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森の声@ Re[1]:「子どもがお母さんの言うことを聞かないのは当たり前です」(06/27) M.T.さんへ >大人も子どもも「私はこう…

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森の声

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2024.07.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私たちは「私」という意識をもっています。
でも、その「私」は非常に不安定です。

心穏やかに過ごしているときの「私」もあれば、雷が落ち、暴風雨が吹き荒れる嵐のような「私」の時もあります。

春のような温かくてウキウキするような「私」の時も、夏のように「さー、思いっきり遊ぶぞ!」というような「私」の時も、秋のように自分を見つめ、美しいものや優しいものに浸っていたい「私」の時も、冬のように春を待ちわびてマッタリと過ごしたい「私」の時もあります。

会社にいる時の「私」と、家庭にいる時の「私」は違います。
友達と遊んでいるときの「私」と、子育てをしているときの「私」も違います。
朝の「私」、昼の「私」、夜の「私」も違います。
食事前の「私」と、食事後の「私」も違います。
子どもと一緒に居る時の「私」と、友だちと一緒に居る時の「私」も違います。


立っているときの「私」と、座っているときの「私」も違います。
上を向いているときの「私」と、下を向いているときの「私」も違います。
その変化に合わせて、感じ方も、考え方も、意識や感情の状態まで違うのです。

「私」はこんなにも変化しているのに、でも人はその「私」の変化に気付きません。
そして、「私」は「いつも同じ私」だと思っています。
それは、四六時中「目」を使ってものを見ているのに、その「目」自体を意識することが出来ないのと同じです。

でも実は、その「私」には実体がないのです。
「私」という意識はありますが、その「意識」の中身はからだの状態に応じて常に変化しているのです。でも人はその「中身」の変化には気付きません。

上に書いたような「私」の変化は全て「私のからだの変化」の現れなんです。
ですから、「私」を変えたいと思うのなら「私のからだ」を変えるしかないのです。

本気で「自己肯定感が低い私」や、「いつも怒ってばかりいる自分」を変えたいと思うのなら、「からだ」を変えるのです。


まず、「嫌いな自分」の「からだ」をよく観察してみて下さい。
姿勢はどうですか。肩や腰や胸は緊張で固まっていませんか。声はどうですか。歩き方はどうですか。目線はいつも近くを見ていますか、遠くを見ていますか。上の方を見ていますか、下の方を見ていますか。しっかり見ていますか。ボーッと見ているだけですか。

とは言っても、その「自分観察」がちゃんと出来るようなら問題はないのです。
自分を変えたいと思っている人ほど、自分のことを冷静に観察していないからです。
そこにあるのは「思い込みの自分」と「こだわりの自分」だけです。


いつもと違う姿勢をしてみる。
いつもと違う歩き方をしてみる。
いつもと違う話し方をしてみる。
いつもと違う怒り方をしてみる。
いつもと違う道を歩いてみる。
いつもと違う座り方をしてみる。
などなどです。

すると、「いつもの自分」を客観的に見る目が生まれます。
「対比する自分」が生まれるからです。
そうしたら「いつもの自分」を変える方法も探せるようになるのです。

頭で考えるだけでは何にも解決しません。





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Last updated  2024.07.01 06:38:57
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