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先日、スロットルボディとEGRバルブの分解清掃を行ったわけだが、確かにアイドリングは安定しているように感じるものの、肝心のハンチングが収まらない。嫁の話によると、エンストしたときのような連続したものではないようだが、やはり信号待ちなどでいきなり回転が1000回転を超えて車がグンっと前に出ていく動きをするとのこと。ボヤっとしてると前の車に追突しかねないので、力を入れてブレーキを踏むようにしているようだ。今のところエンストの兆候はないとのことだが、このアイドリング異常がエンストにつながるのは間違いないことなので、なんとか原因を突き止めたい。とはいうものの、これ以上の故障探求はかなり困難である。自分が運転する時にOBDアダプターによるデータロギングを行っているが、取得できるデータを解析するのが非常に難しい。点火波形や燃料噴射時間といった比較的目に見えて分かりやすいものが無いため(多分)、今のところ何を目安にするべきかということすら絞り込めていない。まあ、ロギング中には症状が全く再現してくれないので話にもならないのだが(苦笑)。とりあえずネットでトゥーランの故障部位を調べているが、燃料系、EGR、水温センサー、スロットルボディ、カム角、クランク角センサーなど、まあたくさんあるのだが、絞り込めないなら怪しいところから交換していくしかないのだろうか。いつものように夜中のネットサーフィンでトゥーランのことを調べていたら、あるブログが目に付いた。ウチと同じ1.6のEのオーナーさんだが、アイドリング異常の症状がウチのと非常に似通っているのである。このブログは、EGRバルブ関連でチェック済みだったのだが、それ以降の記述を見逃していた。チェックできていなかった部分にウチのとほぼ同じ、信号待ちでグッと前に進みそうになる症状が出ると書いている。そして、その症状の原因が何であったかもきっちりと書いてあった!!確実に断定できたわけではないようだが、MAPセンサーの可能性が非常に高いとのことだ。もちろんそのオーナーさんはディーラーにてMAPセンサーを交換済み。現在も乗っているようだが、症状が再発したというような記述は見当たらないので、完治したと判断してもいいのではないか。MAPセンサーか・・・。ありそうな感じだ。トゥーランではどのような形状か、値段がどのくらいかは書かれていないが、インテークの形状から考えてもそれほど大きなものではないだろう。エアーフロセンサーほど大きなものではなく、もっとコンパクトなものだろうから値段もたいしたものではないはずだ。問題はどこで部品を調達すべきかだ。ディーラーに注文するのは癪に障るので(自分が苦労して手に入れた情報を教えたくない)、ネットを探してみると「パルカ」という輸入部品を扱っているショップを発見。ドイツ本国の部品を仕入れているようで、シャシ番による適合確認もしてくれる信頼できるお店のようだ。ここでMAPセンサーを販売していた(ここしか見つからなかった)。さっそく適合確認をしてから注文。在庫があるのですぐに届いた。ボッシュ製である。早速交換作業だ。取り付け位置を探すのは少し迷ったが、ベルト側の奥のほう、インテークの端っこ辺りだ。下からの写真こんな所にあったとは。・・・と、ここでふと目に留まったものがある。何か、ホースが割れておるではないか?なぬ、こ・・これは!?ブレーキのマスターバッグに入る負圧ホースではないか!!!このホースはブレーキマスターに負圧をかけるためにインマニと繋がっているのだ。よーく見てみると、かなりひびが広がっている。触って確認すると、ほとんど外れているのと同じような感じで、力をいれなくてもそのままするっと抜けてしまう。・・・コレって、もしかしなくても相当怪しいのではないか。アイドリング異常で真っ先に頭に浮かぶのが負圧ホースからの負圧漏れと言ってもいいくらいなのだ。もしホースが抜けたらエンストしてもおかしくないよな・・・。マジか?うーむ、ここはよく考えないとアカンところやぞ。もし、常時負圧が抜けているなら、絶えず異常が出るはずだ。たまに、とかは考えにくい。だが、何かのはずみで漏れたり漏れなかったりすることはホースの状態からも考えられなくも無い。ブレーキ踏みっぱなしでマスターに負荷がかかったりとか?あるかもな。とりあえずはテーピングで対処しよう。しばらくはこれで大丈夫だろう。ガッチリとはまっている。このホースの割れがトラブルの原因である可能性もあるのだが、MAPセンサーも信頼度の高い情報であるし、部品もあるので、交換作業はもちろん行う。ここで少々問題発生。エンジンカバー(インテーク)を外す時にホースを折ってしまった。ブローバイホースだろうか。ここは慌てずに、ちょっと短くなるがホースを挿しなおして対処。長めの作りなので特に問題ないであろう。慎重にいこうw。センサーはトルクスネジ二本で取り付けてあり、オーリングで勘合しているので取り外しには少々力がいったが無事に外せた。購入した部品と少し形状が異なる。インテークの奥に位置しているためか、カーボンがびっちりと張り付いている。どろっとした状態だ。これで正しい数値を読み取れているのか、疑問である。もしかすると清掃するだけでも症状が収まるかもしれない。交換完了後、エンジン始動してみるが、特に異常は無い。心なしか、さらにアイドリングがスムーズになったような気がする。まあ、これは完全に気のせいだと思うがw。だが、ブレーキのフィーリングは変わった。今までよりもタッチは甘い感じだが、効きがよくなった。やはり負圧が漏れていたのかもしれない。このあと、一週間ほど嫁が通勤で使用しているのだが、いまのところ症状は全く起きていないようだ。もっとも、さらにロングの運転をしてみなければなんとも言えないので、現状では完治の判断は保留中である。ウチの車と同様の症状でお悩みのオーナーさんがおられたら、とりあえずこのMAPセンサーの交換もしてみてはいかがだろう。値段も7560円だし、他の部品に比べると安いものだ。点火コイルやEGRバルブ、スロットルボディなど、基本的なところは抑えておく必要はあるが。もちろん、負圧ホースもw。三週間もディーラーで見てもらっていたのだからという予断もあって、エンジンルームをきちんと点検するのを怠っていたのは痛恨の極みである。しかし、ディーラーさんよ、ほんとにちゃんと点検してくれたのか?あんなホースの亀裂、見つけられないのか?まったく、やる気が無いにもほどがある。
