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2010.09.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
17日の日経平均は、前日のNYダウ、NASDAQが小幅ながら続伸したこと、為替も86円を窺う円安水準になっていること、外人買いも6日連続買い越しとなっていることなどから9,581円(前日比+72円)と高寄りした後一時9,554円(同+45円)をつけたが、上海、香港などアジア市場がしっかりしていたこともあり、終日堅調な推移で9,626円(同+116円)で終了した。外資系証券の寄り前の注文状況は80万株の買い越し、値上がり銘柄数は1,206、値下がり銘柄数は324、出来高は1,672百万株となっている。

このところ為替が引き続き介入警戒感から落ち着いた動きとなっていることで底堅い動きとなっているが、上昇しているのは信用売り残、裁定取引売り残の多い銘柄、為替連動銘柄が中心の動きで力強さはみられず、逆に銀行株の上げの鈍さ、新興市場(マザース)の動きの悪さが気になるところである。日経平均のチャートは、一目均衡表の抵抗帯となる雲の下限9,658円寸前の9,643円まで上昇し、9/1安値8,796円からは9.6%の上昇、9/8安値8,997円から7.1%、9/15安値9,199円からでも4.8%の上昇となっており、目先的にも調整が入っていい水準となっている。

注目の「武富士」は前日に買いた方針に基づき、とりあえず前日引け値で売り建て玉と同数の新規買いを入れたところ、買いが出来た後急騰し173円(前日比+12円)で引けた。買い材料としては利息返還請求件数が前年同期比-35%と大幅減少していることを囃しているが、大幅な株不足で逆日歩が50銭付いていること、新規のカラ売りが禁止となったことを狙った買いかたが流したものと思われる。また、同社は4~6月に24物件総額100億円超の所有不動産を売却しており、これを体質改善と評価すればさらに上値を追う展開が予想されよう。人気化次第では200円前後までの上昇も見込めそうだが、資産売却を急ぐほど財務内容が悪化しているとみれば、先行き収益の源泉となる契約残高は減少する可能性が強いことから、ある程度戻れば再度売られる展開となろう。この動きが他の消費者金融株にも波及し、「プロミス」も619円で寄り付いた後急騰し、661円(同+40円)で引けている。しかし「プロミス」は信用取り組みも一時より悪くなってきており妙味は薄く、連動高してきたここは絶好の売り場とみられる。700円前後には大きな壁があり、戻ってもそこまでとみて売り上がり方針を貫くところとみられる。また、「東邦チタニウム」はついに2,300円を抜け2,317円(同+29円)で引けてきた。株不足状態が続いておりさらに上値を追う可能性も出てきたが、同株は景気連動株と言う性格から世界景気の行方が最大の鍵をにぎっているため、高値を更新できるかどうかは米国の景気動向如何と思われる。

17日のNYダウは、ハイテク大手の決算が好感されて朝方から上昇して始まったものの、9月のミシガン大学消費者信頼感指数が66.6と予想外に昨年8月以来の水準に落ち込んだことで上値も限られ、終日小幅な値動きに終始し、10,607ドル(前日比+13ドル)と小幅ながら3日続伸して終了した。 本日は先物やオプション取引など4つの決済日が重なった事で、出来高は急増する一方、株価が小動きに終始する要因となった。なお、8月の消費者物価指数は、前月比+0.3%と市場予想通り7月に続き2ヶ月連続で上昇している。

消費者信頼感指数の押し下げは、雇用の低迷やブッシュ減税終了で、特に富裕者層家計の金融逼迫懸念が影響しているとみられる。経済の2/3を占める消費の低迷が続くとなれば、景気回復ペースの鈍化は確実となり、連銀による追加緩和策導入の可能性も強まる。また、8月のCPIコア指数は、前月比横ばいと市場予想の0.1%を下回り、7月+0.1%から低下、前年比でも+0.9%と市場予想+1.0%を下回り、1966年来で最小の伸びにとどまっている。連銀の容認レンジである1-2%を下回っており、連銀の見通しどおりインフレの抑制が示され、連銀が追加緩和策を導入するとの見通しが一段と強まっているとの見方もあることから来週は特にFOMCの発表には注目しておきたい。

17日のロンドン外国為替市場の円相場は、アイルランド銀行の損失拡大懸念で1ユーロ112円27銭から111円60銭まで下落し、ドル相場も対ユーロでは下落し安値更新となった。ニューヨーク外為市場では、ドル・円は、アイルランドがIMFに支援を要請するとの一部観測、米・8月のCPIの低下、米・9月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下したことを受けた債券利回り低下に伴うドル売りに85円65銭まで下落したものの、株価の上昇や根強い介入警戒感に85円89銭へ反発、85円86銭で引けた。アイルランドのIMFへの支援要請については、同国政府、IMFがともにこれを否定したことから、リスク回避の高金利通貨売りも限定的だった。

週明けの東京市場は、前週末18日のCME日経平均先物が9,535円(大証比-35円)で終了していることから、このままだと小安く始まる可能性が高いが、20日は祝日で休場となるため、同日のNY市場の動き如何で動きは変わってこよう。NYダウは8/27の10,150ドルから上昇を続け買い方はわが世の春を謳歌している局面であるが、ここ数日間の上昇幅は小幅となっており、そろそろ調整入りの兆しが出ており、100ドル下げでも新値三本足は陰転することから
注意深く見守っておきたい。





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Last updated  2010.09.20 00:08:53
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