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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2016.11.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
では、「今、嫌々やっている家事や、勉強や、子育てや、仕事を楽しいものにするためにはどうしたらいいのか」ということです。

幼い子どもたちは、最初から「楽しいこと」しかしないので「楽しくする工夫」など必要がないのですが、大人になるとそういうわけにもいかないので、何らかの「楽しくなるような工夫」が必要になるのです。

まず、「それをやらなければならない理由」を考えて下さい。

そういう質問をされた時に、「やらなければいけないことだから」などと簡単に答えるような人は普段から何も考えていない人です。

それでは楽しくなるわけがありません。

どうして「それをやらなければならない理由」を考えるのかというと、その理由を考えることで「大切なこと」と「大切ではないこと」を分別出来るようになるからです。

目的がはっきりとすれば、「直接その目的につながること」を大切にして、「その他のこと」は「余裕がある時」に回すようにすれば、時間や労力に余裕が生まれるのです。

また、楽しくするためには「やりがい」が必要になります。
でもそのためには、自分が何をしているのか知る必要があるのです。

実際、大変だ大変だ、忙しい忙しいと言っている人ほど、「どうでもいいこと」をいっぱい抱えているものです。

「子育ては大変だ」とか「子育てが苦しい」などと言っている人は多いですが、ワークなどで、「子育ては何のためにするものですか」とか、「子育てで大切にしていることは何ですか」とか、「お子さんにどういう人間に育って欲しいですか」という質問をしても、その問いに対してはっきりと答えることが出来る人は多くありません。

質問されてから考えるということは、「普段は考えていない」ということの現れに過ぎません。

多くの人が、「流れでそうなってしまったので、しょうがないのでそう対処している」という感じなんです。



でもそれは目的地も知らずに旅に出ているようなものです。
自分が何をしているのかということを知らずに作業をし、自分が歩いている道がどこに続いているのかを知らずにただ前に進むことだけを考えているようなものです。

チャップリンの映画「モダンタイムス」の中に、工場の流れ作業の一部として、機械のように働いている労働者が出てきますがそれと同じです。

映画を知らない人はここで見てみて下さい。面白いですよ。
でも彼と同じような状態で子育てをしている人が多いのです。

次から次へと「やらなければならないこと」が目の前に出てくるので、何も考えずにただそれを処理するだけで精一杯になってしまい、「一人の人間としての自由」を失ってしまっているのです。

山登りでも、足下ばかり見て頑張るだけで、「自分がどの山に登っているのか」とか、「周囲にどのような景色が広がっているのか」というということを知らなければ、苦しいばかりで楽しくなるわけがないのです。

勉強でも、仕事でも同じです。

それでは楽しくなるわけがないのです。

私が大好きな「石工」の話があります。

ある人が散歩の途中で石を運んでいる石工に出会いました。それでその人は「何をしているのですか?」と聞きました。

するとその石工は「見れば分かるだろ、石を運んでいるんだ」と答えたそうです。



それでその人はもう一度「何をしているんですか?」と聞きました。
するとその石工は、誇らしげに「教会を建てているんです」と答えたそうです。

見かけ的には、両者がやっていることに違いはありません。

でも、ここには非常に大きな違いがあるのです。

前者の石工にとっては、日々の労働はお金を得るためだけの、辛い労働です。



少しの「意識の持ち方」の違いが、全く同じ労働を「苦痛に満ちたもの」と「喜びに満ちたもの」に変えてしまうのです。

彼らに息子がいたら、前者の息子は「おれはこんな辛い仕事したくない」と思うでしょうが、後者の息子は父親に誇りを感じて「僕も後を継ぎたい」と思うでしょう。

「自分は何をしているのか」ということを意識するだけで、それが「意味あるもの」に変わるのです。

だから、目的に合わせて色々と工夫も出来るようになるし、楽しくもなるのです。

そして、無駄なことは手を抜いたり、やめることも出来るのです。

子どもが生まれたら、子どもが生まれる前と同じように家事をすることは不可能になるのですから、「大切なこと」だけを大切にして、あとは手を抜けばいいのです。

その「大切なこと」が分かっていないから手を抜けないのです。





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Last updated  2016.11.02 09:14:07
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