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今回は、再利用するタイヤをホイールから外す作業。処分するタイヤではないので傷が付かないように外さねばならない。前回使用した単管のビード落としは、構造がシンプルでコツさえ掴めばすばやくビードが落とせる優れものだが、タイヤのサイドウォールに与えるダメージが大きいので、再利用するには少し不安がある。ということで、ネットを参考にして作り直したものがこれだ。オーソドックスな構造なので、特筆すべきところはない。自分の場合、ウチに使っていない単管があったので躊躇なく作成しているが、これだけの材料を揃えるとなると5000円では済まないかもしれないので、市販のビードブレーカーを購入した方が安く付くかもしれない。鉄筋が安く手に入るなら自分で作ってしまう手もあるのだが、置いておく場所のことを考えると単管はすぐにばらせるし、屋外放置でも錆の心配が少ないしで、サンデーメカには便利な材料ではある。若干の工夫箇所はビードを押す部分。ネットでこのようにしている人を見つけたので真似させていただいた。コンクリ製の溝蓋の隙間を使って端っこを折り曲げているところもポイント。この部分は色々と工夫している人もいるので、もう少し手間をかけて工夫しても良いかもしれない。とりあえず作業開始。タイヤだけでなく、ホイールもキレイなので傷をつけないように慎重に作業する。が・・・、やはりというか、なかなかスムーズには行かないものだ。力をかけていくと支柱が前方に傾いてきてしまう。取り付けが一点なので、硬く締め付けてもどうしても傾くようだ。短い単管が余っていたので、筋交いを追加する。ちなみに単管は金鋸で切断している。職場から電鋸を借りてくるのを忘れたので、長いのを三分割したのだが、人力はしんどい・・・。これでなんとか力をかけても傾くことはなくなったが、微妙に全体がゆがむ感じになってしまった。特に問題はなかったのだが、多少使いにくい。全体をきっちりと歪みなしに組むことは大事なようだ。前の写真の筋交いのかけ方では簡単に前傾してしまったので、下の写真のように変更した。このあたりは現物合わせだが、改良の余地もある。ビードを落とせるだけの力がかかるのは間違いないのだが、力をかけるポイントにうまく当てるのと、タイヤが動いてしまうとポイントもずれてしまうので、タイヤが動かないようにするのが思ったより難しく、最初は少々てこずった。が、タイヤをタイダウンで単管に固定し、位置調整はタイヤをちょんちょん蹴りながら行うことでなんとかスムーズにビードを落とせるようになった。まあ、結局最初の二本まではトライアンドエラーで結構時間がかかってしまい、二時間程度ロスしてしまったが後半の二本は5分から10分もあれば落とせるようになった。作業が終われば分解して片付ける。めでたく四本ともビードが落ちたので、あとはタイヤを外すだけだが、これは既にコツを会得しているのでスムーズなものだ。タイヤが新しいこともあると思うが一本5分もかからず、四本15分ほどであっさりと外すことができた。ちなみに外す手順はこんな感じ。表はタイヤレバーでささっと。外す側と反対のビードは足できちっと落としておくのがポイント。バイク用のレバーは一つあると便利。とても使いやすいぞ。表が外れたら裏側からレバーを通してひっくり返してテンションマックス。黄色で囲ってる部分をプラハンでぶっ叩いたら外れてくるのでこのくらいになったら手で簡単に引っこ抜ける。次回はトゥーランのホイールにタイヤをはめて、終了だ。バランスはどこに頼むかねぇ。
November 24, 2015
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翌日は仕事だったが、タイヤのことが頭から離れない。(ホイールからも離れてくれないわけだが)何かやり方が間違っているのか、もっといい方法があるのか・・・。昼休みにyoutubeで「タイヤ 手組み 手外し」で検索して動画を見てみる。何が違うのだろう?じっくり見ているとあることに気付いた。スムーズに外せている人と自分のようにてこずっている人がいる!何だ?どこか違うのか?タイヤの差もあると思うのだが、明らかにきつめにはまっているタイヤでもあっさりと外している人の動画をよく観察してみると、「タイヤは縦置き」「長いレバーを水平近くまで思い切りこじっている」「結果的にホイールリムとタイヤビード部にかなりのテンションがかかる」「そこをプラハンでぶっ叩く」という感じである。自分はやりやすく感じたのでタイヤを水平置きにして作業していた。結果として、レバーのこじり加減はホイールの回転方向程度、あっさり外している人の半分程度しかこじっていなかったことになり、テンションもさほどかかっていない状態だったのではなかろうか。思いついたら即実行だ!!仕事が終わって帰宅したら、すぐに作業にかかる。動画のように縦置きにしてレバーを突っ込み、思い切りこじる。かなりの力がレバーにかかるが、太ももで押さえ込むようにすると楽に維持できる。そしてプラハンで叩くとグリグリって感じでビードが外れていく。ものの数発で四分の一ほどビードが外れた。その状態でホイールをタイヤからはがすようにするとあっさりと外れた。ふう~~。残りのタイヤも同様に外すことができ、昨日あれだけ苦労した作業が2本で10分もかからずに終了した!何事もコツを掴むのが大事だなぁ。それと、うまくいかない時は意地になって同じことを繰り返すのではなく、冷静に頭を冷やして考えないとアカンなぁとしみじみ思った。この日はこれで作業終了だが、次は再利用させてもらうタイヤを外さねばならない。タイヤに傷をつけないようなビード落としを考えねば・・・。もう少し複雑な、市販のビードブレーカーのような構造を考えている(と言っても、ネットで見たものを真似て作るだけだが)。
