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6/16に泉ガーデンタワーの住友会館にて開催された日本ギリシャ協会の第44回総会に参加してきました!私は去年の夏頃に入会したため、これが初の総会になります。総会では昨年度収支報告や行事紹介などを行いますが、メインイベントは総会後に行われる懇親会であり、ギリシア好きの会員たちと立食パーティー形式で交流することができます。ギリシア仲間を作る絶好のチャンスというわけで、期待と不安に胸を膨らませながら六本木へと足を運びました。住友会館のオシャレっぷりに気圧されながらも(窓から東京タワーが見れる!)、ここぞとばかりにコミュ力をMAXにし、色んな方に声をかけてみました。日本ギリシャ協会は住友グループが運営しているだけあって、住友商事や住友生命など、法人会員として参加した住友系企業の方が多かったように思います。更には外務省や駐日ギリシャ大使館の方もおり、普段の生活・仕事では決して交流する機会の無い方々と知り合いになれて非常に刺激的でした。また、大学教授の方々と古代ギリシアについて思う存分語り合うこともできました!今までギリシア知識をフル活用して会話できる友人はいなかったので、専門用語を言っても普通に通じるというのは本当に楽しかったです!先方は私なんかよりも知識も経験も豊富でしたので、非常に勉強になりました。駐日ギリシャ大使(特命全権大使)のカラツォリスさんにもご挨拶できたので、もう感無量です!私は拙い英語でしたが、なんとかギリシア愛を伝えることができたと思います。とても丁寧にお話してくださり、非常に優しい方でした。いただいた名刺は額縁に飾ります!笑このように、総会では様々な形でギリシアに携わる方々と交流でき、本当に良い刺激となりました。近辺に住むギリシア人留学生とも知り合いになれましたし、実りある懇親会でした。誠に光栄なことですが、会報に連載記事を寄稿することにもなりました!今後も個人会員として、諸活動に邁進していきたいと思います!
2017.06.18
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本日、世界最大のゲームショウ"E3"のソニーカンファレンスがロサンゼルスにて開催されました。日本時間だと午前10時からスタートでしたが、仕事のために生中継視聴を泣く泣く諦めた方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人だったわけですが、休憩時間にちょくちょくE3情報はチェックしていました。すると、とんでもない情報が目に飛び込んできました。なんとあのモンスターハンターの完全新作が、遂にPS4に降臨するというではありませんか!その名も「モンスターハンター:ワールド」。略してMHWでしょうかね。確かに少し前からPS4でモンハンが出るとの噂が流れていましたが、まさか本当だったとは・・・。モンハンは3DSかスイッチで新作が出るんだろうなぁと漠然と思っていたので、これには衝撃でした。仕事中でしたが、動画を見たくてソワソワしてしまったほどです。こういう時に限ってデスクワークだったので、さすがに動画は見れませんでしたが。笑PS4というだけあって、グラフィックは非常に綺麗ですね!PS4版MHFがありましたが、その比ではありません。今回のモンハンは、エリアによってフィールドを区切るのではなく、完全にオープンワールドだそうです。アクション性や戦略性も高まっており、動画を見る限りでも、モンスター追跡、ロープアクション、ステルス行動、小型飛竜を使っての飛翔など、多彩な要素が追加されています。もう狩猟を「作業」だとは言わせない、そんな意気込みが伝わってきます。私の中でモンハンシリーズはMHP2G及びMHFで止まっていますが、それでも動画を見ていて当時のワクワクが蘇ってきました。現在は古代ギリシア研究が趣味の第一線で、ゲームは映画鑑賞にも追いやられている状況なんですが(一応、ホライゾン:ゼロドーンをちょびちょびプレイ中ですが、PS4起動回数はBDを再生する為の方が多いです)、これは場合によってはモンハンの復権もあるかもしれませんね!