久しぶりの日記となりますが、
昨日の巨大地震について...
一夜明け、報道されている被災地の様子には本当に胸が痛みます。
主に東北の大変な被害に遭われた方々に謹んでお見舞いを申し上げます。
日常生活に支障が生じ、精神的にも厳しいかと思います。
拙い激励の文章を載せる事しかできませんが、気を落とさず前向きに生きて欲しいと願っております。
観測史上最大規模のM8.8。
私の職場である都内某所も震度5で、体験した事がない揺れ。
地震時はS造9階建の事務所ビル3階。
先日、NZクライストチャーチのビル倒壊映像を見た時、
ウチのビルはどうかなぁと考えていた最中の出来事。
低層の鉄骨ラーメン造は剛強な構造体だから、
地震荷重で変形する事はあっても、粘りが強く倒壊の可能性は低い。棚から図面や書籍が落下した以外、大きな被害もなく、
天井崩落に備えて強い揺れが収まるまでずっと机の下。
その後はNHKの地震速報を見ていたけど・・・
防波堤、田んぼ、畑、道路、車、家屋と
町全体が津波に飲み込まれていく映像は衝撃的。
言葉を失ってしまう。
自然の圧倒的な力に対する人間の無力さを改めて思い知らされた。
会社はガスが止まったため空調が利かず。帰宅時間になって、JRも私鉄も終日運休が決定。
とりあえず駅に向かいましたが、
バスもタクシーも乗り場には人で溢れ、大混雑。
レンタカーには貸出車が無く、ホテルは満室、漫喫は臨時休業だった。
野宿は勘弁だし、待つ事が嫌いな性分なので、徒歩での帰宅を決意。
店舗は閉まっていたので、スーツ&革靴姿で歩くしかない。しかも事務職なので歩く事に不向きな堅いドレスシューズ。
家まで約20km、電車だと1時間弱の距離。
iphoneでグーグルさんの地図を表示して、
思い浮かんだ選択肢は、
1.単純に最短距離
2.バス&タクシーを期待して幹線道路3.電車の復旧を期待して駅&線路沿い
4.平坦で信号待ちの無い多摩川沿い
迷った挙句、4を選択。
舗装された川沿いサイクリングロードは家の近所まで一本道で行ける。
脇道は柔らかい土壌と芝生のため、革靴の足への負担が少ないと判断。
携帯で家族や友人の安否を確認しつつ、
夜の極寒の中、多摩川沿いを修行僧の如くひたすら歩き、
4時間で無事帰宅。
靴ズレと筋肉痛で足はボロボロ。
多摩川に出る途中の駅前と道沿いのマンションで怪しいヤツを2人も見かけた。
薄暗い駐輪場で携帯ライトを使って鍵無し自転車を物色中の若僧。
明らかにチャリパクしようとしている様子なので、
タバコに火を付けて一服しつつ、ジーっと観察してたら、
オレが見ているのに気付くと、わざとらしく首をかしげて立ち去る。
2人とも同じリアクション。
こういった有事の際にテメーさえ良けりゃいいのかとムカついたので。
ま、オレも路上喫煙の違反者になりますけど・・・
地震活動の周期説がありますが、
今後、関東近郊と東海沖の大地震が予想されています。
関東は70~80年周期(前回1923年)
東海は100~150年周期(前回1854年)だそうです。
ともにM8レベル、すぐに来てもおかしくない年月を経過済・・・
とりあえず、来たるべき日に備えて、会社にランニングシューズと携帯充電器を常備する事にします。
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