森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

拮抗状態が望ましい New! かめおか ゆみこさん

Comments

Profile

森の声

森の声

2017.12.22
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
ここのところゲームの悪口のようなことを書いていますが、悪いのはゲームではありません。悪いのは、ゲームの特性を考えずに、無分別に、無思慮に、自分の都合だけで子どもにゲームを与えてしまう大人達です。

世の中には子どもに与えるには危険でも、ナイフやお酒のように大人にとっては大切なものがいっぱいあります。

また、使い方が正しければ危険ではなくても、使い方を誤ると危険なものもいっぱいあります。

麻薬でも、石でも、傘でも、バットでも同じです。
麻薬は普通の人が使うと犯罪ですが、医療の現場では大切な役割をしています。
傘は正しく使えば便利なものですが、使い方を誤ると人を傷つけてしまいます。
石でもバットでも、言葉でも同じです。

エスカレーターやエレベーターも、体が弱い人が使うのならいいですが、からだが育ちつつある子どもたちは出来るだけ階段を使うべきです。

お金も子どもに自由に使わせたら大変なことになります。



だから、私たちは考えなければいけないのです。

「みんながやっているから」、「子どもが欲しがるから」という理由だけで与えてはいけないのです。

ゲームは、人の特定の能力を育てるときには非常に効果的に働きます。

自動車や飛行機の運転技術を身につけさせたり、様々な状況に対応しなければならない兵隊の訓練にも有効です。

また、算数や、漢字や、歴史といったお勉強を学ばせるにも非常に効果的だと思います。

使い方次第では、痴呆の人や、脳の機能やからだの機能が低下した人の機能を回復する力もあります。

それは、事実です。

でも、「特殊な能力」を育てるのには有効ですが、意識や、心や、知性や、からだの「汎用的で基礎的な能力」を育てるのには役に立ちません。

また、ゲームで夢中になって遊んでいる子は、ゲームをやりながら、そのゲームから何かを学んでいます。

だから、「特殊な能力」を育てることも出来るわけです。

ここで問題になるのは「何を学んでいるのか」ということです。



人は、何かを得ることで何かを失うのです。

子どもたちは何を得て、何を失っているのか。

そういうことを考えずに、安易に子どもたちにゲームを与えるのは無責任です。

でも人は、自分が得たものは知っていますが、失ったものは知りません。出会っていないのですから、何を失ったかも分からないのです。

そのため、「子どもの育ちに対するゲームの害」のようなことを書くと、

私もゲームばかりやって育ったけど、ちゃんと一人前に育った。ゲームの何が悪いんだ! 逆にゲームからいっぱい学んだぞ。



これは夫婦の間でも起きている会話です。

ということを、以前そのような問題に悩んでいるお母さんに話したら、

「子どもはあんたのようになって欲しくないからゲームを与えたくないんだ!」と思っているんだけど言えない。

と言われた人がいました。

山登りでも、いつも車やロープウェイで頂上まで行ってしまうような人に、一歩一歩登る素晴らしさを伝えることは出来ません。

失ってしまった人に、その人が失ったものを伝えることは非常に困難なんです。

子どもはゲームからどういう影響を受けているのか。
それはこの年令の我が子に必要な影響なのか。
我が子の成長を支えてくれる影響なのか。
我が子に今必要な学びは何なのか。
それはどうすれば子どもに与えることが出来るのか。

そういうことを考えた上で、「ゲームが必要」と与えるのなら、それはそれで素敵なことだとお思います。

でも、「みんなゲームで遊んでいるから」「子どもが欲しがるから」という理由だけでゲームを与えると、後で後悔します。

子どもがゲーム漬けになって勉強しなくなっても、外に出なくなっても、お母さんの言うことを聞かなくなっても、親子の信頼関係が崩れても、それはゲームのせいではありません。

何も考えずにゲームを与えたお母さんのせいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.12.22 09:03:29
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: