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2010.11.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
2日の日経平均は、前日のNYダウが小幅高に終わったものの、CME日経平均先物は大証比小幅安となったことを受けて9,140円(前日比-14円)で始まり、売買手控え気運の強い中で高値9,172円安値9,123円と上下48円という狭いレンジの動きに終始し、9,159円(同+5円)と小幅ながら4営業日ぶりに反発して取引を終えた。この日は本来なら反発するタイミングであったが予想外に上値の売り圧力が強く、9,200円すら取れなかったことで、上値の重さを再認識した形となっている。外資系証券の寄り前の注文状況は250万株の売り越し、値上がり銘柄数は512、値下がり銘柄数は973、新安値銘柄数は273、出来高は1551百万株と全般的に低調となっている。前述の通り日中の値幅は3/10の41円以来の狭さで気迷い気分が強いが、RSI、ストキャスティクス(スロー)、サイコロジカルライン、騰落レシオもなどのテクニカル指標はいずれも安値圏を示しており、いつ反発してもおかしくない状況ともなっている。しかし、何か突っ込み足りない感じなので、このまま反転しても大きな戻りは期待できそうになく、売り建て玉を急いで買い戻す局面にはないものとみている。

個別銘柄では、「プロミス」がこの日も308円(前日比-11円)まで下値はあったが300円を割ってくる勢いはなく、下げ止まりの気配も出始めたので売り建て玉はとりあえず312円で買い戻した。400円台の売りで建て玉期間も1週間程度であり欲張らずに利食いに徹することとした。しかし、高値は334円(同+15円)で前日の336円も取れておらず、決してまだ反転したとは言い難い。「東邦チタニウム」は、この日も高値2,115円(同+38円)まで付けたものの2,065円(同-12円)で引け、売り方の買い戻しも進み始めている模様である。「アンリツ」は510円(同-17円)まで下値があって515円(同-12円)の引けと下値志向となっており、500円割れから460円台を狙う動き。また、「新生銀行」も64円(同-1円)とで引け上値を確認した格好になっている。

2日のNYダウは、主要経済指標の発表がなく手掛かり材料は限られたが、FOMC結果を明日に控え追加の量的緩和策への期待から買いが優勢となり、11,188ドル(前日比+64ドル)と終値ベースで4/26以来の高値で引けた。NASDAQも2,533P(同+28P)と戻り高値を更新して取引を終了している。

中間選挙では、ほとんどの世論調査でオバマ大統領率いる民主党が上院ではかろうじて過半数を維持するものの下院では共和党が過半数を奪還するとの結果が示されている。このような上下両院の多数派政党が異なる「ねじれ」議会となれば、法案の通過が困難になることで企業運営における先行き不透明性が低下するため、一般的に株式市場にはマイナス材料になると考えられる。しかし、中間選挙の結果が予想を大きく外れない限り目先の市場には大きな影響はなく、市場の注目はすぐにFOMCに移るとみられる。

FOMCの結果については、大半のエコノミストは、今後6ヶ月間にわたり1ヶ月1000億ドル規模の資産購入を実施するものと予想している。11/3のFOMCで市場予想通りの規模の追加緩和が発表されれば一段とドルが下落する可能性が強く、今後数ヶ月で売りが一段と加速しさらに15%程度の下落余地があるとする見方も少なくない。

2日のニューヨーク外国為替市場のドル・円相場は、クロス・円絡みの買いや介入警戒感に81円00銭まで上昇した後、11/3のFOMCで第2弾量的緩和を織り込むドル売りが再燃して80円59銭まで下落し80円63銭で引けた。ユーロ・円は、豪州の予想外の利上げ・良好な欧州経済指標を受けたリスク志向の円売りや介入警戒感に113円05銭から113円49銭へ上昇した。

休日明け4日の東京株式市場は、やはりFOMCの結果を受けたドル・円の動きに注目が集まるものと思われる。日本時間の4日未明にも結果が公表されるFOMCでは5000億ドル規模の緩和策が見込まれているが、緩和の規模が市場予想を上回るようなら瞬間的にドルが下落するとの見方があるもののその後はいったんドルが買い戻されるとの指摘も多い。一方、予想を下回るようだと追加金融緩和の可能性も高まり、再度ドル安の思惑が続く可能性もある。また、円が戻ったとしても1ドル82円程度であれば、インパクトに欠けるとの声もあり、円高が本格的に反転するかと言うと難しい気がする。

前述のとおり、FOMCの結果が公表されるのは4日未明であるため米国市場への反応は限られるため、主体性のない日本株にとっては、FOMCを通過しても諸外国の株価をみるまでは方向感をつかみにくく、小動きとなる可能性もある。また、週末には米10月雇用統計発表を控え、緩和策の規模と足元の米雇用情勢を見極める必要もあり、FOMCの結果を材料にした売り買いが一巡したあとは雇用統計発表待ちとなり様子見気分が強まる可能性も高いと思われる。





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Last updated  2010.11.03 23:02:23
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