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2012.02.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
28日の日経平均は、為替の円安進行が止まったことに加え、エルピーダメモリが経営破たんしたことを受けて、9,567円(前日比-66円)と売り先行で始まり、9,528円(同-105円)まで売られる場面もあったが、一目均衡表の雲の上限を割り込んだ辺りから押し目買いが入り、相場は急速に戻し9,700円台に乗せ、9,722円(同+88円)で取引を終了した。寄り前の外資系証券注文状況も830万株の売り越し(額も売り越し)だったが、値上がり銘柄数は935、値下がり銘柄数は589となり、出来高も2,507百万株となった。

相場の上昇は日経平均先物主導の動きとなっていたことから個別の主力株の上昇は追い付いていっていない状況となっている。また、注目の「新日本理化」はこの日も1,149円(前日比+41円)で引け、売り方は着実に締めあげられている。前日急落した「MUTOH」は朝方349円(同-55円)まで売られたが、その水準になればさすがに買い戻しも入り、390円(同‐14円)で引けたが、相場は壊れた感じである。他の仕手材料株も軒並安くなっていたが、下げ幅はそれほど大きくなく、「空港施設」は逆に398円(同+1円)で引けており、390円台は丹念に拾われている感がある。また、同様に小安い復興・復旧関連株も、引き続き忍の一字。「エスバイエル」が186円(同+12円)となるなど一部には物色の動きも出始めている。テーマ株としてじっくり上昇を待つ方針を堅持したい。

28日のNYダウは、朝方発表された1月の耐久財受注が前月比-4%と4カ月ぶりにマイナスとなり、減少幅も2009年1月以来と大きなものとなっていたこと、12月のケースシラー住宅指数も同-1.1%とバブル崩壊以来の最低水準となったことを嫌気し、12,952ドル(前日比-29ドル)となる場面もあったが、2月の消費者信頼感指数が70.8P(前月比+9.3P)と1年ぶりに高水準となったことを好感して反発に転じ、13,005ドル(同+23ドル)と3年9カ月ぶりに13,000ドル台に乗せて引けた。NASDAQも、時価総額のシェア―が17%を占めるアップルが530ドル台に乗せたことで2,987P(同+20P)で引けている。この日の為替は落ち着いた動きで、対円で107円30銭台とユーロ安円高となり、ドルも対円で80円40銭台ドル安円高となっている。米長期金利は上昇し、原油は続落、金は反発し4カ月ぶりの高値となり、欧州株はロシアを除いて軒並反発となっている。また、上海市場は8日続伸して昨年11/17以来の高値を更新、香港市場は反発、インド市場は5日ぶりに反発、ブラジル市場も反発となっている。

このところ為替の円安ピークアウトで主力株が調整に入るものとみられたが、エルピーダ破綻による下落を逆手にとって先物の買い戻し主導で急速に相場は戻してきており、3月のSQを控えて買い方は一気に攻勢に出てくる可能性も強まってきた。当面意識される水準は昨年3月期末価格の9,755円となるが、大きな調整のないままに10,000円まで突っ走り、その後調整に入ることも考えられるので、主力株の利食い急がず、しかし、上値も限られてきそうなので新規買いは慎重にしたい。一方、出遅れの内需成長株のリバウンドを狙った物色は続くものとみられる。やはりここは復興・復旧関連株などの出遅れ割安株と仕手材料株の循環物色を睨んでいくところか。





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Last updated  2012.02.29 07:31:55
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