December 19, 2015
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トゥーランのスタッドレスの交換と同時にランクルもスタッドレスに交換した。去年はバランスを取らずにそのまま乗っていた。中古で手に入れたフロントタイヤは安かったのだが、若干ノコギリ状に磨耗していたりして予想通り60km/h程度でもハンドルが微妙にぶれたりしていた。今年はちゃんとバランスを取ったので大丈夫だぜ!!とご機嫌で交換していたのだが、いつも通りに足回りのチェックをしていると、異様にガタがあるのを発見。なぬ?このガタはもしかして・・・ぐはっ!!右タイロッドに1cmくらいのガタがあるではないか!!そう言えばここしばらくハンドルの据え切りが異様に重かった。タイヤがかなり減ってきているのでそのせいかと思っていたのだが・・・。これはちょっと危険なレベルである。ここが抜けてしまうともう走れなくなる。これで我が家には、安心して走れる車がなくなってしまったことになる。嫁にどちらの車を運転させるか。エンストの危険のあるトゥーランか、タイロッドが壊れるかもしれないランクルか・・・究極の選択である。ランクルがウチに来たときから「ハンドル周りは全交換せんとアカンで!」と言っていたのだが、予算の関係上ほったらかしにしていたのだ。そのツケが今、まわってきてしまった。まあしかし、この場合は修理方法で悩む必要は無い。部品を買って交換するだけだ。この際なので、左右タイロッドにドラッグリンクのエンドも合わせて購入することにする。いつも通りにネットで部品注文したのだが、なんと肝心の右タイロッドエンドが製造中止だというではないか!なぬ?困った。ウチのは初期の70なので、そのようなことになっているのだろう。70シリーズで流用はきくはずだが、部品商では流用情報などは扱っていない。パーツ番号を指定すればそれを売ってくれるが、その番号がわからないのではどうしようもない。フォーラムなどで聞けば誰かが教えてくれるのかも知れないが、検索した程度ではなかなか分かるものではない。ネットで色々探していると、大阪の「リバーサイドガレージ」という四駆ショップで70用エンドセットが14000円(税抜)で販売されているのを見つけた。早速メールで問い合わせると、電話連絡をしますという返事がすぐに来た。で、携帯に電話をもらって、「初期の70でも大丈夫やし、代金を振り込んでくれたらすぐに送るよ」、とのこと。もちろんソッコーで振り込んだのは言うまでもない。ちなみに、リバーサイドガレージの大将はいかにも大阪のおやっさんという感じで、すごく良い人であった。まあ、送料は「う~ん、大体こんくらいとちゃうかな」だし、領収書とかもないし(工場直送だと思われる)、アバウトなところはあるのだが、「代金は今日中に振り込みます」と電話で伝えると、「それやったら、信用するし品物は今日送っとくで!」という神対応。いやいや、大将、そこは入金確認してからの方がいいと思いますよ。オレが悪者だったらどうするんですか・・・。しかし、そのやり取りだけで人柄がわかるよなぁ。そのおかげで、振り込んだ翌日にはエンドセットが届いたので、その次の日は平日だったが仕事が終わってから早速作業を行った。届いたものを見ると、しっかりとJAPANの文字がある。大阪の町工場で作られた逸品である。正直なところ、ebayなんかでワンセット5000円くらいで外国物が売ってるので、そういうものが送られてくるのではないかという懸念もあった。だが、届いたものはしっかりとしたメイドインジャパン。下町ロケットではないが、町工場の確かな技術で作られた品物である。とにかく、交換作業だ。エンドを外すには特殊工具が必要。ダブルハンマーで外せなくも無いが、タイロッドやナックルが変形するのでやめたほうがいい。エンドリムーバーをセットしてボルトをねじ込んでいく。世界の工具を扱うアストロプロダクツとのコラボ販売!【エンジン・足回り】 CLEVER タイロッドエンドリムーバーうまくいくと、これでガキンと外れるのだが、相当締めこんでも外れない場合は、仕方がないのでテンションのかかった状態でエンドをハンマーで一撃するとガキンという音とともにジョイントが外れる。この場合も、直接エンドをぶっ叩くのは厳禁で、当てハンをして叩こう(別のハンマーをエンドにあてがい、そのハンマーを叩く)。(エンドと書いてるが、もちろん叩くのはナックル側を叩く)ジョイントが外れれば、ロックナットを緩めて外す。交換部品が全く同じものなら、シャフトから出ているねじ山の数を覚えてておけば、取り付け時に同じ状態にもどすことでトーの再調整が不要になる。今回のような外品の場合はそれが出来ないので、ねじ山で大まかな位置を合わせて、あとは事前にフロントタイヤの前後の中心間の幅を計っておいてその位置で再調整をした。これは本当に適当な調整法なので、出来ればどこかでトーを計ってもらった方が良いだろう。もっとも今回は装着後の試運転でもハンドル位置はほぼセンターが出ていたので、トーの狂いはほとんど無いと思われる。時間も無いので、今回は本当に駄目な右タイロッドエンドのみとしたが、それだけでもカッチリとしたハンドルになってくれた。譲ってもらった当初から曖昧なハンドル感だと思っていたのだが、正常な状態であればちゃんとハンドル切ったほうへ向くんだなと安心した(笑)。これでなんとか嫁にも運転させられる。実際に運転もさせたが、「前はすごくカーブが怖かったけど、全然大丈夫になってる!」という感想であった。とりあえず一件落着。リバーサイドガレージさん、ありがとう!!
