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2012.02.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
29日の日経平均は、前日のNYダウが4年ぶりの13,000ドル台乗せで引け、ギリシア議会で財政緊縮策実施法案を可決したことを好感して、9,771円(前日比+49円)と一気に昨年3月末の9,755円を超えて買い先行で始まり、9,866円(同+144円)とまで買い上げられたが、後場に入ると高値警戒感に加え、ECBによる大量の資金供給や米バーナンキFRB議長による議会証言を控えて、利食い先行から先物市場に大量の売りが出され、相場は急速に値を下げて、9,723円(同+0,7円)と前日引け値とほぼ同水準で取引を終了した。寄り前の外資系証券注文状況も380万株の売り越し(額は買い越し)で、値上がり銘柄数は479、値下がり銘柄数は1,069となり、出来高も3,057百万株となった。しかし、出来高の内622百万株は特設ポスト入りした「エルピーダ・メモリ」となっている。

このところ朝方安く始まり後場になると買い戻しから急伸する相場が続いていたが、この日は逆に、後場は利食い先行の売りで急落し、チャートでも長い上髭のある陰線で天井形成足となっている。相場は日経平均先物主導型となっていることから、来週のSQを控えて今後ますます高値波乱の様相は強まるものとみられる。従って、やはり大幅上昇した個別の主力株の上値追いは避けるべき局面と言えよう。一方、注目の「新日本理化」はこの日も1,215円(前日比+66円)で引け、ジリジリと高値更新を続けている。あとは、いつ他の仕手材料株が追随してくるのかみまもるところ。また、同様に小安い復興・復旧関連株も、反発のタイミングを図っているところとみている。まだ、弱気は禁物と言ったところか。

29日のNYダウは、ECBがこの日、固定金利で期間3年の資金約57兆円を金融機関に供給したことを受けて堅調で始まり、2011年の第4四半期の米実質GDPの改定値が前期比3.0%と速報値に比べ0.2ポイント上方修正され、10年第2四半期以来6期ぶりの高い伸びとなったことや寄り付き後に発表された2月のシカゴ地域の景況指数も64.0に上昇したことを受けて一段高となった。その後、バーナンキFRB議長が、議会証言でガソリン価格の上昇に警戒感を示すとともに米経済の回復見通しに慎重な姿勢を維持しQE3に対する期待感が薄れたことも嫌気して反落に転じ、12,951ドル(前日比-53ドル)で取引を終了した。NASDAQも、一時3,000Pに乗せる場面もあったが、結局2,966P(同-11P)で引けている。この日の為替は再び円安となり、ユーロは対円で108円20銭台となり、ドルも対円で81円20銭台となっている。米長期金利は上昇し、原油は反発し、金は反落となり、欧州株はロシアを除いて軒並反落となっている。また、上海市場は9日ぶりに反落したが、香港市場は続伸、インド市場も続伸、ブラジル市場は反落となっている。

欧米市場は揃って小反落となったものの、為替が円安に振れ、CME日経平均先物が9,755円(大証比+45円)で引けていることから、1日の日経平均は若干小高く始まるものとみられるが、前日の急落足から主力株の上値を買い上がる動きは弱まり、市場人気はいよいよ出遅れ株の物色に移ってくるものとみられる。1日も「エルピーダ」に対するマネーゲームの動きが続くとともにこの動きが低位株物色につながってくる可能性もある。また、日経平均先物も、3月のSQを控えた売り買い攻防戦で上下に波乱となる公算も高い。したがって、主力株の新規買いは慎重にしたい。一方、注目の「新日本理化」の動きがいつ他の仕手材料株や復興・復旧関連株に波及してくるのかも慎重に見守りたい。但し、「MUTOH」など二番天井を付けたものは避けることが望ましかろう。「ムーンバット」「空港施設」などの動きには要注目。





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Last updated  2012.03.01 06:36:37
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