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2010.11.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
3日の東京市場は休場だったが、3日の上海市場は中国人民銀行がインフレに注意を払うと表明し金融政策を危機対応から平常時へと徐々に戻すとしたことで利益確定の売りが出され3,030P(前日比-14P)と小幅続落で取引を終えた。一方、香港市場は、米国政府の追加金融緩和実施により資金が流入するとの期待が高まり、ハンセン指数は24,144P(同+473P)と大幅高となった。インド、ブラジルなど新興国の株価は上昇、ロシアは上昇するも欧州各国は軒並み反落している。

3日のNYダウは、 FOMCが、米景気を刺激するため来年6月末までに総額6000億ドル(約49兆円)の米国債を追加購入する方針を発表したことを好感して11,215ドル(前日比+26ドル)と続伸し2008年9月19日以来、約2年1カ月ぶりの高値で引けた。NASFAQも2,540P(同+6P)で取引を終了している。前半は、ADP,IMSなどの経済指標が予想を上回る好調な数字となったことで追加金融対策の幅が縮小されるとの懸念から一時11,097ドル(同-87ドル)まで下落する場面もあったが、ほぼ事前予想通りの内容だったこと、他国との金利差の観点からドル安が進むと予想されて輸出主導の景気回復への期待感も高まり、発表後は次第に買いが優勢となった。 また、前日行われた中間選挙で、野党・共和党が躍進して議会下院で過半数を奪還したことで企業減税などの景気刺激策が導入されるとの思惑も相場を下支えした。

3日のロンドン外国為替市場の円相場は、朝方発表された10月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が4万3000人増と予想を上回って増加したことドルが上昇し対円で81円台となり、FOMC声明発表を控え狭いレンジ内での取引となった。
3日のニューヨーク外為市場のドル・円相場は、高値更新。米10月ADP全国雇用者数や同10月ISM非製造業景況指数が予想を上回る結果となったことに加え、米FOMCの発表を前にポジション調整と見られる買いが散見されたことで、ドル・円は81.50円付近まで強含み、買い一巡後暫くは81.30-40円台で小動きだったが、米FOMCの声明で来年6月までに6000億ドル規模の追加資産購入との内容が伝わると、予想以上に額が大きかったことを受けてドル・円は一時81.50円台から80.80円台まで売り込まれた。しかし、すぐに買い戻しが入り81.50円台の本日高値を更新した。一方、ユーロ・円は、序盤は、ドル・円の上昇に連れる格好となり114.20円台まで値を上げたが、その後は、ユーロ・ドルが上げ幅を拡大したことを背景に連れ高となり114.80円台の本日高値をつけた。

3日のCME日経平均先物は9,280円(大証比+110円)で引けていることから、4日の東京市場はとりあえず反発に転じるものとみられるが、日銀が臨時政策決定会合でどのようなコメントを出すかが次の注目点となる。ここはどこまで戻れるかを確認する場面でありそれまでは反転上昇につながるかどうか疑問である。米FOMCの発表では、景気回復の足取りは失望するほど緩慢としており、更なる追加の資産購入も必要としており依然としてドル安要因は払拭されていない。下院における民主党の大敗で政策運営も厳しくなる可能性も強く、NYダウもこのまま高値更新を続けていくとも思われない。いずれにせよ株式市場は今後もNYダウと為替睨みの展開となりそうである。






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Last updated  2010.11.04 07:10:41
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