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拮抗状態が望ましい New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2017.12.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
世の中にはいっぱい性格を分類する方法があります。

エニアグラム、ユングやクレッチマーの性格分類、アドラーの性格分類、詳しくは知りませんが他にも山のように「性格を分類する方法」は存在すると思います。

どうしてそんなにも色々な方法があるのかというと、それぞれに分類の基準が違うからです。

皆さんの身の回りにあるものを分類する時にも色々な分類の仕方がありますよね。

○大好きな物ごとに分類する
○大きさごとに分類する
○重さごとに分類する
○形ごとに分類する
○色ごとに分類する

○値段ごとに分類する
○材質ごとに分類する

そして、どの分類の仕方を選ぶかで、分類の仕方も、種類も変わってきますよね。

また、何のために分類するかでもその方法は変わってきますよね。

車に大量の荷物を積むときには、形と重さで分類するでしょう。
断捨離をするときには、重要性ごとに分類するでしょう。
部屋を見栄え良く片付けたいときには、デザイン性や色や形を基準にするでしょう。

性格を分類する時にも同じような原理が働いているのです。

心理学者は心理学的に分類しようとします。
医者はからだの特徴から分類しようとします。
教育者は教師に対する態度や、学ぶということに対する態度や、得意な科目などで生徒を分類するでしょう。

芸能界の人は、「華があるかないか」で分類するかも知れません。

逆に言うと、「目的が異なれば、必要な分類方法も異なる」ということです。
ですから、その性格分類がその人の役に立つかどうかは、その人の目的によって変わってきます。

ただ、上に書いたような分類方法は全て、「人間の価値観」を基準にしたものです。
客観的にそのもの自体が持っている属性で分類しているのではなく、「分類している人の判断」を基準にして分類したものです。



それに対して、科学はまた全く異なった分類方法を持っています。物自体が持っている属性によって分類しているのです。

ですから、この分類は人間の価値観に左右されず世界共通です。

でも、現実の生活感覚からは離れてしまうので、分かりにくくなります。

私たちの生活感覚からすると「段ボール箱」と「ノート」は全く異なるものです。でも、材質という点では「同じもの」です。

もっと言えば、「森に生えている木」も「ノート」と「同じもの」に分類されてしまうでしょう。

でも、「森に生えている木」と「ノート」を「同じもの」と考える人は滅多にいません。

クレヨンの箱の中には、赤、青、黄色、オレンジ、緑、紫、水色、黄緑、黒、白など多くの色が入っていますが、科学者は「世界中の色は、赤・青・黄(光の場合は緑)と明暗の四つの要素を組み合わせることで作ることが出来る」と言っています。

実際、プリンターはこの四つの要素だけでフルカラーの写真を印刷することが出来ます。

テレビもこの四つの要素だけでフルカラーを再現しています。

でも、私たちの生活の回りには、純粋な赤も、青も、黄色もほとんど存在していません。ほとんどの場合、「真っ赤」に見える色にも何かしら別の色が混ざっています。

また、緑や、オレンジや、紫といった生活の身の回りにある色を、赤・青・黄(光の場合は緑)と明暗の四つの要素に分類して理解することは困難です。

絵描きは「目に見える色」をこの四つの要素を組み合わせることで再現できますが、普通の人にはそんなこと出来ません。

だから、緑や、オレンジや、紫といった「複合色」も、赤・青・黄という「純粋色」と同じレベルの色として分類されているのです。

それが私たちの生活感覚に即した分類です。

でも、それ故に、その色は人々の価値観や文化の違いにも影響されます。
虹の色が7色の所もあれば5色や3色のところがあるのはそのためです。

「色が赤・青・黄(光の場合は緑)と明暗の四つの要素の組み合わせで出来ている」というのは世界共通ですが、実際の生活の中では、異なった文化圏では異なった色を使っているのです。

そして、性格をその現実の状態のまま分類したのがエニアグラム、ユングやクレッチマーの性格分類、アドラーの性格分類というようなものです。

だから、人をそういう分類に当てはめやすいのです。

それに対して、「気質」は、色でいうところの「原色」を扱っています。

そして、「あの人は胆汁質だ」と言っても、実際には、その人が「胆汁質」だけを持っているということではなく、単に「胆汁質が強い」というだけの意味です。

最初から人は誰でも四つの気質を持っているからです。

またそれは相対的なものなので、その人より胆汁質が強い人の中ではその人は胆汁質ではないように見えます。

同じ紫でも、赤い地の上に置いたときよりも青い地の上に置いた時の方が赤く見えます。赤い地の上の紫は青っぽく見えます。それと同じです。

「気質」は、その人の本質や、その人らしさを理解するためのものであって、人を分類するためのものではないのです。

ですから、人を理解しようとするときには役に立ちますが、単純に人を分類するときにはあまり使えないのです。





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Last updated  2017.12.13 16:13:54
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