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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2016.11.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日曜日に、茅ヶ崎の友人と一緒に、筑波山の麓に住んでいる友人の所に行って芋ほりをしてきました。

毎年、10月か11月に行って大量の芋をもらってきます。
それで教室で焼き芋大会などをしています。

夜は、庭で焚火をバンバン焚いてバーベキューをするのですが、その食材は車を飛ばして30分ぐらいの所にある大きなスーパーに買いに行きます。

ちなみに、周囲数百メートル圏内に隣の家はないので焚き火をしても苦情は来ません。

昼食後、茅ヶ崎の友人とその食材を買い出たのですが、毎年行っているお店なので今年はちょっと違う道から行ってみようと思い、初めての道にチャレンジしてみました。

するといつまで経っても「いつもの道」に出ません。
太陽の位置と、見慣れた山を目印に大体の方角を決めて走っているのですが、どんどん違う方向に来ているような感じなんです。

周囲は、畑と林ばかりで家もないような所です。



ちなみに車にナビはついていません。スマホは持っていましたがそれに頼るのは最後の最後にしていました。

でも、私も友人もそんな状況が好きなので、ケタケタ笑いながら、あっちかな、こっちからと冒険しながら長い旅をしました。

それはそれで面白かったのですが、どうしても訳が分からないところまで行ってしまったので、仕方なく友人に「今、○○工務店の前にいるんだけど」と電話しました。

周囲には家がないのに、ポツンと一軒だけ無人のお店があったのです。

すると友人は「太陽に向かって走れ」と言いました。

それを聞いた私たちは「えー、なんだその説明は」と思ったのですが、彼を信じて太陽に向かって走りました。

するとしばらくすると知っている道に出ました。

恐るべき野生の勘です。

ちなみにその友人はアフリカやアジアなどを何年にも亘って旅をしていた男です。

でも、知っている道に出た途端、感覚は鈍くなり、観察力は低下し、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクは失われ、それまで光っていた景色も普通の景色になってしまいました。


私は迷子になるのが好きです。


知らないところに行くと感覚が研ぎ澄まされます。細かい観察力が働くようになります。意識がはっきりとしてからだ全体の感覚が目覚めます。

すると、周囲の景色が生き物のように見えてくるのです。

その感覚が好きだからバックパッカーになったのかも知れません。
また、大企業には就職せず、自分で仕事を作ってきたのかも知れません。

パリにいた頃、電車で「行き先を決めない旅」に出たことがあります。


そして、ウロウロと歩き回ります。

すると迷子になります。

その途端、冒険が始まるのです。
そうやって気付いたこと、発見したことはズーッと忘れません。

35年も前のことですが、いまだにその村の風景を覚えています。

その後、日本に帰ってから数年して結婚して子どもが生まれたのですが、子育てでも、本からの知識に頼ることなく、子どもから学ぼうとしました。

その方が絶対に面白いと思ったからです。
私は、そうやって「子どもから学んだこと」を皆さんにお話ししています。

知識を得てから子育てをしてしまうと、その「知識」と「目の前の子ども」を比較ばかりしてしまいます。すると、目の前の子どもの心やからだを感じる感覚が萎えてしまいます。また、「うまく行っているか行っていないか」ということばかりを気にするようになり子育てを楽しむことが出来なくなってしまいます。

先入観で子どもを見てしまい、ちゃんと子どもと向き合うことも出来なくなってしまうので、子どもとの人間関係作りも難しくなってしまいます。

ただし、「知識」は自分が発見したことの意味を知り、整理するためには必要です。
ですから本もいっぱい読みました。その過程でシュタイナー教育とも出会いました。
でも、本に書いてある知識で子育てをしたことはありません。

そんなことをしても何にも楽しくないからです。





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Last updated  2016.11.09 09:11:42
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