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2010.08.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
18日の日経平均は、前日のNYダウの大幅反発を受けて9,261円(前日比+100円)と高寄りしその後上げ過ぎ警戒から一時9,153円(同-8円)と前日終値を割る水準まで下げたものの始まったものの、すかさず公的資金買い(PKOか?)が入り徐々に値を戻して9,280円(同+119円)まで上昇した。引き続き円高阻止政策期待を材料にしているが引けは9,240円(同+78円)で8/11~12で空けた窓(9,283円)には及ばず、ボリンジャーバンド-1θ(9,270円)に頭を押さえられた格好となった。その結果、この日は、やっと陰線となり5日連続陽線とはならなかった。外資系証券の寄り前の注文状況は160万株の買い越し、値上がり銘柄数は1,134、値下がり銘柄数が401と全般しっかりとはなったが、出来高は1,568百万株と今一つである。

株式相場は戻したとはいえ為替は85円台半ばの動き、材料次第でいつでも円高値更新に進む状況にある。株式市場の連日の公的資金による買い支えは、1964年に1,200円の大台維持のため公的資金を入れて設立した日本共同証券による買い支えを彷彿させる。当時はさらに証券会社が共同出資して作った日本証券保有組合も買い支えに動いたが効果なく、暫くは抵抗したもののその後1,040円という歴史的安値を付けに行っており、買い支えが逆に市場を歪めフレキシビリティを失った状況になっている。その下落相場を止めたのは劇的な政策転換であった。現在のところ民主党の代表選を控えて画期的な政策が打たれるとはとても思われず、連日書いている通り結局は早晩9,000円割れとなるものとみている。

この日も「東邦チタニウム」が2,100円を超えてきたことから既定方針通り再度売り乗せを敢行した。「武富士」「プロミス」は揉み合いで戻りは鈍い。他にこの戻りを売る銘柄としては、以前から注目している「任天堂」「小松製作所」やLCDガラス需給悪化で投資判断が引き下げられ一目均衡表の雲の下限を割ってきた「日本電気硝子」、原発の國際競争力低下で苦戦している「日本製鋼所」なども妙味がありそうである。

16日のNYダウは、朝方は予想を下回る決算や景気の先行き懸念などから下落して始まり一時10,330ドル(前日比-75ドル)まで下げたものの、複数のM&A(買収・合併)観測から切り返し10,415ドル(同+9.69ドル)と小幅高で引けた。しかしながら企業業績はこのところ市場予想を下回るものも多く出始めており全般的には軟調な地合いとなっている。

カナダの肥料メーカーのポタシュは前日に買収提案を拒否されたことで、英・豪系資源会社BHPビリトンが400億ドルの敵対買収を提案したことで大幅上昇し、肥料メーカーのモザイク、住宅建設のライランド・グループ、メリテージ・ホームズやビーザー・ホームズもシティグループ、鉄鋼大手USスチールなどもM&Aを材料に大幅上昇した。これらの動きは世界的な金利低下と大量の余資発生で企業の手元資金が潤沢となっていることが背景となっている。

原油相場は米石油協会(API)が昨夕発表した週間石油統計で原油在庫が600万バレル近く増加したことが嫌気され、74ドル台半ばに下落している。週間在庫統計が3週連続の原油在庫減少が見込まれているものの、API統計を受けて在庫増加への思惑も高まっている。10年債利回りは依然として2,63%と低水準であるが為替は85円40銭前後の小動きとなっている。海外の株式市場も総じて小安いものが多くCMEの日経平均先物も9,220円(大証比-20円)で引けており、19日の東京市場はまた低調なスタートとなることが予想される。一旦鎮静化している欧州のソブリンリスクも一部の国の格付け引き下げの噂も出ており、再燃の恐れもあるため警戒が必要である。







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Last updated  2010.08.19 06:54:15
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