2018.9.8 日本経済新聞
米中貿易戦争の影響が統計に鮮明に表れ始めた。
中国税関総署が8日発表した 8月の米国からの輸入は、前年同月比2%増どまりの133億ドル(約1.5兆円)だった。
伸び率は7月の11%から大幅に鈍った。
対米輸出は同13%増の443億ドルと好調。
今後の追加関税をにらみ、駆け込み輸出が広がったとみられる。
対米貿易収支は310億ドルの黒字。
同19%拡大し、単月として過去最大となった。
トランプ大統領が狙う貿易赤字圧縮は実現していない。
(中略)
輸入全体は20%増えており、米国からの鈍化が目立つ。
8日発表の統計は速報値で国ごとの品目の動向は明らかになっていないが、7月以降の追加関税で車などの輸入が減ったもようだ。
米中は互いに7月6日から340億ドル分、8月23日から160億ドル分の製品に25%の関税を上乗せした。
中国は米国からの輸入の3分の1に追加関税をかけ、車と大豆で課税対象計500億ドルの6割を占める。
(中略)
中国の8月の輸出は全体では10%増で、対米の伸びが上回った。
トランプ政権は7月に追加関税第3弾となる2千億ドル分の品目候補リストを公表。対象になった家具などの駆け込み輸出が起きた可能性が高い。 (引用ここまで)
中国貿易統計、8月は輸出が小幅鈍化 対米黒字は過去最大に2018.9.10 ロイター
中国税関総署が発表した8月の貿易統計によると、輸出の伸びが鈍化した一方、対米貿易黒字は過去最大の水準に拡大した。
対米貿易黒字は310億5000万ドル と前月の280億9000万ドルから拡大、これまで最大だった6月の水準も上回った。
1─8月では黒字が15%程度拡大した。
8月の全体の輸出は前年比9.8%増に小幅鈍化し、3月以降で最小の伸び率となったが、最近の傾向をやや下回る程度にとどまっている。
エコノミスト予想は10.1%増、7月は12.2%増だった。
(中略)
米国への輸出は13.2%増加した。
7月は11.2%増だった。
米国からの輸入は2.7%増となり、7月の11.1%増から鈍化した。
8月の輸入は20%増とエコノミスト予想(18.7%増)を上回ったが、7月の27.3%増からは鈍化した。
8月の貿易黒字額は279億1000万ドル。
エコノミスト予想は317億9000万ドル、7月は280億5000万ドルだった。
対米黒字は総黒字額を下回り、米国以外の国に対する貿易収支が赤字であることを示した。 (引用ここまで)
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