『ウォーレスの人魚』 岩井俊二 著
岩井俊二さんといえば、数々の映画でのイメージがありましたが、
この本は違う雰囲気で、これはこれでとてもいいです。
私は夢とかファンタジー的なのとか、そういうのは駄目なんですけど、
これはなんかいいですね。
読んでいくうちに、
「もしかしたら、現実にアクアリウス(人魚)の存在の可能性もゼロではないかも」
・・・そのように思ってしまいました。
人魚っていうと、ほんといかにもファンタジー的な雰囲気を持つ言葉だと思うのですけど、しかしながら、ファンタジーだけで済ましていないという、どの人魚の話よりもきちんとしています。だからこそ、読んでいてドキドキするのかも。
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