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2012.05.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
30日の日経平均は、前日のNYダウが中国の景気対策期待で反発に転じたものの依然として欧州不安が拡大するとの懸念から8,637円(前日比-19円)と小幅安で始まリ、寄り後につけた8,656円(同変わらず)を高値にして前引けにかけて8,568円(同―88円)まで売り込まれた。しかし、後場に入ると先物に下げ過ぎ感からの買い戻しが出始め、個別株にはリターンリバーサルの動きも出て徐々に値を戻し8,633円(同-23円)と小幅反落して取引を終了した。騰落レシオは66.99%となり、PERは11.53、PBRは0.89となっている。外資系証券注文状況は650万株の買い越しとなったが、値上がり銘柄数は658、値下がり銘柄数は868となり、出来高は1,620百万株となっている。

注目の「不動テトラ」は104円(同-3円)の安値があって106円(同-1円)で引け、「日成ビルド」は115円(同-4円)で引け引き続き下値揉み合いの動き、また仕手株は、「明和産業」が775円(同ー28円)で引け、大証の「新日本理化」は一時666円(同+69円)高値まであって627円(同変らず)で引けこの日は利食いの動きとなっている。一方、「MUTOH」は231円(同ー15円)、「ムーンバット」も136円(同-2円)、「川田テクノノジーズ」は963円(同+3円)となったが、前日急反発した「東邦チタニウム」は861円(同-44円)の安値があって884円(同-21円)で引けておりまだ不安定な動きとなっている。

30日の米国市場は、スペインの銀行大手バンキア救済に対する政府の資金調達不安や民間部門の銀行預金が減少による金融システムに対する懸念で国債金利が6.7%まで上昇、イタリア国債入札も不調で利回りが急上昇、さらにギリシアの世論調査で緊縮財政反対派政党に対する支持が増え、ユーロ離脱懸念が再燃したことで欧州債務問題が深刻化するとの懸念が広がり12,419ドル(前日比-160ドル)と大幅反落して取引を終了した。NASDAQも2,837P(同-33P)で引けている。しかし、米国に関しては経済指標が全体的に底堅いほか、大幅に悪化すれば、FOMCが新たな金融緩和策が打ち出すとの見方も多く一方的に下げる展開にはなっていない。中国の景気対策に対する否定的な発言でアジア市場が下落したことも下げ要因となっている。為替は、スペイン、イタリアと金融不安の広がりからユーロ安が進み、97円70銭台と大幅な円高ユーロ安となり、ドルも対円で79円00銭台まで円高ドル安が進んでいる。上海市場は前日の如く目先の景気対策発動期待が後退したことで3日ぶりに反落し、香港市場も4日ぶりに反落、インド市場も3日ぶりに反落、ブラジル市場も続落となっている。また、欧州市場も軒並み大幅反落となっている。

この日の日経平均の動きは、チャートを見る限り下髭を付け底入れ足となっており、下値抵抗感が出ているような気がする。しかし、欧州不安はギリシアからスペイン、イタリアまで拡大を見せており、一時的に不測の事態が出てくる可能性もあるので、買い方針は継続するが信用取引の追証で売らされることがなきよう、資金的余裕を持ちながら下値不安の好業績売られ過ぎ銘柄を中心にじっくり拾っていく姿勢を取りたい。相場は、基本的には材料の出方次第でいつでも反転上昇するタイミングには来ているとみており、いたずらに弱気になる必要はあるまい。CME日経平均先物が8,500円(大証比-110円)となっていること、円が対ユーロ、対ドルに対していずれも円高となっていることから31日の東京市場における日経平均は8,500円攻防の動きとなることが予想される。ここで為替介入の噂でも出る様だと市場にインパクトを与えるかもしれない。





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Last updated  2012.05.31 08:02:24
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