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2010.11.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
16日の日経平均は、前日のNYダウは小幅高に終わったものの為替の円安が進行しCME日経平均先物が上昇したことを受けて、9,892円(前日末比+63円)で始まり一時9,908円(同+81円)まで上昇し6/24以来の9,900円台乗せとなったが、200日移動平均(9,923円)を目前にして、先物にヘッジファンドによる数百億円規模の売りが出され前引けにかけて値を消し9,800円まで下げた。後場は9,800円を挟んでもみ合いとなり、結局9,790円(同-30円)で引けた。この日は、予想外だった韓国の利上げを受けて中国の一段の金融引き締め懸念が出たことを背景に、決算期を迎えるファンド勢が日本株売り・日本国債買いのポジション調整に伴う株買い戻しを入れたものとみられ、資金の流れに変調の兆しが見られた。外資系証券の寄り前の注文状況は40万株の売り越し、値上がり銘柄数は431、値下がり銘柄数は1,044、出来高は1,830百万株となっている。

注目の「プロミス」は、この日も寄り付きから買い物を集め553円(前日比+50円)と窓を開けて寄り付き、一時560円(同+57円)まであったが539円(同+36円)で引けている。上げ幅が急で行き過ぎ感が強く出てきたため550円で売り乗せを実施した。「東邦チタニウム」は、朝方2,213円(同+66円)まであったが、引け値は2,134円(同-13円)となっている。「アンリツ」も一時592円(同+21円)と年初来高値を行使してきたが、586円(同+15円)で引けている。なお、「新生銀行」も高値は74円(同+2円)まであったが71円(同-1円)で引けている。

16日の世界各国の株式市場は、欧州各国はアイルランドの信用不安でユーロが再度下落し軒並大幅に下落した。また、上海総合指数も韓国の利上げ発表を受けて中国のより一層の引き締め懸念が台頭し2,894P(前日比-119P)と急落して引け、香港ハンセン指数も23,693P(同-334P)と続落、インドSENSEXも19,865P(同-444P)、ブラジルボベスタ指数も69,192P(前週末比-1,174P)で引けている。

16日のNYダウは、中国による利上げ懸念の高まりやアイルランドの財政危機を受けて、投資家がリスクを手控える姿勢を強めたことから急反落し、一時10,978ドル(前日比-223ドル)まで売られ、11,023ドル(-178ドル)で引けた。NASDAQも2,469P(同-43P)で引けている。

16日のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇を背景としたドルの買い戻しが継続し、アイルランド国債の金利上昇を受けて欧州の信用不安が拡大したためユーロが対ドルを中心に下げ足を強め他の通貨に対してもドル買いを後押しする格好となり、円相場は1ドル83円台前半で弱含みに推移した。一方、ユーロは対ドルを中心に下落した。対円では同112円85~95銭(112円75~85銭)。アイルランド救済をめぐってユーロ圏財務相会合で議論され、信用不安はポルトガルやスペインにも波及し始めていることから改めてユーロ買いにはリスクが大きいことが意識されているとのも方が強い。

16日のニューヨーク外国為替市場でドルは、序盤、米10月生産者物価指数が予想に反し弱い結果だったことを受けて一時83.00円台まで売られたが、対欧州通貨などでドル買いが強まったことが、ドル・円にも波及して83円40銭台まで上昇した。その後、83円50銭台のオプションに絡むドル売りで上値が重くなると83円30銭台まで押し戻されたが、米長期金利の下げ幅縮小などを材料に再度83円60銭付近まで上値を切り上げている。

17日の日経平均は、円相場を注視した展開となろうが、世界各国の株価が軒並急落していることからこの影響を慎重に見守りたい。米国株式やドル円相場の動向が注目されており、海外がもう一段下げるのか、あるいは踏みとどまってリバウンドしていくかがポイントとなる。新興国による金融引き締め懸念を背景に、日米によるカネ余り相場で上値を試す動きは一巡している。欧州では財政懸念などもくすぶり、全体がはっきりしていない。一方で、米金利の上昇を材料に落ち着いている為替が相場を支えている。ドル・円が80円を割り込む可能性が後退しているため、下値も切り上がっている。前日に米10月小売売上高が市場予想を上回ったが、米国では雇用の問題が残っており、為替も決してドル高基調ではないが、足元のドル上昇による影響が米企業には出てくるだろうとの見方もでている。






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Last updated  2010.11.17 07:20:57
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