が落ち着いた後席に着き、フィレミニヨンを堪能し、私はその場にいた。個人的な政治的感情と自分の仕事を分けたいために普段あまり研究所の講演は聞かないようにしているのだが、今回彼のスピーチの内容が何故か日本に結びついたため思わず目を見開いて聞き入ってしまったのだった。