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2010.04.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
12日の日経平均は前日のNYダウの高値更新を受けて予想通り11,300円(前営業日比+96円)で始まり一時11,351円(同+147円)まで上昇したが、4/5高値11,408円はとれず上値が重い展開となって引けにかけて売られ11,251円(同+47円)まで下げ、日足は結局上髭のある陰線となった。下げの材料としては、中国の金融引き締め、人民元切り上げの懸念から香港、上海市場の下落が取りざたされている。また、値上り銘柄数は1,001、出来高も2,179百万株とそこそこ出来、人気の強さも伺えるが、寄り付き前の外国証券注文状況は510万株と3営業日連続の売り越しとなっており、外国人投資家のスタンスも売りに変わってきていることに注目しておきたい。

物色対象にも次第に手詰まり感が出始め、投資効率の高い低位株の上昇が目立ち、資金の逃げ足も早まってきており、調整局目入りが濃厚となってきている。押し目買い人気が根強いため今しばらく出遅れ銘柄物色が続くものとみられるが、4/9安値11,148円を割ればとりあえず11,000円まではすんなり下げるものと思われる。しかし、押し目がなく上げ続けてきた相場だけに、NY市場の動向如何では本格調整入りとなり10,500円前後まで下げる可能性もあるので警戒が必要である。強気筋も下げ始めれば一転様子見に変わるのが常であることも忘れてはならない。

このところ相場を引っ張ってきた輸出関連株は円高反転を受けて「ソニー」を始めとして上値が重く戻り売り基調となっており、先駆してきた仕手材料株やテーマ銘柄も高寄りした後下げ日足陰線で終了しているものが多く、天井足が出ているように見られる。リコールで売られ安値をたたいた後大きくリバウンドしてきた「トヨタ自動車」も米運輸省が追加制裁金を検討しているとの噂も出てきており、戻り一杯となってきたように思われる。従ってまだ強張っている「フタバ産業」もそろそろ崩れてくる可能性がある。この銘柄は上げも早ければ下げも早い、ボラテリテイの高い銘柄だけに注意が必要である。スマートグリッド関連株の投信設定を材料に急騰した「東光電気」も本日693円に高値まで買われたが引けは676円まで下げており目先天井を形成した可能性が強いとみられる。

12日のNYダウは、寄り付きこそギリシャ支援合意の安心感や1~3月期の米企業決算への期待などからやや買い優勢となり、先週末に次いで一時11,000ドルの節目を超え11,005ドル(前営業日比+8ドル)となり3営業日続伸で引けた。ギリシア支援についてはユーロ圏が100億ユーロ(約38,000億円)で合意し金利が7.5%から6.5%に低下したことで一息ついた形となっているがこれでは不足でありまだ危機が乗り切れたと言える段階ではない。

また、先陣を切って発表された「アルコア」の第二4半期決算が二四半期連続赤字となったことで同社の株価は下げている。これは後入れ先出し法と言う決算処理の影響とされているが、同様の決算方法をしている会社も多く、今後発表される他社の決算も懸念される。このところ決算発表が始まる前に株式は期待感から買われ、発表され始めると下げると言う展開が続いており、発表内容如何にかかわらず警戒が必要である。実際、この日は続伸したとはいえ1日の値幅は僅か37ドルで様子見気分も強くなっており、転換点に差し掛かっているものとみられる。

13日の注目材料は、米国バーナンキFRB議長の議会証言(出口戦略への言及)とギリシア国債の入札(市場からの資金手当ての状況)であり、これが相場転換の契機となる可能性もあり注意が必要である。





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Last updated  2010.04.13 06:44:15
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