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2010.10.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
5日の日経平均は、前日のNYダウが小安く、CMEの日経平均先物も9,425円(大証比-25円)で引けたことから9,337円(前日比-44円)で始まり、午前中は9,380円との間で揉み合いに推移していた。ところが、13:30頃注目していた日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、ゼロ金利政策実施と5兆円基金創設による各種債券類の買い取りを検討という内容が伝えられると想定外のポジティブサプライズとなり、相場は9,538円(同+157円)まで上昇した。為替も一時83円30銭台から83円99銭まで一気に円高が進んだがその後は押し戻され、日経平均は結局9,518円(同+137円)と9,500円台に乗せて終わった。これで5日移動平均線、75日移動平均線を突き抜け、再度一目均衡表の雲の上限まで戻してきており、相場は9/21高値9.704円を目指す動きに入ってきたとの見方も出始めた。外資系証券の寄り前の注文状況は670万株と2日連続の売り越し、値上がり銘柄数は1,007、値下がり銘柄数は518となっているがそれほどのパワーは感じられない。出来高もこの日も2,455百万株と増加してきており注目に値する。

メガバンクは、この日も朝方は小安い動きで推移していたがさすがに後場は反発に転じた。「みずほFG」は一時、昨日同様110円(同-2円)の安値まで売られたが、116円(同+4円)で引け、「三井住友FG」も2,365円(同-13円)まであったものの2,450円(同+72円)で引けた。また「野村HD」も397円(「同-5円」と28年ぶりの400円割れを付けた後407円(同+5円)で引けている。しかし、戻りは鈍く信用買い残は依然として重くのしかかっており予断を許さない。また、消費者金融株も同様で「プロミス」は589円(同-25円)まであって621円(同+7円)の引けとなっている。また、「新生銀行」は56円(同-1円)とまたと年始来安値を付け59円(同+2円)で引けている。一方、「東邦チタニウム」は2,330円(同-24円)まであったものの2,405円(同+51円)で引けており気を吐いている。「アンリツ」は533円(同-12円)まで下げ542円(同-3円)で引けており、前日の売り乗せは正解だったかもしれない。

日銀は、この日の対応で目先打てる手は目一杯打ち出してきており、これで為替の円高阻止が出来ないようだと投機筋は逆にこれ以上の政策は出ないとみて円買いを仕掛けてくる可能性が強い。まだ現在は、人為的に円安誘導されたところが絶好の狙い目として投機筋は虎視眈々と機を窺っているところとみられるが、さらに米国の追加金融緩和策の実施も見込まれていることがドル安に拍車をかける公算大であり、今後の為替の動きが東京市場の株価動向のカギを握るものと思われる。

5日のNYダウは、日銀の包括的な追加金融緩和策を受け海外各国市場で株価が上昇した流れを引き継ぐ形で朝方から反発して始まり、その後発表されたISM非製造業景況感が市場予想を上回ったことで米景気の先行きに対する懸念が薄れ、10,965ドル(前日比+214ドル)まで上昇し、最終的には10,944ドル(同+193ドル)と終値としては5/4以来約5カ月ぶりに10,900ドル台に乗せて取引を終えた。NASDAQも2,399P(同+55P)で引けた。ドル安が進行する中、米株価が上昇していることについては、市場ではドル安がグローバル展開をしている米企業にとってはプラスになる面を評価していると言われている。

5日のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の追加金融緩和を受けた円売り一巡後に再び円買い圧力が強まり、政府・日銀が円売り・ドル買い介入を実施する前の9/14以来3週間ぶりに一時1ドル82円96銭まで上伸した後、の円高・ドル安の83円00~10銭で推移している。日銀は同日の金融政策決定会合で、事実上のゼロ金利の導入や金融資産買い取り基金の創設検討など包括的な追加金融緩和策を決定四yたことで東京市場では円が売られたが、景気失速懸念を背景とした米国の追加金融緩和観測も強く、当市場に入るとドルが主要通貨に対し軒並み全面安の展開になっている。9月の米ISM非製造業景況指数は事前予想を上回ったものの反応はなく、円は対ドルで日銀の緩和策発表前の水準を超え、先月に政府が為替介入を実施した水準近くまで買われた。一方、日米の金融緩和政策に欧州中央銀行が乗り遅れるとの見方が強まり、ユーロは上昇している。

5日のニューヨーク外国為替市場の円相場も米追加量的緩和をめぐる観測がドルを圧迫し下げ幅を拡大して一時83円を割り込み82円96銭に下落したが、その後83円20銭台まで下落している。 市場では、ドル安の背景である米国経済の失速懸念が払拭されないと円高の反転は難しいとの見方が大勢となっているが、82円台では再び為替介入が行われる可能性があるとの警戒感も高まっており、神経質な地合いとなっている。

6日の東京株式市場は、CME日経平均先物が9,600円(大証比+80円)で引けており、しっかりに始まるものと思われるが、この政策がデフレ脱却につながるか否かは不透明と疑問視する声もあるので円高に歯止めは掛かっていないため利益確定売りに押され上値の重い展開となりそうである。週内は米国で重要な経済指標が多く、米企業の決算も出始めるなど、先行きは不透明であり引き続き警戒を要する。明晩は米国で9月ADP雇用リポートがそれぞれ発表され、週末には米9月雇用統計の発表も控えている。日銀は今回、FRBに対して先手を打った形になったが、FOMCは11月にも追加の緩和策を打ち出すとの見方が多いため、FOMCの対応次第でドル安が加速すれば、日銀による緩和策の恩恵も株式市場では薄まる可能性が高まる。今後は米国の経済指標や、企業決算の内容を吟味し、米国の金融緩和の行方に一喜一憂する展開となりそうである。





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Last updated  2010.10.06 06:57:43
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