December 14, 2015
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今回はEGRバルブ。フォルトコードでP0400が出たので、何らかの不具合が起きた可能性は高いはず。ネットで調べてもここはたくさん不具合事例が出てくるので、やっておいて損はないであろう。これがEGRバルブなのだが、エキゾーストマニホールドとインテークマニホールドをつなぐ金属のジャバラ状のパイプの間に位置している。そのパイプを外していくのだが、エキマニ側はt30のトルクスで簡単に外せたのだが、インマニ側がかなり固い。最初、インマニ側も同じトルクスだと思って外しにかかったのだが、どうも手ごたえがおかしい。ぐにっという感じでおかしな感覚だったのだが、そのまま力を加えていくと何とか緩んでくれた。だが、よく確認してみるとトルクスではなくヘックスの5mmだった・・・。やばいやばい。もう一本のボルトをソケットをヘックスに換えて外そうとするのだが、手持ちのソケットではパイプが邪魔でまっすぐ入らない。斜めでは絶対にボルト穴をなめそうなので、困ってしまった。なぜ、インテーク側だけこんな固く締めているのか?普通に考えればエキマニのほうが温度は高いと思うのだが。しかもボルトの頭の形状を変える意味が分からん。普通のヘックスのレンチならかかってくれるのだが、レンチがしなるまで力をかけても緩む気配がない。ここをなめてしまうととんでもないことになるので、ここは慎重にいかねば。考えた末に、パイプごと外すことにした。インマニに少し入り込んでいるのだが、このまま抜き出せそうだ。パイプごと外せた。しかし、パイプを外さねばバルブ内を清掃できない。このボルトが鬼の硬さである。ソケットが使えればいいのだが、5mmのヘックスのロングは持っていない。ここはヘックスレンチでなんとかせざるを得ない。部品単体にしてしまえば力を入れやすい体勢で作業できるので、レンチを使って渾身の力を込めて緩めると「バキン!!」という音とともに緩んでくれた。やれやれ。このフランジの上部に冷却水が入っている。漏れたのかどうかわからないがわずかにクーラントがボルト部にしみこんで焼き付いたようになっていた。ねじロック剤のような状態で固まってしまっていたようだ。カーボンはそれなりだが、コテコテというほどでもない。これが原因で不調が起きるとは考えにくいが・・・。バルブの動きもスムーズだ。インマニに入っているパイプの状態。ネットではこの部分が詰まってしまったという事例も紹介されていた。定期的に清掃するのが好ましいと思う。この写真は、一回清掃し終わった後のもの。最初はもう少しカーボンがまとわりついている感じだった。外したあと。ヘッドカバーには固定されているだけだ。内部ギアも再度確認したが、まったく不具合はない。このあとエンジンチューンナップを用いてある程度清掃したが、あまり丁寧にする必要も感じられなかったのでそこそこに終わらせて組みなおした。距離の伸びている車体であればやる意義はあると思うのだが、うちの場合はとりあえずひどい状態ではなかったという確認程度の作業だったと思う。ここが原因でエンストするとはちょっと思えないなぁ。モーターユニットに不具合がある、とかなら別だが。次にやるとすれば部品交換しかない。エンストが頻発して、そのたびに同じフォルトが出るようなら考えることにしよう。
December 13, 2015
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エンスト問題だが、とにかくこのままでは何も解決しないので出来ることをやる。EGRバルブとスロットルボディの清掃だ。両者ともトゥーランではお約束のようなもので、エンジンの調子が悪いとなると必ず出てくる部分だ。特にスロットルはvw車では定番となっている。ウチの場合は目視した限りでは、ネットで見かけるような「ひどい」ものと比べるときれいな感じだった。が、アイドリングに関して言えばスロットルバルブの小さな隙間が問題になってくるので、けっして安心できるものでもない。ということで早速ばらす。ネジ四本で簡単に外せる。外れたところ。余談だが、外したネジはこのマグネット小皿に置く。これはストレートでオマケにもらったものだが、案外便利なものだ。車のボディに張り付くしネジが落ちることもなく失くす心配がない。インマニ内部もカーボンでしっとりと覆われている感じだ。本当はこの内部もきっちりと清掃したいところだが、クロスフローで下からエンジンに入るタイプなのでエンジンコンディショナーなどを吹き込んでも下部に溜まってしまいそうなので、ちょっと難しいだろう。やるとしたらインマニを外したほうがいいかもしれない。さて、清掃していこう。清掃用にタイホーコーザイのエンジンチューンナップを購入した。モノタロウで1025円だった。燃焼室、キャブ洗浄剤(泡タイプ)タイホーコーザイ NX5000 エンジンチューンアップ 00056もっと安いやつもあるのだが、カーボンが良く取れるという評価で選んだ。カーボンのオチが悪いのでは使う意味がない。たっぷり泡を吹きかけて少し置いてから歯ブラシで軽くこするようにした。匂いは強烈だ。昔からあるヤツだな。こういう作業で自分が気をつけているのは、薬剤が機械や電子部品に入らないようにすることだ。トゥーランはフライバイワイヤなので、スロットルをモーターで駆動している。当然バルブのバタフライのシャフトはモーター部に直結しているはずだ。ここから薬剤が入り込む可能性もある。そうなると内部の基盤やモーターが壊れてしまうだろう。なので、常にモーター側を上にするようにして薬剤が出来るだけ入り込まないように気をつけている。これは次に行なうEGRバルブでも同様だ。国産車でもISCVなどのアイドル制御にステップモーターを使っている車種は多い。へたにスロットルにクリーナーを吹き込むと、スロットル下部にステップモーターが付いているものだと壊れてしまうことが良くあるようだ。