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だんなの祖父は99歳でした。
あと2ヶ月生きていたら100歳でした。
だんなから聞いた話では、当時では珍しく恋愛結婚だったそうです。
12月2日にお見舞いに行った時は、すごく苦しそうな呼吸をしていて
私が帰る時に声をかけたら、酸素マスクを自分から外して
何かを伝えたかったみたいで、口をパクパクさせて訴えてた。
もう声になっていなくて、何を言っていたのかはわからなかった。
でも気持ちは充分伝わった。
おそらく初孫であっただんなを、よろしくって伝えたかったんだと思う。
ずっと孫はだんな1人だったから、すごくかわいがってたらしい。
だんなの従兄弟は年齢がとても離れていて
だんなが大学生の時に従兄弟ができたの。
だからだんなの祖父にとって、孫はずっとだんなだけだった。
それだけにすっごくかわいがっていたんだろうし
すごく愛していたんだと思う。
とてもかわいいところがあって、私は自分の祖父のように思ってた。
だからお見舞いに行った時は、あまりにも苦しそうにしているのを見て
耐え切れずに手を握りたかった。
頭を撫でたかった。
少しでも苦しみが和らぐのなら、何でもしたかった。
でもおそらく私より、だんなにしてもらう方が
喜ぶだろうって思ったから、私はだんなに譲った。
でもわかってくれるっていいよね。
孫が来たってわかってくれるだけでもいいもんだよね。
私には1人、祖母が生きている。
今、祖母は肺炎を起こして入院をしている。
お見舞いに行けない距離じゃないの。
行こうと思えば行く事ができる。
でもね
祖母は、私をもう覚えてないの。
認知症がかなり進行していて、自分の娘である母もわからないでいる。
初孫である私もわからないの。
祖母は私を見て、誰と思っているのかはわからない。
でも「孫が来た」とは絶対思ってもらえない。
そうなると自己満足になるんじゃないかなって
どこかで思っている自分がいて…。
でも私が若い頃、祖母にはたくさんひどい事をした。
怒鳴ったり、きつい言葉をぶつけたりした。
言葉の暴力です…。
それで祖母が泣いたって事を何度も聞いたけど
当時の私は、悪い事をした事すらわからなかった。
そんな過去があるからこそ、罪悪感でいっぱいになってて
顔を見るのが辛いのもあるんだ。
でもね、大好きなんだよ。昔も今も。
今は大した距離でなくても、外出するとすごく疲れてしまう。
でも後悔しないために、そのうちお見舞いに行こうと思う。
その前に、まずはだんなの祖父を見送らなくちゃ。
話を聞いただけでも泣いちゃったけど、葬儀となったら
たぶんもっと泣くんだろうな…。
- Mint Tea -
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