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朝焼けを見に、外に… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2017.01.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
人間の心とからだは常に五感からの刺激に反応して変化しています。

でも、ほとんどの場合その反応を自覚することは出来ません。自分でも知らないうちに反応しているからです。

明るいところから暗いところに入れば瞳孔が開きます。逆に、暗いところから明るいところに出れば、瞳孔は閉じていきます。

だから、周囲の明るさに関係なく、人はほぼ一定の明るさでものを見ることが出来ているわけです。

カメラの露出の自動調節と同じです。
でも、人は「見えているもの」は認識出来ますが、「見るために目がやっている働き」の方は認識出来ません。

ちなみに、瞳孔が開いているときと閉じているときとでは、「心」と「からだ」の状態も異なります。

機械文明が発達するまでは、「暗い」という状況は「夜」か「洞窟」のような場所でしか起きませんでした。
明るければ「昼」に決まっていたのです。



そしてこれは、「目」だけが持っている機能ではなく、「耳」、「皮膚」、「鼻」、「舌」といった五感につながる全ての感覚器官の機能でもあります。

人間が持っている五感の働きは、単に外部の情報を認識するためだけの道具ではなく、直接自分の生命の働きとつながったところで、私たちの心とからだの状態を整えてくれているのです。

でも、その働きは私たちが意識出来ないところで起きています。
だから、私たちはその働きの存在も意味も知らずに、その働きを狂わすような生活ばかりをしています。

夜でも明るい照明が付いていたり、周囲に大きな音や視覚的に強い刺激があれば、心やからだは眠りに入りにくくなります。

夜遅くまで大きな音でテレビを見たり、ゲームをしていれば、必然的に眠りは浅くなります。
そのため疲れやすくなったりイライラしたりします。

逆に、寝る時間が近づいてきたらテレビなどのボリュームも下げ、照明を少し暗くしていると自然にからだが「寝る準備」を始めるので、眠りに入りやすくなります。

子どもであれば、暖かいお布団に入って横になり、お母さんやお父さんに読み聞かせをしてもらっているうちに眠くなってきます。

もっとも、子どもよりもお母さんやお父さんの方が先に眠くなってしまうことの方が多いかも知れませんが・・・。

因みに、夜の照明は電球色の方がいいと思います。

これは寝る前だけの話ではなく、昼間でもあまり刺激の強い遊びをしたり、刺激の強い体験をしていると、脳の興奮がなかなか収まらなくなり、夜も眠れなくなったりします。



特に幼い子どもの場合は、「見る」、「聞く」、「嗅ぐ」、「味わう」、「肌で判じる」というような活動がバランス良く整ったような生活をすると、心とからだの状態は落ち着いていきます。

実は、幼い子どもの周囲には、あまり強い刺激がない方がいいのです。
強い刺激がない方が心やからだがバランス良く育ちやすいのです。

なぜなら、強い刺激は脳を興奮させ、からだの感覚を鈍くしてしまうからです。

たとえば、ゆっくりと歩いているときには、からだも緩み、森の匂いや、肌に触れる風や、花のにおいを味わうことが出来ます。

でも、一生懸命に走っているときには脳が興奮しているため、そのようなものを味わうことが出来なくなります。
そこにあるのは脳の働きによる認識と判断だけです。

また、強い刺激に慣れてしまった脳は、日常的に強い刺激を求めるようになります。
麻薬でなくても、強い刺激にはそれ自体に中毒性があるからです。


そして時には、自らの心やからだを壊すようなことまでやってしまうこともあります。

イジメでも、刺激を得るために過激な行動に走ってしまうこともあります。

困った事に、人間の場合、「脳の要求」と「からだの要求」が一致していないのです。
「脳」は刺激を求め、「からだ」は調和とバランスを求めているのです。

だから、「脳」に振り回された生活ばかりをしていると、心とからだが壊れてしまうのです。

特に、子どもが幼いうちは、直接脳に響くような「強い刺激」ではなく、感覚やからだの活動を通してじんわりと脳に届くような「優しい刺激」を大切にしてあげて欲しいのです。

それが子どもの「心育て」、「からだ育て」にもつながるのです。





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Last updated  2017.01.07 10:15:54
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Re:「子どもには強い刺激を与えないで下さい」(強い刺激と優しい刺激)(01/07)  
ひろっち さん
子どもが通っていた幼稚園では、

使うおもちゃも地味なものが推奨されましたが、

なぜ、そうなのか、先生に聞いても答えが返ってきませんでした。

篠先生の今日のブログで、感覚的にはそうだろうなと思っていたことが、はっきりと理解できてスッキリしました。

幼稚園では、親も考えることが大切とされ
問いを発しても答えてくれることが少なかったのですが

自分で考えることも大切だけど、
今日のブログのような話は、いくら考えても自分ではわからないし、本も随分読みましたが、これほど明快にわかりやすく説明してくださっている本はなかったので、教えていただけて納得です。

いつもありがとうございます。 (2017.01.12 09:43:54)

Re[1]:「子どもには強い刺激を与えないで下さい」(強い刺激と優しい刺激)(01/07)  
森の声 さん
ひろっちさん

>幼稚園では、親も考えることが大切とされ
>問いを発しても答えてくれることが少なかったのですが

多分、先生達も考えていないのです。

「自分で考えることが大切なんですよ」という対応は、自分の権威を守るためには便利が答え方ですが、本当にちゃんと考えているのなら「考えるためのヒント」は出してくれるはずです。

多くの先生が「答え」(正解)は知っているのですが、自分の頭で考えていないので、「どうしてそうなのか」まで知っている先生は滅多にいません。 (2017.01.13 10:26:15)

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