作業を行なった直後は調子が良くなるのだが、じきにモーターが壊れてしまい余計に調子が悪くなってしまうのである。安易にクリーナーを使用するのも考え物ということだ。見た目ではさほど汚れていないと思っていたのだが・・・少し清掃しただけでこれだ。思っている以上に汚れているものである。ここまで綺麗にした。これ以上はもうこだわりの世界だw。自分はこれで十分。見ると、スロットルバルブの隙間がこんなにある。以前はほとんど向こうが見えない状態であった。このことから考えると、何かの原因でハンチングを起こしているときに、バルブを戻しすぎてしまったときにほとんど閉じた状態になってしまったとすればエンストする可能性もあるかもしれない。本来であればこれだけの隙間が確保できるからそんなことはありえないが、汚れて隙間がふさがってしまえばエンストしても不思議ではない。そう考えると無駄な作業ではなかったと言えるだろう。・・・と思っておこう。次回はEGRバルブをばらして清掃する作業を紹介する。
December 12, 2015
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部品が届いたので交換作業を行う。Mタッチの内容を確認。ミヤコ自動車工業(Miyaco) Mタッチブーツ(分割式ブーツ)M-543G 1セットブーツとバンド2本、潤滑剤とグリスだ。グリスはおそらく補充用なので量は少ない。アウトボードを完全に洗浄するつもりならグリスは別に用意した方が良いように思える。構造としては簡単なもので、片側の溝にもう片方の突起をはめ込むだけ。はめるときに潤滑剤を塗る。接着剤ではない。作業の手順を書いた説明書もあるので、この通りにやっていけばほぼ問題なく出来る。まず、既存のブーツを外す。バンドがやたらと頑丈である。国産車の場合はニッパーで切断できるのだが、これは分厚くて普通のニッパーではまず切断できそうにない。よく観察してみると、バンドの端を引っ掛けて固定するタイプだったので、その部分をニッパーでこじるようにすれば意外と簡単に外れてくれた。バンドが外せたら、ブーツをカッターで切ってパカっと外す。ブーツが破れて間もないからか、内部はさほど汚れておらず、グリスも十分残っているのでアウトボードの洗浄はしないことにする。メンドクサイというのが本当のところだが。周りに飛び散っているグリスを拭き取る。ドラシャ部は特にキレイにする方が作業性が良い。Mタッチにグリスが付いてしまうと滑ったりしてやりにくくなるからだ。Mタッチを取り付ける。グリス部分をガードするカバーが付属しているのだが、これは便利だ。よく考えられている。はめていくのは少々コツがいる。大事なのは力を入れすぎないということだ。はめる前にブーツ単体で端のほうをはめてみれば分かるが、ホントにするっという感じで軽くはまっていく。斜めにならないように水平に向かい合わせて押し付ければはまるのである。潤滑剤が乾いてくれば塗りなおしてから行う。(最初に全量を使わないようにする)はまらないときはムキになって力を入れると駄目だ。はまらないということは向きが斜めになっているとかはめる場所がおかしいとかそういうことだから、とにかく正しい場所を水平に合わせることを意識して真っすぐ押し込めばあっけないくらいするっと入るのである。アウトボードボディ側が半分ほどはめられたら、とりあえずボディに装着する。グリスが減っているようならこのときボディにグリスを補充してから行う。それからシャフト側をはめ込んでいく。完全にはめられたら、バンドで固定する。バンドの向きに注意すること。回転方向側に倒してしまわないようにする。完了である。30分程度の作業時間だった。はめるのに手こずると大変そうだが、何度も言うが無理なアングルではどれだけ力を入れてもはまらないので、とにかく水平を意識することだ。このあと、バイパスの高速走行も含めて100kmほど走行したが、特に不具合はない。今のところは漏れも見当たらない。車検直前にどうしよう!という用途であれば十分に使えるものではないかと思う。ボルトやジョイントの脱着が無い分、DIYとしてのリスクは少ないだろう。
December 7, 2015
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2016年10月1日 追記この記事を書いてから10ヶ月あまり経つのだが、かなりの閲覧数があった。それだけ関心が高いというか、検索で引っかかる率が高かったということか。自分自身、ここに紹介した方法で今までdアニメを見ていたわけだが、結構頻繁にアプリのアップデートがあり、アマゾンビデオ上ではアップデートなどできないので、そのたびにアンインストしてまたApps2fireで入れなおすということを繰り返していたのだが、ついにアマゾンが公式対応してくれたようだ。9月15日に公式対応されたようだが、今日まで気がつかなかった・・・。画面はfire用にリモコンで全て操作できるようになっている。パソコン版とまったく同じではないので、今日見た限りでは「秋アニメ配信予定作品」といったものまでは見ることができない。「人気投票」なども無理のようだ。基本、今配信しているものを見ることに注力されているもよう。まあそれで十分なのだが。この記事もその役目を果たし終えたということですな。誰かの役にたっていたとしたら、嬉しい限りである。ここからが、過去記事です↓↓↓プライムビデオを見たいと思って、プライム会員になってみた。年間3900円で色んな映画やドラマを見られるなら安いかなーという単純な考えだったのだが、ラインナップはまあ金額なりのもので、当初期待したほどのものでもなかった。それはまあいいとして、プライム会員獲得へのテコ入れだと思うのだが、fire tv stickという便利そうなものが非常に安値で手に入るとのことで思わず買ってしまった。