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2010.04.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
21日の日経平均はNYダウの連騰、為替の円安、上海市場の反発を受けて11,031円(前日比+131円)で始まった後も予想以上に堅調な動きを示し、11,090円(同+189円)とこの日のほぼ高値圏で引けた。寄り前の外資系証券の注文状況は2,020万株もの大幅な買い越しとなり、値上がり銘柄数も1,509にも上りほぼ全面高、出来高も2,243百万株となった。仕手材料株三羽ガラス(ツガミ、黒崎、鬼ゴム)や新興市場株も息を吹き返し、3/5の223円高、3/8の216高に次ぐ上げ幅を示し、8日ぶりの陽線引けとなったことで更なる上昇への期待も高まってきた。

しかし、この日の戻りで5日移動平均線11,055円、25日移動平均線11,068円を回復し、11,084円への窓埋めを完了、当初の下げ過程で押し目となっていた4/13安値11,088円まで到達したことで目先のリバウンドはいい水準まで来たものと思われる。ここはあくまでも下げの自律反発の域は出ず、絶好の戻り売り場面と考え、新規買いは控えるとともに手持ち玉を減らして様子を見る局面と考えている。一部にはヘッジ売りのチャンスとも見られる。私もここ数日で手持ち玉は20%程度まで大幅に圧縮した。

21日のNYダウは、連日の各社の好決算を受けて引き続き堅調な動きとなっているが、ギリシア国債の利回りが上昇し、EUなどの支援額総額が56,000億円にも達する見込みと伝えられたこと、22日に予定されているオバマ大統領の金融規制法案に関する演説に懸念を示す形で伸び悩み11,124ドル(前日比+7ドル)と小幅高で引けた。好材料の大半は既に織り込み済みで今後は悪材料に敏感に反応する可能性が強くなってきている。4/21日経平均夕刊のウォール街ラウンドアップ、十字路の記事にも注目しておきたい。

次の下落のきっかけとなるのはやはり金融規制法案となりそうである。これは、オバマ民主党とウォール街との全面対決、ひいてはリーマンショックを引き起こした市場原理主義からの決別ともいえるもので、金融市場への資金流入を減らし市場を硬直化する恐れがあるため株式市場にとっては最大の悪材料となり大幅調整を引き起こす可能性も強い。また、ギリシアに対する各国の債務総額は388兆円にも上ると言われ、サブプライム問題の150兆円倍以上の額であり、破綻するようなことになれば欧州初の恐慌が懸念されることになる。これを受けてユーロ安円高は進んできており、21日のCMEmo11,025で引けていることから22日の東京市場は安くなる可能性が高そうである。再度11,000円を割ってくれば今度の下げはきつくなるものと思われるので警戒が必要である。





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Last updated  2010.04.22 06:58:31
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