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January 11, 2005
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カテゴリ: 読書いろいろ
最近週刊誌上によく記事が掲載されてます、少年Aの更生に至る記録です。

ここで詳細を語るのは簡単です。
でも、この本の中身は全然簡単に片付く問題じゃありません。
赤ん坊から育て直す、ということをやったわけですから。
お父さん役の人、お母さん役の人、それぞれ擬似家族的な役割を担い、親兄弟という立場で愛情にあふれた対応をするように心がけたそうです。なぜなら少年Aは、「親の愛情を今まで感じたことがない。誰からも愛されない」と思い続けていたのだとか。これが彼を赤ん坊から育て直すというプログラムを組むきっかけになったようです。

確かに当初は両親が面会に訪れると、興奮して大声で罵倒したのだそうです。彼はその後ずいぶん長い間両親には会わなかったのだとか。


でも、変化は訪れます。

規則正しい生活、周りの職員の愛情あふれる対応に徐々に少年らしさを取り戻していきます。
やっと少年らしく女性に興味を持つようになっていくのです。それまではそんなそぶりすら見せたこともなかったのに。



贖罪意識を持たせるため、犠牲者の家族の書いた手記なども読ませています。彼も犠牲者の家族に当てて手紙を書いたりもしています。出されることはありませんでしたが。

週刊誌などの記事では、「本当に更生できているのだろうか」ということが書かれています。
少年に対応したのは法務省の関係者ばかりなので、私たちには判りません。関係者は「寛解状態」と表現しています。「寛解」とは医学用語で、病気そのものは完全に治癒していないが、症状が一時的あるいは継続的に軽減または消失することを意味するのだそうです。
彼のこれからが「更生できたか否か」を判断する基準となるのでしょう。何せ、これが初めてのケースとなるわけですから。






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Last updated  January 23, 2005 12:11:49 AM
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