オンライン4人協力プレイにも対応しているので、MHFの時にお世話になった猟団の方々と再会できたら尚のこと楽しいでしょうね・・・。モンハンの世界観自体は今でも好きなので、ハマる可能性は大です。発売日は2018年前半ということで、ゴッドオブウォー4とモロ被りしています。どちらを取るかと言われれば・・・うーん!やはりクレイトス優勢ですがどっちも買うことになりそうです。笑ちなみに、GOW4の最新トレイラーもチェックしましたが、こちらもMHWに劣らず素晴らしいですね~!舞台がギリシア神話ではなく北欧神話になってしまったのは寂しいですが、相変わらずのクレイトス無双です!ブレイズを失っても、その怪力は衰えるところを知りませんね。最後にはヨルムンガンドと思われる巨大な蛇が現れ、スケール感も従来のGOWシリーズに引けを取りません!早くクレイトスで北欧神話の神々を皆殺しにしたいですね!!クレイトスの息子はアトレウスという名前なのですが、この名は遺跡「アトレウスの宝庫」でも有名なギリシア神話におけるミケーネ王と同名です。アトレウス王は血塗られたタンタロスの一族であり、弟テュエステスと昼ドラもドン引きのドロドロ惨劇を繰り広げ、最終的にはテュエステスの息子アイギストスに殺害されてしまいます。アトレウスという名前を付けたことに、何かしらの意味はあるのでしょうか。アトレウスがアガメムノンやメネラオスを生んだように、クレイトスの息子も偉大なる王家の先駆けとなるのでしょうか。北欧神話が舞台なのでミケーネ王家と繋がることは考えにくいですが、可能性はゼロではありません。謎は深まるばかりです・・・。来年は、PS4三昧になりそうな予感です!笑
2017.06.13
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歴史家クセノポンの著した書物『アゲシラオス』を、古典ギリシア語で読んでみました。古典ギリシア語に関しては語彙力がほぼゼロなので、分厚い辞書をパラパラめくりながらゆっくりと解読した結果、読破するのに3ヶ月ほどもかかってしまいました。笑本書のタイトルにもなっているアゲシラオス2世は、史上最も有能なスパルタ王の一人です。部下の育成に競争原理を持ち込んで精鋭部隊を作り上げ、サルディス太守のティッサペルネスを叩き潰し、騎兵対決では優秀なテッサリア騎兵を敗走させました。スパルタ滅亡の危機に際しては、エジプト王に仕えて資金を調達し、スパルタ再建に尽力しました。そのエジプト遠征中にアゲシラオスは死亡してしまいましたが(84歳という大往生でした)、亡骸は稼いだ資金と共にスパルタへと帰還し、死後でさえも祖国に貢献したと讃えられました。欲に溺れて道を踏み外したパウサニアスとは違い、アゲシラオスは自らの野望よりも祖国スパルタのことを考え、敬神的で礼節を重んじました。アナバシス後にスパルタ軍入りした傭兵クセノポンはアゲシラオスの名指揮官ぶりや人柄に魅せられ、彼を心酔するようになり、その賞賛のために著した本がこの『アゲシラオス』です。本書では、クセノポンがこれでもかというほどアゲシラオスを絶賛します。伝記の要素もありますが、機能としては祝勝歌に近いですね。クセノポンは自分に都合の悪い事柄を無視する傾向があるので、本書だけでアゲシラオスの功績や人柄を判断しては事実を見誤ると思いますが、彼にクセノポンを熱狂させるだけのカリスマ性があったことは確かでしょう。アゲシラオスの伝記はプルタルコスも書いているので、是非読み比べてみたいですね。クセノポンの原語はアッティカ方言ですし、哲学書ほど難解な表現が無かったため、なんとか読み進めることができました。古典ギリシア語版と共に英訳版も載っていたので、どうしても訳せなかった場合は英訳を参照しました。それでも腑に落ちない表現や文法があったので、「独学じゃなくて講義だったら、すぐ質問できるのになぁ」と大学時代に学びたかったとちょっと後悔・・・。文法書や辞書を読み漁って不明点をできるだけ無くすよう努力はしましたが・・・。