中身はこんな感じ非常にシンプルこれでもアンドロイド端末なのだから驚く単純にパソコンで見られるものがそのままテレビで見られると思っていたのだがそうでもないらしく、プライムビデオは当然見ることができるがネットがそのまま見られるわけでもないようだ。あんた誰?詳しい内容は詳しい人に任せるとして、アマゾン専用アプリしか基本的にはインストールできない。huluなどは対応しているので見れるようだが、もうとっくに契約解除してしまった。youtubeはとりあえず入れてみたのだが、ミュージックビデオが非常にきれいな画質で見られるのに少し驚いた。お気に入りのミュージシャンを検索してだらだらと流しておくこともできる。これは使い方を工夫すれば色々と楽しめそうだ。そこでdアニメだ。諸々の理由からdアニメを利用しているのだが(アニメが見たいだけだが)、これを何とか視聴できないかチャレンジしてみた。ネットで検索してみるが、何かをすれば見ることができるようだが、その「何か」が何かわからない。バンダイチャンネルを視聴している人のページを見ているとクロームブラウザを入れて、それでプレーヤーを再生しているようだ。apps2fireというアプリでアンドロイド端末からfire tvへアプリをインストできるらしい。早速試してみると、無事にdアニメとクロームがインストできた。タブレットはzultraを使用。だが、クロームはマウスがなければどうにも動かすことができない。dアニメも起動はできるが横長の表示となってしまい、「こりゃだめだ」の雰囲気だ。クロームから普通にdアニメを起動すればどうだろう、と考えたのだが、マウスが必要だ。無線マウスならあるのだが、うちのはロジクールのマウスでこれはどうもブルートゥースではないらしい。色々と発見があるなぁ。しょうがないので、アマゾンで一番安そうなブルートゥースマウスを買った。こういう時にプライムのお急ぎ便が役に立つわけだ。これまたシンプルandoerというメーカー?の中華マウスのようだ。使えりゃいいのだ。だが、マウスが届くまでの間に色々と調べているとある記述にたどり着いた。「HAランチャーをインストールして強制的に横画面にすれば見ることができた」というものである。なぬ?それだけでいいの?早速、HAランチャーをインストする・・・が、うまくインストできない。apps2fireでちゃんとコネクトしてインストするのだが、インストール中の表示がいつまでたっても終わらない。HAランチャーの問題かと思い、dアニメをいったんアンインして再度インストしてみたが、これも失敗する。ということはHAランチャーの問題ではないということだ。ちょっと行き詰ってしまったのだが、タブの再起動やらstickの再起動やら、アプリのタブへのインストし直しやら色々とやっているうちにスカッとインストできてしまった。結局何が原因だったのかよくわからないのだが、できたからいいか。早速HAランチャーを起動する。設定で横画面にする。dアニメを起動。おお!!いけてんのとちゃう?普通に画面が出てるぞ!再生してみる。ちゃんと再生されている。画質も選べるし、HD画質も問題なく再生できてるようだ。ちなみにマウスがなくても何とか操作はできる。非常にやりにくいが。ま、マウスを使うほうが賢明である。購入したマウスはきちんと認識されて使用できている。マウスを使うほうが100倍便利である。文字の入力はリモコンで十分だ。ガラケー使いだから慣れてる。これでdアニメのテレビ視聴ができるということだ。ちょっとだけクロームキャストを買おうかと悩んだんのだが、買わなくてよかった。ちなみにランチャーで簡単にdアニメを呼び出せるようにできるはずなのだが、設定の仕方がわからない・・・。ので、いちいちstickの設定の画面からアプリを呼び出して使っている。ま、慣れればなんてことないからいいのだが、ちょっとモヤモヤ感の残る結果となってしまったかな。HAランチャーの使い方はどこ見たらえーの?
December 5, 2015
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エンストの話はとりあえず脇に置いておくとして、スタッドレスタイヤの用意をする方が先だ。先日ホイールから外したものをトゥーラン用のアルミにはめていく。タイヤが新しいからか、スルスルはまってゆくので楽だ。はめる対角側は足で落としておく。コレ基本。エアバルブは新品に交換。専用工具があるので、安いので買っておいたほうが良い。ホイールのビード部は紙やすりでキレイにしておく。タイヤのカスなどが張り付いているので、気持ちの問題だが自分でやるのだからこのくらいはしておきたい。軽点も一応合わせる。タイヤを完全にはめる前に合わせておくほうが無難。はめてしまうと動かせなくなるかも。タイヤがはまればコンプラッサーから空気を入れてビードを上げる。空気圧よりも空気量が必要なので補助タンクをつなげて流量を稼ぐ。インパクトレンチで大トルクが必要な時も圧よりも供給量が大事になってくるので意外と補助タンクの出番は多い。去年、ランクルでは苦労したビード上げだが、サイズのせいもあるのかもしれないが、リムチューブを使うまでもなく速攻でビードが上がる。ちなみにビード上げの時はタイヤバルブの虫は抜いておく。そして一気に空気を入れるようにする。よくある押し当てて使う空気入れではなく、チャックできるもので両手がフリーにできるものが必要。当然、虫がないので先にバルブの付いてる空気入れは使えないので注意。タイヤがはまれば、はめ換えといきたいところだがバランスを取らねばならない。ランクルはバランス無しでいったが、さすがにトゥーランは高速走行が多いのでそういうわけにはいかない。タイヤショップでのバランス工賃の相場は1000円~/本だ。だが、ウチの近所のガススタではなんと500円!!これは助かる。ちなみに四駆タイヤは倍の1000円。ついでにランクルの前輪タイヤもバランスを取ってもらうことにする。実家の車を借りてタイヤ6本積んでガススタへ行き作業をお願いしてバランス完了!〆て税込4320円也。