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January 10, 2007
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カテゴリ: 読書
どうにもこうにも途中で興味が薄くなる部分があり、また上巻のように一本道でなく、

途中で寝てしまったりして進まなかった「世界デフレは三度来る」ですがようやく
読み終わりました。(上巻感想は こちら

時間がかかりすぎたので、前半部分の記憶がおぼろげなのですが(^^;

○内容とあらすじ

貨幣の持つ壮大な歴史絵巻の解説シリーズ下巻。
太平洋戦後のブレトンウッズ体制から現代までの、主に米国と日本における


○ポイント

 ・政府の公共事業や減税等による財政出動などによる総需要管理政策※としての
  ケインズ政策は現在もその輝きは失っておらず財政政策において重要な
  位置を占める。

  ※ケインズ経済学によると、経済をコントロールするには市場にお金を供給する
   量を調整するのみならず、実際に国民がお金を使い、消費するニーズ(需要)を
   喚起してやる必要があり、政府の財政出動によりこの総需要を増やすことができる。
   (moneytree7の理解。間違っていたら指摘ください(^^;)

 ・金融政策がポピュリズムに走り、国民の総意にもとづいた運営をしようとすると、
  金融政策は失敗する。よって中央銀行は、政府からも国民からも独立した存在であり、
  経済の温度を測りながら、独自の判断で行動する組織であらねばならない。


   高めているが、
   バブルつぶしをした三重野総裁のころ「国民に開かれた(国民の意見を聞く)日銀」との
   スローガンであり、まったく逆行していた。)

 ・政府が安易な考えで為替の一方的な誘導策を取るのは危険な行為
  (プラザ合意で円高の流れ、しかしその後制御不能な状態に)


  (例えば失業率の低下)は目的を広げすぎである。

 ・「物価の安定(インフレ率の安定)」がスムーズな経済・投資行為を促し、このような
  状況下において、経済は成長する。逆にボラティリティの高い物価環境のもとでは経済は
  停滞する。

 ・したがって金融・財政政策の目指すところは、インフレ進行なら抑制のための政策、
  デフレ進行もしくはその兆候の場合は緩和による予防措置を適宜強力に行うべき。

 ・資産バブルは強制的に崩壊させてはいけない。市場に任せるべき。
  バブル崩壊はいつ起こるかわからないが起こった後の対処で不況期をいかに
  早く脱するかがポイント

  ※日本と米国の対比。
   米国ではボルカー連銀議長、グリンスパン連銀議長のもとで、物価の安定策を中心に
   政策運営がされてきたために、不況もいち早く脱し、高い経済成長率を享受できた。
   一方、日本は、三重野総裁のバブルつぶしにより、わざわざハシゴに上った経済を
   ひきずりおろして、地面にたたきつけるようなことをした。
   しかもその後の処置も悪く、不況を脱するような効果的な手を中途半端に打ち続け
   失われた10年となった。

 ・新連銀議長バーナンキ氏は、かなりの切れ者である。
  30年代の世界恐慌研究の第一人者、日本のバブル崩壊からデフレの流れにも
  精通しており、デフレストップに関しては強力なリーダーシップを発揮しそうだ。

(感想)

 期待していた内容は、どちらかというと世界経済全体の流れ、、というようなもの
 だったんですが、

 内容はどちらかというと各国の一国経済の運営方法はどのようなものであるべきなのか?を
 日本のバブルや米国の経済運営を通してみていく、という内容だったので途中で興味が少し
 それてしまいました。

 筆者は、バブル期以降の日本の政策に対する批判をこれでもかと書いており、それはそれで
 面白いのですが、それはすでに過去のことであり、これからどうすべきか?投資としてはどう
 これからの方向性を読んでいったらいいか?という部分のヒントとしては、上巻のほうが
 より重要な気がしました。





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Last updated  January 10, 2007 09:19:13 AM
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