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2009.02.22
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社会人のキャリアパスとは全く異質の世界、それが極道の道。

その世界を描いたゲームが、まさかのヒットで、売れ行きを伸ばしています。ゲームソフトの老舗セガが開発したゲーム、「龍が如く」。ストーリーは、ありがちなファンタジーでなく、クリエイターの強い意向で開発、販売となった作品です。ふたを開けてみれば、脅威のスマッシュヒットとなり、すでに、同シリーズは3本販売されています(4本目が今月発売予定)。

★ 龍が如く3(PS3)


そのクリエイターとは、名越稔洋氏。もともと、ゲームセンター用のソフト開発にかかわってた有名クリエイター。作品としては、バーチャレーシング、デイトナUSA、スパイクアウトなどがあげられます。この作品では、日本の極道(裏の世界)を取り上げて居り、新宿歌舞伎町を模した町を中心にして、夜にうごめく怪しげな世界を、濃いストーリーと痛快なアクションで綴っています。

当初、セガ上層部は、この開発審議を却下したとの逸話があるほど、アウトローなゲームとして扱われてました。名越氏が、「龍が如く」の作品を開発する当時、時代はまさにグローバル化の波にもまれて居り(マイクロソフト参入)、かつ、ビジネスモデルは、過去にヒットしたゲームのシリーズ化で、堅実かつ保守的に収益を上げる戦略でした。その意味で、「龍が如く」は、日本のマーケットだけを対象にして居り、年齢層にも制限があり、かつ、極道の世界と言うストーリー性、どれも未知の領域であり、当時経営に不安のあったセガ上層部にとっては、大きなかけであったようです。



さて、「龍が如く」が受け入れられた背景とは何でしょう。僕が考えるには、ひとつは、ファミコンのテレビゲーム世代が、大人になって、真の大人のエンターテインメントとして楽しめるゲームが出たこと(例:リアルな世界を闊歩しキャバクラの経営もできたりします)。もうひとつは、伝説の極道と呼ばれる、一匹狼の主人公(桐生一馬)が綴る男としての壮絶な生きざまでしょう。組長、組の派閥、裏切り、そして、仕掛けをかけての闘争など、「表の社会」と異なる世界が、リアルな臨場感を持って綴られていきます。

キャリアパスの視点で、この作品を通じて思うことあります。「表の社会」と言えども、天下り人事、不条理な人事発令、キャリアの保身等、きれいごとだけではいかないこと、たくさんあります。せめて、生きる世界は違えど、主人公(桐生一馬)のような、勧善懲悪タイプの勇気と信念と正義感を抱いたビジネスマン、混迷する不透明な時代にあっては、「表の社会」でも求められるスキルなのではないでしょうか。

気になった人はお試しあれ。

★ 龍が如く1(PS2)





★ 龍が如く見参(PS3)


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Last updated  2009.02.22 14:44:09
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