このスタッドレスはタダでもらったものだから、はめ換えは自分で行ったし、バランスの2160円だけで手に入ったことになる。もらった人に聞いたところ、なんとワンシーズンしか使っていないし、距離も1000kmも走ってないそうだ。ほとんど新品やん?!スタッドレスタイヤが用意できたので早速交換しておく。最近急に寒くなってきたので、雪が降る前の交換がキモである。スタッドレス交換のときは足回りの点検もしておく。パッドが減ってないか、ブレーキ液の漏れやホースの破損はないか。ガタはないか等など。まあ、この車は3万kmしか走ってないし、何もなかろう・・・ん??このオイルはなんだ?いやグリスか?うはっ?!マジか!!!ドライブシャフトブーツがパックリと割れておるではないか!!!!!ぐはっ!!やられた・・・。マジか・・・。ここに来てこれはちょっとダメージでかいぞ。ああ、どうしよう。ブーツ交換か・・・。普通に考えるとハブからシャフトを抜かないと駄目だ。ハブナット堅そうである。とりあえず試しにハブナット(ハブボルトだった)をインパクトで緩めてみる。27mmソケット・・・あったぞ。インパクトで(逆ネジじゃないよな)ガツっと・・・緩まない・・・。はぁ~アカンか。まあ、最後の手段として3/4インチヘッドの化け物みたいなラチェットも持ってるので、タイヤはめたままハブ穴からソケット入れて緩めることは出来るだろう。だが、問題は整備時間だ。実作業に半日、なんだかんだやってると一日作業になることは目に見えている。タダでさえ忙しいのに・・・。設備の整ったガレージとは言わないが、工具類が収納できるちょっとした倉庫と屋根と壁と照明のあるガレージさえあればなぁ・・・・・・いかんいかん、現実逃避している場合ではない。とりあえずスタッドレスにはめ換えて作業は完了。道具を片付けてから、ネットで調べてみる。特に作業は問題なさそう。ジョイントも簡単にばらけるようだ。部品代は3千円くらいはするのか?ハブボルトは交換か。周り止めはないのでそうなるか。ブーツバンドが面倒なようだ。このタイプは専用工具が必要になるが、なんとか既存の工具で代用できるか?うーん、どうしよう。スピージィ・・・パッカンブーツでいっちゃう?あまり使いたくはないのだが、この際贅沢を言ってられない。検索をかけてみるとアマゾンでトゥーラン用が4205円也。型式を見てみると2.0GLI用のようだが、1.6Eも同じかな?色々と調べてみるも、確証は得られない。買ったはいいが使えないでは話にならんし、どうするかな。GLIだが一つ古い型のVW-01Rというのを使っている人はいるようだ。ゴル4などと同じだとの記述あり。意外にサイズは変わっていないようである。車パーツならモノタロウがあるなと思い調べてみるが、件の01Rは取り扱い終了となっている。うーむと悩んでいると、ページの下のほうに代替品有りとの但し書きが。ミヤコブーツのMタッチブーツのM-543Gが同等品として3930円で販売している。スピージィより安いやん?休日割引で5%オフの3733円でゲットだぜ。3,240円以上ご購入で送料無料!ミヤコ自動車工業(Miyaco) Mタッチブーツ(分割式ブーツ)M-543G 1セットちなみに、パッカンブーツは整備士には不評で、なぜかというと隙間からグリスが漏れてくるのである。もちろんそれでも車検は通るのだが、ホイール内側がグリスだらけになって非常に汚くなるし、漏れているということはそのうちグリスが無くなるということで、そうなるとジョイントが駄目になり例のパキパキ音が出てしまうことになる。それと、作業が簡単なので工賃が大幅に安くなってしまう(こっちの方が問題かもw)。通常のブーツ交換なら左右で15000円ほど工賃が発生するが(国産車)、パッカンだと5000円もらえれば良いところ。なれた車種だと左右ブーツ交換くらい1時間もあれば出来るので、けっこう美味しい修理なのだが、パッカンははめるのが割りと面倒で同じくらい時間がかかってしまうこともあり、あまりやりたくない作業だった。でも客に、パッカンでやってね、と言われれば断れないので(苦笑)。スピージィやこのMタッチははめるだけのファスナータイプ。必ず隙間は出来るので漏れは必ずあると思ったほうが良い。では、溶着タイプなら大丈夫なのか?と思うだろうが、それでも漏れてくることはあるのだ。もちろん、はめ込んである部分は溶着してあるので問題ないのだが、アウトボードボディやシャフトの部分、つまりバンドで締め付けてあるところから漏れることが多い。おそらく、ある程度の汎用性を持たせるためにサイズが若干アバウトに作られてあるのだと思うのだが、そのせいで若干の隙間が出来ることがありそこからグリスが漏れてくるのだ。純正はほんとにピッタリとはまり、バンドをはめるとびくとも動かないくらいボディに密着するのだが、パッカンは物によってはバンドを締めても手でブーツがグルグル回せるくらいの状態の場合がある(緩いわけではない)。まあ、それならグリスも漏れるわけだ。今回はそういうことを承知で敢えて選択。割れたまま走るよりはいいだろうと思うし、気になるなら時間が出来た時にちゃんとしたものに交換すればよいだけだ。ということで、部品は購入した。作業は次回ということで。
December 4, 2015