November 18, 2015
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スタッドレスタイヤの季節がやってきた。トゥーランのスタッドレスは元々中古を買ったこともあり、さすがにそろそろ限界である。コンパウンドは硬くなり、山も減り、もはや、「かつてスタッドレスだったタイヤ」である。新品購入かと思っていたのだが、親戚が車を乗り換えるということでそれまで使っていたスタッドレスを譲ってくれた。サイズが195/65r15とピッタリだ。使用期間も二~三年、バリヤマである。しかし、タダで手に入ったはいいが、組み替えねばならない。8本ものタイヤを外し、4本を組み付ける必要がある。考えるだけで気が遠くなる作業だ。ガススタなどで作業してもらえば楽なのだが、残念ながらこのような作業を引き受けてくれるところはほとんどない。ネット購入の新品なら可能だが中古のハメ換えは断わられる。ちなみにタイヤショップだと新品でもほとんどのお店がNGだ。知り合いの店でチェンジャーを借りるか、工賃を払って作業してもらう手もあるのだが、迷惑をかけてるようで気が引けるしなぁ。ここは気合をいれて手作業に挑戦だ。まず、問題は外し作業である。軽自動車では経験があるが、乗用車タイヤは初だ。とにかくビードを落とすのが大変なので、ネットで色々研究して、単管のビード落としを作ってみた。これだ。挟み込むタイプで非常にシンプル。これで出来れば万々歳だが・・・うまくいかない。タイヤが古いからなのか、全く落ちていかない。朝の10時から始めて悪戦苦闘すること2時間あまり・・・。残念ながらギブアップである。昼飯を食べて頭を冷やし、ネットで調べながら今度はタイヤレバーで挑戦してみる。レバーでコジコジしながら少し落ちてきた気がしたので、レバー2本挿しで両足乗せてグイグイこじる作業を全週にわたり何度も繰り返すと、ようやくビードが落ちてくれた。落ちることは落ちたが、1時間ほど時間がかかってしまった。11月なのに汗びっしょり。達成感よりも、ようやく一本目という現実の重さのほうがのしかかる。このままではどれだけ時間がかかるのか・・・。しかし、とりあえず2本目の作業を開始する。今度はある程度コツが分かったので、レバーのみで作業して、やはり1時間ほどでなんとか完了。しかし、このペースではビード落とすだけで8時間もの時間が必要だ。しかも、薄々分かっていたのだが、ホイールのリム部(ビード部分)にかなりこじり跡の傷が付いてしまっている。見えないところではあるが、エア漏れの原因などになってしまう恐れが・・・。どうする?youtubeで、単管でビードを落としている動画を何度も見返し、なんとなく自分のやり方と違っているように思えたので、もう一度単管にチャレンジしてみることにする。これまではペンチのような挟み込みをイメージして作業していたが、どうやら挟み込んでから→上側の単管をほぼ垂直にタイヤに押し付け→そのままタイヤを潰すように体重をかけていく、という感じのようだ。試しにそのようにしてみるとなんとかビードが落ちることが分かった。使い方を間違えていた!!ちょうどいい長さや角度など微調整しながらやってみると30分ほどで3本目が完了。続けて4本目に取り掛かると、ものの5分で完了した。コツって大事だなー。しかし、このやり方だとタイヤにかなりの傷が残ってしまう。本来は捨てるべきタイヤを外すのだから問題ないのだが、今回は使えるタイヤを外すという作業もあるため、そっちの方は出来るだけ無傷で外す必要がある。これは次への課題ということにしよう。さて、ビードも落としたことだし、さっさとタイヤを外してしまおう。これははめるのと逆の作業だから慣れたものだ。表側からタイヤを外して、続けて裏側のタイヤを・・・・外れない。表を外すのとは少し要領が違ってくるのは分かっていたが、思った以上にやりにくい。表と同じやり方ではうまく外せないというか、タイヤが邪魔で同じようには作業できない。これもネットの動画を見て、ホイールの裏側からレバーを差し込んでこじってから、プラハンでタイヤを叩いて、というやり方でやってみるのだがなかなか外れてこない。結局、一本はなんとかフルパワーで無理やり引き剥がしたが、かかった時間は1時間・・・。これでは駄目だ。少し休憩してから2本目に取り掛かるが、少しは短縮できたが、やはり筋肉へのダメージがハンパない状況。どうする・・・。ここで既に日も落ちてきたので、一旦撤収。本日の戦果・・・携帯だとボケボケだな・・・日を改めてチャレンジすることにしよう・・・。
November 17, 2015
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