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気質が異なれば、感じ方も、考え方も、感情も異なります。
でも、人は自分以外の人の感じ方や、考え方や、感情の状態を知りません。
粘液質や憂鬱質が強い日本人は、積極的に自分を表現する文化を持っていないのでなおさらです。
粘液質や憂鬱質が強い人は「自分の世界」に閉じこもりやすいのです。
そのため、「外の世界」のことは知りたいのですが、「自分の世界」から外に出て行こうとはしません。そして、「自分の世界」の中に居ながらにして、色々、見たり聞いたり、勉強したりして「外の世界」のことを知ろうとしています。
でも、「自分の世界」から外に出ないので、肝心の「自分のこと」が分からないのです。
そして、「自分の常識や思い込みで作られた自分」に囚われて生きています。
そのため、過大評価したり、過小評価したり、また全く周囲が思ってもいないような評価を自分自身に与えたりもしてしまいます。
そこに客観性はありません。
他の人にはライオンのように見えるのに、「自分はか弱いネズミだ」と思い込んでいる人も、他の人にはか弱いネズミに見えるのに、「自分は強いライオンだ」と思い込んでいる人もいます。
でも、単に自分一人で思い込んでいるだけならいいのですが、その態度で他の人と関わったら、おかしなことや困った事が起きてしまいます。
でも、「思い込みの人」にはその理由が分かりません。
いくら本人は「ネズミ」だと思い込んでいても、ライオンが近づけば、ネズミも、ウサギも、鹿も逃げます。でも、「ネズミだと思い込んでいる人」にはその理由が分かりません。
人は常に「自分」を基準にして相手のことを評価しているので、「自分」のことがちゃんと理解出来ていない人には、相手の考えや行動をちゃんと理解することは出来ないのです。
そんな「自分の世界」に閉じこもっている人に分かるのは、常に「自分にはどう見えるか」ということだけですです。
それは自分にとっては真実であっても、相手にとっては真実ではありません。
そこで誤解が生まれます。
また、自分自身の課題も見えてきません。
ということで続きにさせて頂きます。