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2010.08.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
13日の日経平均は、円高一服を受けて9,214円(前日比-2円)とほぼ横ばいで始まり寄り後9,163円(同-49円)まで下げたが、このところの下げが急ピッチだったこともあり下げ止まると徐々に買い戻しが入り始めた。さらに後場になってアジア市場が反発してきたことで水準を切り上げ9,278円(同+62円)まで買われた後9,253円(同+40円)で引けた。これで前日比では6日ぶりの反発となった。寄り前の外資系証券の寄り前の注文状況は630万株の売り越しだったが、値上がり銘柄数は1,017、値下がり銘柄数が491となり、出来高は1,600百万株となってSQ当日としては非常に少ない低調な商いとなった。

この日も来週初めに菅総理と日銀総裁が会談すると伝えられ、為替市場ではそこで何らかの政策手段が打ち出されるとの見方が台頭して円高が一服となった。このことが買い戻しを誘っている模様だが、戻りに力強さは全く感じられず、様子見気分が強い状況となっている。もし仮に日銀が一層の金融緩和政策を打ち出してきたとしてもドル安、ユーロ安の流れに対しては焼け石に水になるものと思われ、諸外国も円高阻止に協力するような情勢にはないことから、再度9,200円を割れて8,000円台に突入するのは不可避と思われる。前日2,000円手前で踏みとどまった「東邦チタニウム」も戻りは鈍く、今度2,000円割れとなったら1,800円前後に向けて一気に下落する可能性も出てきたことからこの戻りを逆に売り乗せするのも一方と考えている。また、メガバンクはいずれも再度下げトレンド入りしてきており、安値を更新してくる恐れも出てきている。「武富士」「プロミス」などの消費者金融株の戻りも鈍い。

13日のNYダウは、市場参加者の夏期休暇が多く薄商いで方向感の乏しい展開となり、10,303ドル(前日比-16ドル)と小幅ながら4日続落して取引を終えた。7月の小売売上高は3カ月ぶりにプラスとなったが、ガソリンや自動車以外は低調で事前予想を下回る一方、7月の米消費者物価指数も4カ月ぶりに上昇したが、エネルギー・食品を除いたコア指数の上昇はわずかにとどまった。引き続きインフレ圧力の弱さが確認されたが、いずれも米景気の先行き不安を取り除くまでには至らず、株式市場では大きな材料とはならなかった。

NY時間のドル・円相場は高値更新。序盤に85円70銭を挟んで取引されていたドル・円は、米経済指標の好結果を背景に85円90銭台まで上昇した。その後、同水準でもみ合う展開となったが、8月の消費者信頼感指数・速報値が事前予想を上回ったことやロンドンフィキシングに向けたドル買いが散見され、86円30銭台と本日高値を更新した。

他方、ユーロ・円は一進一退。米株価指数先物の軟調地合いを背景に一時109円50銭台まで弱含むが、ドル・円の上昇に連れる格好となり110円20銭台を回復した。その後も、ユーロ・ドルやドル・円の動きに左右されながら、109円50銭~110円20銭台の範囲で取引され、一進一退の展開となった。

来週の日経平均は、心理的フシ目で週足チャートでも一目均衡表の「雲」の下限を割り込む水準である9,000円を維持できるか否かが焦点となろう。価格帯別売買高でみると、9,000円より下は商いが薄く、ここを割り込むと以前から想定している8,600~800円が見えてくる。この動きを決めるのは何と言っても為替の円高。先に述べたように欧米は自国通貨安で潤っているため国際協調介入はとても無理な状況にあり、たとえ日本単独の介入があっても効果は期待薄と思われる。

多くの輸出企業が第1四半期で前提為替レートを円高に修正したが、足元の水準よりも円安にみている企業は多い。ホンダは1ドルを87円に修正したうえで業績予想を引き上げるなど円高への抵抗力はついているものの、1ドルが84円台を付け、さらに円高が進んだ場合は、業績の下ブレ懸念も強まる。他の輸出関連企業も皆同様な状況にあり、日経平均の9,000円割れは避けられそうもないものとみられる。国内では既に在庫が積みあがっており、台湾なども半導体の伸び鈍化を見込んでいるなど世界経済は順調ではなく、日本政府の景気認識は甘すぎるものと思われる。このシナリオ念頭にもし戻れば売り乗せと言うスタンスで相場を見ていきたい。引き続き「ソニー」「任天堂」や「小松製作所」「東邦チタニウム」などの動きをマークしたい。





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Last updated  2010.08.15 01:02:27
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