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故障箇所をある程度絞り込んだものの、見当で部品交換を行うにはちょと値段が高いので躊躇してしまうものばかり。外車に乗るような人は10万円くらいの出費でギャーギャー言っては駄目なのかもしれないが・・・うちは庶民なので。VWも大衆車だしな。かと言ってこのままウダウダと悩んでいても何も進まない。とりあえず状態を確認できるところは確認してみよう。スロットルボディとEGRバルブをばらしてみることにする。エンジンの上部カバーを外す必要があるようだ。とにかくこの車はディーラーにまかせっきりだったので、自分ではオイル交換とバッテリー交換くらいしかやってない。ただのエンジンカバーだと思っていたものが、どうやらエアインテークを兼ねているようである。合理的なようだが、プラスチッキーなのはあまり好みではない。しかもこのカバー兼インテークはゴムのクリップのようなものではまっているだけなのだ。このゴムの穴にこのポッチがはまるこんなのでいいのだろうか。まあいいか。ディーラーで交換された点火コイル。今更だが、本当に駄目になっていたのか?これも外品なら半額で済んだのだが。プラグは交換してないので、そのうち交換しよう。て言うか、状態は見ておく必要がある。ディーラーはプラグの確認したのだろうか?これがEGRバルブ。冷却水も入っているようだ。キャブ車の話だが、冷却水通路のガスケットが抜けていて水温がマックスになるとキャブからインテークに水が入って不調を起こすという事例を経験したことがある。あれは見つけるのに苦労した。そういうことも考えておく必要がある。ネットで見た故障の多くは内部のギヤが削れてしまってバルブが開閉しないようになってしまったものだった。なので、この車もそうかと考えて上部を外してみたのだが・・・いたってキレイだ。ここだけ見ると新品のようである。もしかして、サービスキャンペーンで知らないうちに交換されていたのか、と思えるほどだが、ホース類の取り付けを見ても手が入った様子はない。やはり、内部の確認すらされていないのだろう。バルブが固着している様子もない。バルブ側のギヤを手で動かすとスムーズに動く。うーむ、本体の故障の線は薄いか?モーターがたまに動かなくなるということも考えられないわけでは無いが。今回はばらすのはここまでにする。ボディを外すと冷却水もこぼれるし、排ガスを通すホースも外さねばならないので多少の時間を見ておかねばならない。すぐに交換する必要はない、ということが確認できたので良しとしよう。そしてスロットルボディ。入り口から見る分にはそれほどではないが、この裏が問題なのだ。外してみる。ネジ四本で取り付けられている。インマニが樹脂なのでボルトではなくタッピングネジだ。こういうのはなんとなく取り外しを繰り返すと緩みがおきそうで不安がある。ネジ穴を馬鹿にしないように気をつけねば。オーリングも本来は新品にするべきだが、仕方がない。へたに液ガスを使うのもなあ・・。で、裏側はどうかと言うと・・・たいして汚れていないようだ。カーボンは付いているが、思ったほどではない。ネットで散見するひどいものとは比べ物にならないくらいキレイ。うーむ、困った。もっとひどいものを想像していたのだが。まあ、極わずかな隙間なので少しのカーボンでも影響はあるだろうが、これで不調を起こすようならそこらじゅうのVW車がエンストしてしまう。(してるのか?)これも確認にとどめて一旦元に戻す。後日、EGRと一緒に清掃してみよう。とは言うものの、結局振り出しに戻ってしまった感じだ。それこそ、ギヤが破損していたりカーボンでゴテゴテだったりしていれば、「ここが原因だ!!!」と断定できたのだが、現状ではエンストの原因となるほどのものとは思えないところばかり。とりあえずは清掃して様子を見るしかない。しかし、本来こういうことはディーラーがやるべきことではないのか?自分ならスロットルとEGRの洗浄してアダプテーションを行ってから一旦ユーザーに納車する。普通はそうするだろう。10年も同じ車に乗り続けるやつは客でもなんでもないってことだろう。ディーラーも慈善事業ではない。それはよくわかる。自分もそういうディーラー体質がいやになってやめたクチだからなあ。何はともあれ、なんとか部品代を工面せねば・・・。誰か、お年玉ください(クリスマスプレゼントでも可)。
December 3, 2015
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以前から少し調子が悪かったのだが、とうとうエンストしてしまった。顛末はこうだ。普段は嫁が乗っているのだが、20kmほどの距離を走った後、信号待ちからの発進時に「ガクガク」っとなることがあると言い出した。症状から推測すると、ATのジャダーか点火ミスによる息継ぎあたりだろう。だが、自分が乗る時には症状が出ず、色々と忙しかったこともありほったらかしにしていた。が、ある日とうとう走行時にエンジン回転が急激に上がるのに速度が出ないという状態になり、ディーラに担ぎ込まれてしまった。その時は「点火コイル不良」の診断が出て、コイルの交換となった。47000円の修理代・・・痛いなぁ。それで完治したと思っていたのだが、三日ほどたってから今度はエンストしてしまった。もちろん嫁が運転中、しかも街中の交差点で・・・。「エンジン止まった!エンジンかからない!!どうしよう!!」と携帯に電話してくるのでびっくりして、「かからんて、ほんまか?もう一回やってみ!」と言うのだが、「キーが回らない!!!」と仰る。いや、それはシフトレバーをパーキングに入れてないやろ、と思うのだがもう完全にパニくってるので、「ディーラーのすぐ近くやろ?電話して積載車で来てもらえ!」と伝えて一旦電話を切る。その後、二転三転して結局ディーラーが代車を積んでやってきてなんとかなったのだが・・・。おい!!こないだ修理したばっかりだぞ!!という怒りは当然あるのだが、違う原因で不調が連続して起きることは間々あるということを良く知っているので怒る嫁をなだめて、再びディーラーへ入庫となった。だがしかし、いつまでたっても修理完了しない。どうもエンストが再現しないうえに、フォルトコードも残っていないようで原因が絞り込めないようだ。結局、3週間もの間預けていたのだが原因が分からないということで戻ってきてしまった。・・・調子が悪い程度ならまだしも、エンジンが止まるというのはえらいことである。エンスト経験者である嫁は完治するまでは乗りたくないと仰る。当然だ。幹線道路の交差点でのエンストなど、考えただけでも背筋が凍る。しかし困った。ディーラーが匙を投げてしまったものをどうしろというのか。