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December 7, 2006
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カテゴリ: 読書
以前の記事で紹介 世界デフレは三度来る 」という本を読んでいます。

ようやく上巻が読み終わりました(遅!(^^;)ので、感想など。


○内容とあらすじ

 貨幣の持つ壮大な歴史絵巻を気鋭の経済学者が解説しながら読み進めていく、
 というもの。
 19世紀後半の金本位性を主体とする”グローバル経済”萌芽期から、
 貨幣・通貨や各国、世界の金融・財政政策がどのように進化してきたのか、
 また進化の過程においてどのような(インフレ、デフレ、世界恐慌、戦争・・)


 上巻では、19世紀末イギリスの状況から、戦前の高橋是清暗殺までの時代を描く。

○ポイント

 ・貨幣の持つ、国内景気に与える影響パワーははかり知れないものがある。

 ・金本位性のもとでは、全世界のマネーサプライが、金という生産が限られた物資に
  縛られるので、世界経済の安定運営を阻害する。

 ・しかし、金本位性のもとでは、各国通貨は金を媒介に完全固定相場制が
  確立されていたので、為替は安定していた。しかし逆の効果として、為替が
  固定されているために、各国の経済パワーにより、金の偏在が起こり、
  (景気のよい国には金が集まり、悪い国からは金がドンドン吸いだされていく)
  結果、景気の悪い国は、貨幣供給量(マネーサプライ)が絞られるため
  さらに緊縮財政となり、デフレ・スパイラルが進行する。

  →第2次大戦の原因となった。

  →下巻では、これをどのように解決していくのか、から始まる。
   (ブレトンウッズ体制、ケインズ経済学)

○感想

 これは本当に勉強になりました。

 糸口にもなりそうです。ぜひオススメの一冊ですね。
 インフレやデフレがどういうことを引き起こすのか、貨幣、為替が持つパワーというものが
 身に染みてわかります。

 ポイントは非常におおざっぱに書いておりますので、細かいことはぜひ本を読んでみてくださいね。

追伸:
NZD、また上がってきましたね。仕込んでません。
どうも見通しなどを書くと曲がるようですね(ジンクス?(^^;)
あまりそういうことは書かないほうがよいのかもしれませんね。(^^;





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Last updated  December 7, 2006 10:15:11 AM コメント(4) | コメントを書く


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