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2010.08.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
2日の日経平均は、前週末のNYダウがザラ場安値(前日比-120ドル)から反発し小幅安で終わり比較的堅調だったことに加え一時95円台に入った為替も落ち着きを示したこと、金、ニッケルなどの商品指標や海運指標の上昇を受けて9,574円(前週末比+37円)で始まりその後も買い進まれ9,676円(同+139円)まで上昇した。しかし、上げ止まると一転売り物が嵩み寄り付き水準まで売られ9,570円(同+33円)で引けた。この日は前日の大幅安に対する反発の色彩も強く日足は上髭の長い十字線となっており後味の悪い動きとなっている。

寄り前の外資系証券の寄り前の注文状況は310万株と買い越しとなっていたものの、結局値上がり銘柄数624に対し値下がり銘柄数854となり、銀行、証券、鉄鋼。海運などが下げた一方不動産、ハイテク、商社などには高いものが多かった。海外市場が比較的堅調な割には東京市場は一時的な反発こそすれすぐ売り物を被るという弱い展開となっている。海外市場の動向より基本的には為替動向に影響される面が強い状況になっているものと言える。

2日のNYダウは、アジアや欧州の株高などを好感、さらに7月のISM製造業景況指数が3カ月連続で低下したものの、市場で予想されたほど悪化しなかったことで逆に買いに拍車がかかり4営業日ぶりに急反発して10,674ドル(前週末比+208ドル)と大幅高となった。

 アジアと欧州の株式市場が軒並み値を上げたのは、中国の経済指標や欧州主要金融機関の決算が好感されたことが理由。7月の中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)は3カ月連続で低下したものの、逆に景気過熱に対する懸念が後退し、当局による金融引き締めペースが緩むのではないかとの期待感も広がった。ストレステスト発表以降投資家心理はかなり改善しているとみられているが、マクロ経済はとても改善しているとは思われず、ここはつかの間の強気相場でサマーラリーも仕上げ段階に入ってきているとみるべきではないかと考えている。

相場は転換点では常に人気が反対方向に振れやすいもの、皆が強気心理に傾いてきた時こそ天井を付ける可能性が強い。バーナンキFRB議長の発言をみても「今後の景気見通しは異常なほど不確か」とか「住宅と雇用が回復を阻害しており、完全な景気回復まではまだ長い道のり」としており、出ている材料をよく解釈して買い上がっていく現状には警戒を要する。ここはあくまで売られ過ぎの反動高とみて、戻りは絶好の売り場との見方は変わらないものとみている。欧米の格式市場の指標にはそろそろ目先過熱感を示す数字が出てきておりピークアウトする時期は近いのではなかろうか。

CMEの日経平均先物は9,720円(大証比+160円)となっていることから3日の東京市場はまた一転大幅高で始まる可能性が高いがどこまで戻るのか注意深く見守りたい。現在の為替動向が大きく円安に振れてこない限り戻しても10,000円乗せは考えられず、雷動買いは厳に慎む場面と言えよう。





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Last updated  2010.08.03 06:59:55
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