2019.8.25 産経新聞
韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた理由について、韓国政府高官は25日、 韓国側が協定を延長していてもその後に「日本が一方的に破棄する可能性があった」からだとし、そうなれば「ばかを見る」との認識を示した。
聯合ニュースなど韓国メディアに明らかにした。
日本政府は米国とともに協定維持の重要性を強調している。
日本が強引に協定を破棄する事態は想定し得ないにもかかわらず、文在寅政権が被害者意識とメンツにとらわれ、極端な判断に走った過程が浮き彫りになった。
高官は、協定延長の賛否をめぐって「政府内で激論が交わされた」とし、最も考慮されたのが、韓国側の「対話努力に日本が応じなかった点」だと説明。
韓国大統領府は、韓国政府が7月に2回特使を日本に派遣したほか、文大統領が演説で対話を呼び掛けた今月15日にも高官が訪日したことを明らかにしている。
韓国側は、24日が判断期限だった協定の延長を決めても、日本は結局、輸出管理の優遇対象から韓国を除外する政令改正を28日に施行すると分析。
高官は、日本政府がこれほどの強気に出たのは「韓国政府とはやっていけない」と判断したためとみるべきだとの認識に言及した。
文氏や大統領府高官はこれまで、日本が韓国の北朝鮮政策や経済成長を妨げようとしているとの見方を示しており、根深い不信と被害者意識が判断を誤らせた可能性がある。
軍事協定終了 延長決定後に日本が破棄する可能性も考慮=韓国高官 2019.8.25 聯合ニュース
韓国の青瓦台(大統領府)や政府が 日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了を決めた背景には、同協定を延長した後、日本が協定を一方的に破棄する可能性があるとの判断も大きく働いたようだ。
韓国政府が7月、日本に高官級の特使を派遣し、8月には日本政府高官との協議を試みるなど、外交的な解決を目指したが、これを無視し続けた日本側が「外交挑発」を敢行する可能性を考慮したという。
韓国政府高官は聯合ニュースに対し、「政府と青瓦台の安保室で(協定延長の)賛否を巡って激論が交わされた。深く考慮したことの一つは、われわれの対話の努力に日本が応じなかったこと」と明らかにした。
また、 「(協定の更新期限の)24日以前に協定を延長しても日本は結局、28日に『ホワイト国(輸出管理の優遇対象国)』から(韓国を)除外する措置を取るとみた」と伝えた。
その上で、 「その後、日本が一方的にGSOMIAを破棄する可能性があった」として、「われわれが協定を延長し、日本がこれを破棄すれば、ばかを見ることになる」と説明。
「(日本にとっても)非常に負担になる決定であるにもかかわらずホワイト国から韓国を除外するほど強気に出たのは、『韓国政府とは(共に)できない』と判断したとみなければならない」との認識を示した。
韓国政府としては、対立の解消を促した米国の呼びかけまで拒否して関係改善の努力を行わなかった日本と信頼関係を維持することは難しいと考えたようだ。(引用ここまで)


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