ユビキタスモバイルの夢

October 16, 2016
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カテゴリ: ユビキタス
「暮らし部門でグランプリをとった三菱電機の『しゃべり描きUI(ユーザーインターフェース)』です。タブレットやスマートフォンに話した言葉が活字となって出てきます。指でなぞった部分に表示されます。街頭で道を教えたり、難しい設計図を解説したり、耳の不自由な方とのコミュニケーションをとったりするのに使えます。翻訳機能がありますので、外国人の方ともそれぞれの言語でコミュニケーションをとることができます」

 「各部門でそれぞれ2点ずつ準グランプリが選ばれましたが、オムロンの『ドライバー運転集中度センシング技術』に注目しました。運転席の前にカメラを置き運転者の表情を撮影しています。眠りそうだとか、あるいは携帯電話を取り出している時に注意が出ます。あとは、パナソニックの『非接触肌センサーおよびメイクアップシート』です。化粧をしなければいけない時、肌の状態をセンサーがとらえ、シミを隠せるようなフィルムを作ってくれます。これを貼り付ければ化粧したのと同じようにシミを隠してくれます。会場では女性に大変人気がありました」

「シーテックはこれまでどちらかというと家電のメーカーが多かったのですが、主催者側はIoT(モノのインターネット化)のカンファレンスにしていく意向のようです。ここに来て新しい企業、例えば玩具メーカーのタカラトミーや金融機関の三菱UFJフィナンシャルグループなどが出てきたところが変わった部分だと思います」

「16年続いているシーテックの歴史上、日本の総理大臣が登壇するのは初めてとのことです。政府は成長戦略の中で情報通信分野、特にIoTの分野に力を入れていこうということで去年、『IoT推進コンソーシアム』を立ち上げました。それを見せる場としてシーテックを使いたいということで、『IoTタウン』というのが会場に作られていました」

 「政府はこのIoT推進コンソーシアムとシーテックを連携させる一方、海外のIoTの推進団体、例えばアメリカではゼネラル・エレクトリック(GE)を中心とした『インダストリアル・インターネット・コンソーシアム』、他にもシスコシステムズが手掛ける『オープンフォグコンソーシアム』といったところと連携して、IoTの技術、インダストリー4.0に向けて標準化、あるいは技術開発をやっていこうとしています」

 「さらに、安倍総理が今回レセプションに出た理由でもありますが、5月にドイツを訪れた際、メルケル首相から直々に『ドイツと日本でインダストリー4.0で協力しよう』ということを言われました。来年の3月にハノーバーで開かれる産業見本市にも安倍総理が音頭をとる形で出て行こうとしています」

「600兆円というGDP目標を掲げていますが、今後伸ばすうちの30兆円はIoTとか、ビッグデータとか、AIとか、こういった分野で作っていこうと政府は言っています」

出典:http://www.nikkei.com/article/DGXZZO08082830W6A001C1000000/






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最終更新日  October 16, 2016 07:38:16 PM
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