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人目が気になるって… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.07.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
色々な人を見ていると若くても元気がない人もいれば、歳を取っていても元気な人もいます。子どもでも元気な子もいれば元気がない子がいます。じゃあ、「その違いを生み出しているのは何なのか」ということです。

子どもでも、大人でも、老人でも、元気な人は「やりたいこと」をいっぱい持っています。「元気だからやりたいことを持つことが出来るのだろう」と考える人もいるかも知れませんが、私はその逆だと考えています。「やりたいこと」を持っているから元気なんです。
この「やりたい」には「知りたい」「聞きたい」「見たい」「体験したい」「行きたい」「作り(創り)たい」「表現したい」なども含まれています。

病気をしていても、からだが不自由でも、これらの「やりたい」があればそれを実現するために色々と工夫し、乗り越えてしまうのです。
「やりたい」という気持ちが、感覚や、思考や、意識や、からだの働きを活性化してくれるからです。

幼いときの病気が原因で四肢を失った「中村久子」という人がいました。
昭和12年に来日したヘレン・ケラーと対面したとき、ヘレン・ケラーは中村久子を強く抱きしめて涙を流し、「私より不幸であり、私より偉大な人」とたたえたそうです。(詳しいことはネットで検索して下さい)

「やりたいこと」がその人と「未来」を、その人と「社会」を、その人の「心とからだ」をつないでいるのです。だから元気なんです。
人間が生き生きと能動的に生きるためには、「やりたい」という「欲」が必要なんです。年を取ってくるとその欲が減ってくる人が多いのです。そして守りに入ってしまいます。すると急激に気力も体力も弱くなります。



その一方で「お金を儲けたい」「権力者になりたい」「自分だけ幸せになりたい」「自分だけ自由になりたい」というような、「他者を否定しないことには実現しない欲」もあります。このような欲は当然、戦いの原因になります。
「ゲームをしたい」という欲は、他者を否定しませんがゲーム以外の活動を排除します。そのため、子どもの成長に必要なものを学んだり、様々な体験をしたり、様々な人や事と出会う機会が奪われ、結果として成長が阻害されてしまいます。

「〇〇ファースト」という考え方も「他者を否定しないことには実現しない欲」です。だから戦いが生まれます。
欲には、みんなの幸せにつながる「自分を成長させてくれる欲」と、戦いを引き起こす「成長を阻害する欲」があるのです。

私が「欲を持とう」と勧めているのは「自分を成長させてくれる欲」、「他の人の幸せにつながるような欲」、「自分の世界を広げてくれるような欲」の方です。そのような欲は、人を元気にし、活動的にし、健康にしてくれます。これは医者が出してくれる「薬」よりも効果がある「薬」です。

昔読んだので記憶が曖昧ですが、お釈迦様がある信者から「お釈迦様は悟られているので、欲に振り回されて苦しむことなんてないのでしょうね」と言われたそうです。
先日もあるお母さんが「悟りを開きたい」と言うので「何で?」と聞いたら「悟りを開いたら色々なことで悩んだり苦しむこともなくなるだろうから」などと言っていました。

それに対してお釈迦様は「そんなことはないですよ。私は皆さんの誰よりも欲深く、大きな欲を持っているのですよ」と答えられたそうです。
それは「世界中の苦しんでいる人を救いたい」という壮大な欲です。だから、「自分一人のための欲」なんてちっぽけなんです。
そういう大きな欲を持っていたから、シャカ族の王子「釈迦牟尼」は苦しい修行を乗り越えて「お釈迦様」になることが出来たのです。

アッシジのフランチェスコも、「自分のためではなく人のために生きたい」というような欲に目覚めて聖者になりました。



でも、子ども達に「夢」を聞くと「お金持ちになりたい」とか、「一日中ゲームで遊んでいたい」というような「自分のための欲」しか出てこないのです。「知りたい」「聞きたい」「見たい」「体験したい」「行きたい」「作り(創り)たい」「表現したい」という欲が出てくる子は滅多にいません。

私が子どもの頃にあこがれていた外国にも行きたくないと言います。「どうして?」と聞くと「怖いから」と言います。大人がそういう情報しか与えていないのでしょう。

お金持ちを望むこと自体が悪いわけではありません。問題は「お金持ちになって何をしたいのか」ということです。それがなければお金に支配されるだけの人生を送ることになってしまうでしょう。
ゲームの方も「ゲームを通して世界中の子とつながりたい」という欲は子どもを成長させくれます。でも、そのように望んでいる子は少ないです。





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Last updated  2026.07.22 08:57:33
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