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2003年11月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この曲を書くにあたって、いくつか簡単に調べて見たけど


http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/1562828657/qid=1068351553/sr=1-6/ref=sr_1_6/002-2359968-8544056?v=glance&s=books

にも関わらず、私はこの本を読んでいない。
ゆえに、この文章はあくまでこの曲について表面をなぞっただけ
にすぎないものである。

「ルイルイ」という曲。現在では完全にフォークロアの1つ
であり、深入りするには危険すぎる曲なのだ。

この曲がヒットしたのは‘63年。当初はマイナーレーベルから
の発売で、これが地元オレゴン州で評判となり発売の権利を

(ガレージバンドにはこういったパターンの曲が多い。)


曲を聴けばわかるけど、何を歌っているのかよくわからない
やる気のないボーカルに下手糞なバックの演奏と覚えやすいリフ
最初聴いた時にはエレピの音が新鮮に感じられたけど、当時
始めて聴いた人は驚いただろうな。(今でもいきなりラジオ
から流れたりしたら結構私は驚くと同時にあきれる。)

実は大体同時期に後に人気グループとなるポール・リヴィア
&レイダースもこの曲を歌っていて、これはチャートには
入らなかったけど、西海岸ではヒットして、こっちの方が好き
な人も多い。この当時のレイダースはまだインスト曲中心
のガレージ・バンドだった。


歌手が‘56年に発売した曲。この人元はロビンズというグループ
で初期のリーバー&ストーラーの大名曲「Riot In Cell Block #9」のリードボーカルである。(この曲がスライ&ファミリー
ストーンの元ネタである。当時リーバー&ストーラーは極めて
急進的なグループと付き合いがあり、その思想が反映された曲
である。)


キングスメンがヒットさせた当時は元のバージョンは完全に
忘れられていて、ベリーが作者として認知されるのは‘80年
代後半になってからである。

というのも、この作者不詳というのが、この曲の話の面白い所で
あり、これによりロック音楽の枠を完全に超えた大有名曲となる
理由がある。

キングスメンの曲を聴いて見るとわかるけど、この曲歌詞が全く
よくわからない。何をいっているのかわからないので、この曲の
カバー曲は曲ごとに歌詞が違うという不思議な状況になって
しまったのだ。

ヒット曲としてはサンドパイパーズ、ジョン・ベルーシ(アニマル・ハウスで歌っていた。)ぐらいしかないけど、とにかく
カバー曲が膨大で、特にロックバンドが取り上げる事が多く
その数は集計不能だが、確実に千曲は超えているだろう。


その多くが個々に歌詞が違っていたりする。特に卑猥な内容の
歌詞が多く、そのためこの曲の歌詞のオリジナルを調べるために
何とFBIが調査をし、結果「この曲の歌詞は聞き取り不能」と
いうバカらしい報告書を出している。それぐらいこの曲は
有名曲になっていたのである。(この調査は‘70年代
前半に行われたらしい。)

曲自体も覚えやすく、演奏しやすいため、米のカレッジ・ラジオ
では「ルイ・ルイ・マラソン」という企画があったらしい。
「ルイ ルイ」のカバー曲を24時間流すというものだが
レコードではあきたらなくなり、聴取者が自分で吹込んでその
テープをラジオ局に送りつけるなどというバカバカ
しい状況になっていったそうだ。

とにかくこの曲についてはこういったサイドストーリーが
面白いのだが、当のキングスメンに話を戻すと、実は「ルイ
ルイ」以外に聴くに値する曲は少ない。
というのもすぐこのヒットによりメンバーが変わったり
大手レコード会社に移ってしまったため、「ルイ ルイ」で
聴ける演奏はしておらず、普通のロックバンドといった感じが
強くなってしまったせいだ。
とはいえ、多分NHKでは流せない「The Jolly Green Giant」(‘65年米4位)などの見逃せない曲もあるが。


しかし現在ではオリジナル・メンバーを中心に再結成されており
ツアー中心の活動をしているらしい。これは以外だった。


この曲についての話がもう少し知りたければ、上記の本と
http://www.louielouie.net/
http://www.xs4all.nl/~tdg/louie1.html
というこの曲についてのみ扱ったサイトがあるので、そこを参考に巡って
みればいいだろう。(ちなみに後者のサイトにはこの曲の日本語訳とかが
のっていたりする。)

参考文献 「ミステリー・トレイン」グリール・マーカス著 
ミュージックマガジン社から邦訳あり。





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最終更新日  2003年11月17日 00時24分06秒
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