ディーラーの見解としては、エンストということなら燃料コンピューターが怪しいとのこと。実際にここが駄目でエンストする車もあったらしい。だが値段は25000円もするものだから、見当で交換するわけにも行かないと言う。しかし、今回のエンストに関しては燃料系では無さそうな匂いがプンプンなのだ。以前から調子が悪かったのはアイドリング中にハンチング症状が起きていたということなのだ。で、今回エンストする際にもこのハンチングが起きて回転が1300回転くらいまで上がってから落ちていく時にそのままストンと止まってしまったのである。これってスロットルとかその辺りじゃないのか?ディーラーに聞いてみると試運転中にもハンチングは起きたらしい。しかしエンストはしなかったとか。おいおい、じゃあハンチングの原因を調べてくれよ!!燃ポンではハンチングはしないと言う。水温センサーかも・・・とか言うのだが、アイドルアップするなら分かるがそれでハンチングするの?と聞くと、無いですかねーと仰る。もういいよ。おたくらは当てにしません。色々と調べてみると、確かに燃料コンピューターの故障も多いようだ。で、コンピューターも対策品らしきものに変更されているようで、オークションには古いものばかり出品されている。だが、中華ネットショップで純正対策品がかなりの安値で手に入れられそうだ。まあ、これは次善の策として後回しにしておく。一番怪しそうなのはスロットルボディとEGRバルブ。スロットルはカーボンが付着しやすいようでコテコテになっていれば今回のような症状が起きてもおかしくない。EGRは以前この関連でチェックランプが付いたことがあり、その時は異常無しで戻ってきたが、今回調べてみるとここの故障も非常に多いようだ。めちゃくちゃ怪しくないか?もちろんディーラーにもこのことは言ったのだが、EGRは考えにくいですねーとあっさり流されているのだ。・・・なんだか調べれば調べるほどディーラーへの不信感が募っていく。全くやる気がないんじゃなかろうか。コイルのときも全く試運転もせずに納車されたし、エンストのときの嫁への問診もほとんどしなかったようだし、普通では考えられない対応だ。まあ、仕方がないのでしばらく通勤で乗ってみたが、確かに全く症状は出ない。ハンチングはそもそも一時間程度運転しないと出なかったものなので、15分の通勤程度では全くでない。しかし、先日、嫁が遠出をするのでどうしてもトゥーランに乗るというので、仕方がないので運転手を買って出たのだが・・・出ましたハンチング!!ちょっとした渋滞でゴーストップを繰り返すと出るんだ、これが。「出たなー」「出たね」と言いながら運転してると、止まったよエンジン。隣で嫁が息を飲むのが分かる。が、前回エンスト時も再始動は容易だったとディーラーからは聞いていたので、ここは落ち着いて一旦パーキングに入れてキーを抜き、再びエンジン始動。あっさりとエンジンはかかってくれた。そして、ここで待望(?)のチェックランプが点灯してくれたのだ!「大丈夫?大丈夫?またディーラーに行く?」と、嫁はしきりに聞いてくるが、ちょうど帰路についていたこともあり、そのまま真っすぐ家に帰ることにした。少し走れば渋滞も抜けるし、あとはバイパスをかっ飛ばせばいいだけだ。アクセルを踏んでる限りはエンストしない。やはり燃ポンの線は薄いな。なんとか無事に帰宅して、さあ、フォルトコードを確認しようではないか。こんなこともあろうかと、秘密兵器のOBDアダプターを手に入れておいたのだ。紹介しよう、ELM327君だ。【送料無料】超小型★ELM327 OBDII(OBD2)スキャンツール 診断 ELM327 Bluetooth ブルートゥース スキャンツール テスター コンピューターたった1500円のコイツで、車載コンピューターの色々な情報をスマホやタブレットに無線で飛ばすことが出来るのである(自分はamazonで購入)。もちろんフォルトコードも確認できるし、リセットも出来るという。マジか?マジなんです。アプリは定番のtorque pro(有償版)である。早速起動させて接続、コードを読み取る。読み取るのにしばらく時間がかかるが、1分ほどで読み取り完了。でた!!「P0400」やっぱりEGRやん!?ネットで調べてみるとディーラーコードではもう少し細かく出てくるようで、閉じる方か開く方かもわかるらしい。だが、エンストするということからすると開く方だと考えられる。もちろん、これだけでEGRが原因と決めるのは早計である。が、このフォルトが出たということは、開くべき時に開かなかったかその逆をセンサーが感知したということだと思うので、原因の一端であるとしてトラブルシュートすべきだろう。とりあえず怪しいEGRバルブを交換するべきか?しかし、お値段は驚愕の5万円超え・・・。嘘やろ?ここは中華ネットショップか!と探してみるも、中国では負圧制御のバルブしか見つからない。これはあれか、お国柄、排ガス基準が極甘だから電子制御する必要がないということか?そもそもEGRは排ガス制御装置で、排ガスを燃焼室へ戻すことによって燃焼温度を下げて排ガスをクリーンにするというもの(だったはず)。極論を言えばバルブなんて閉じっぱなしでもいいわけで、装置を殺してしまえば今回の不調も納まるかもしれないのだが、そうするとおそらくチェックランプは点きっぱなしになるだろうからそれはマズいということだ。困った。e-bayを探してみると、125ユーロで販売されているのを発見。しかし送料込みだと150ユーロとなり、関税や消費税をとられた場合、31000円ほどとなってしまう。ヤフオクで同等品が34000円で出品されているので、ここは悩みどころだ。今回はこれまで。実を言うと故障はこれだけに止まらず、トゥーランはもとより、ランクルにまで飛び火していくのであった・・・。誰か助けてくれー!!
December 2, 2015
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