仕事終わりに地道に解読していたので、大学院で思う存分専門的に学習できる学生が少し羨ましくなりました。笑次は、古典ギリシア語でクセノポンの『ラケダイモン人の国制』でも読み解こうかなと思っています。ホメロスやヘシオドスなどのイオニア方言解読も考えましたが、イオニア方言を体系的に網羅した文法書を今のところ発見できておらず、Perseus Digital Library頼りになるのが目に見えているので(Perseus Digital Libraryでヘシオドス『神統記』の原文を読んだことがありますが、やはり自分で辞書を使って解読しないと原語で読んだ気がしませんね・・・)、今後もアッティカ方言を中心に読んでいく予定です。・・・『ラケダイモン人の国制』は読み終えるのに何ヶ月かかるのやら・・・。笑
2017.06.09
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ヒュー・ジャックマンの演じるウルヴァリンも、遂に最後。年老いて傷ついたウルヴァリンの物語が紡がれる映画『ローガン』を観に行ってきました!ウルヴァリンと言えば、X-MENシリーズでも随一の人気を誇るヒーローで、拳から突き出るアダマンチウムの爪と不死身のヒーリング・ファクターが特徴的なミュータントです。今までどんな強敵もこの2つの武器で戦い、制してきました。脳みそを破壊されても再生する無敵のキャラクターだったウルヴァリンですが、今作では非常に弱々しく描かれています。※ネタバレ注意!チンピラを追い払うのにも一苦労で、銃で撃たれても瞬時に再生できません。戦っているのを見て、非常に心苦しくなる場面すらあるぐらいです。見た目も非常に年老いており、何百年も不老で生きてきた人物とは思えないほどの劣化ぶり。全ては、ヒーリング・ファクターが弱まったことが原因です。本人はヒーリング・ファクターが弱まった原因を体内にあるアダマンチウムの毒素だと思っていますが、おそらくは終盤に敵が明かす「全ての飲食料にミュータントの能力を打ち消す治療薬を微量混ぜた」ことと関連があるでしょう。ウルヴァリンは都市部でタクシードライバーとして働いていたわけですから、この治療薬入りの飲食料を知らずに食べ続け、結果としてヒーリング・ファクターが「治療」されてきたのだと思われます。今作の特徴は、ヒーロー映画らしい派手さが無く、代わりにローガン、チャールズ、ローラの三人に焦点を絞り、濃密なドラマを展開させている点にあります。これはアクション不足という意味ではありません。弱々しいながらも、やはりウルヴァリンはウルヴァリンであり、R指定だからこそ過激なアクションも多いです。とはいえ、よくある「世界存亡の危機」「エイリアンの侵略」など、華々しい事件は起こりません。あるのは、旧世代のウルヴァリンとチャールズが、新世代のローラを守り抜くこと、ただそれだけです。しかし、その在り方は、まさしく家族そのものではないでしょうか。団欒のシーンなどを見ると、本当に家族が会話しているかのように錯覚してしまいました。それも長くは続かないのが、悲しいところですが。それをぶち壊したのが、敵の作ったローガンのクローンでした。クローンは、明らかに過去のウルヴァリンの象徴であり、多くの人を傷つけた野獣としてのローガンです。それに対するは、人間性に目覚めた、父としてのローガンです。力では勝ち得ませんでしたが、それに真正面から向き合い、命を賭して立ち向かうことで、ローガンは最後の最後に安住の地を得ることができたのです。つまり、野獣としてではなく、父として死ねた。居場所を見付けてから死ぬことができた。これこそ、ローガンが探し求めていたものでしょう。このように、今作は孤独な戦いを続けてきたウルヴァリンの最期に相応しく、質実剛健で重厚なストーリー&アクションを展開する名作でした。ここまでドロ臭く主人公の核心に迫るヒーロー映画が、未だかつてあったでしょうか。X-MENファンは言うまでもなく、普段ヒーロー映画を見ないような方にも是非見てほしい作品でした。
2017.06.04
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