ユビキタスモバイルの夢

December 29, 2004
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*2004年は端末機の多様化:

2004年に登場した端末群のキーワードは「多様化」だ。“多機能機”が人気をあった。デザイン、色、ユーザーニーズ、シンプル性などを考慮したこれまでにない個性的な端末が多数発売された。

3Gへの移行が本格化したのが2004年だった。登場した端末は70モデルを超え、ラインアップの多様化が目立った1年となった。


*次世代の携帯電話はどうなるか?:

先の次世代の携帯電話の技術開発をテーマとした「Beyond 3Gに関する国際会議」でKDDIの専務・伊藤泰彦氏の話しが参考になった。

"携帯電話の『ケータイ』化は、住宅事情が悪く通勤通学などの時間が長い日本では比較的早く進んだが、米国や欧州ではそれらの前提条件が異なるため、これらの地域での『ケータイ』化は3.5G/4G世代になり、携帯電話においてブロードバンドが利用できるようになった段階で加速する」と予想した。

さらに同氏は「今後携帯電話はTV・ラジオなどのメディアプレーヤや身近な家電製品のリモコンとなる方向に進む」との見解も示した。”


*携帯のPC化はどこへ向かうのか?:

1つの新機種開発に100億円以上も必要とも言われているが、増大する3G端末開発負担に対し、端末メーカー間での共同開発提携(NECと松下通信工業:パナソニックモバイルコミュニケーション、富士通と三菱電機、シャープとソニー・エリクソン、カシオ計算機と日立製作所等)、OSや通信チップ、操作性などの共通化を進める動きが目立ったのが2004年だ。



下記のItmediaの情報によれば:
「OSの統一、CPUの統一などによって、携帯電話はPCと同じようになっていく。開発者としては面白くない部分です」とある端末メーカーの開発者は、この状況をこう評す。

これまでの端末開発は、ハードウェアからソフトウェアまで独自で作り込んできた。2004年は、端末開発のあり方の変化が始まった年だといえる。

こうした共通化が進むと、“売れる端末”のあり方も変わっていくだろう。NECと基本の部品やソフトウェアを共有しながら、大きくシェアを伸ばしたパナソニックモバイルの手法が、今後の端末メーカーのあり方の1つを表している。

ワンプッシュオープンボタンやカスタムジャケットといった、これまでいわれてきた携帯の本質とは異なる部分で差別化に成功した。

2001年の、NECと松下通信工業(現パナソニックモバイル)の開発協業以後、各社が開発資源の共有を図ってきた。
2004年3月には、富士通と三菱電機がFOMA開発で協業を発表。「F901iC」「D901i」という形で成果も出始めた。

11月には、シャープとソニー・エリクソンもFOMA開発での協業を発表。単独でFOMAを開発する国内メーカーは、今や残っていない。

2003年に協業を発表したカシオ計算機と日立製作所も、2004年3月に新会社を発足。冬の1X WINモデル「W22H」「W21CA」は、協業の成果だ。

共通化が進むことで、単なる価格競争に向かっていくのか、それとも差別化できる要因を見いだせるのか。メーカーの手腕が問われるとのこと。

世界シェア1位の欧州のノキヤや3位の米国のモトローラは、低価格製品と差別化した高規格製品の両方を出している。


Itmedia端末の多様化
pcWEB
Itmedia進む携帯PC化





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最終更新日  December 29, 2004 03:30:07 PM
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