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2012.07.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
26日の日経平均は、前日のNYダウが反発し、CME日経平均先物も8,410(大証比+60円)で終わったことを受けて8,408円(前日比+42円)で始まったものの欧州不安が脱ぎ押されず寄り後は売り物がちとなり8,358円(同―7円)と前日終値近辺まで値を下げた。しかし、そこからは値頃感からの買い戻しも入り始め8,448円(同+82円)まで買われ8,443円(同+77円)と5日ぶりに反発して取引を終了した。騰落レシオは85.79となり、PERも11.49、PBRも0.88となっている。寄り前の外資系証券の注文状況もやっと450万株の買い越しに転じ、値上がり銘柄数も1,355、値下がり銘柄数は243と全面高商状となり、出来高も1,910百万株と増加してきた。しかし、前日までの4日間の下げ幅に対しては2割弱の戻りとなっており反発に対しても疑心暗鬼の状態である。

26日のNYダウは、ドラギECB総裁が欧州危機の拡大防止に積極的な姿勢を示したことで安心感が広がり一時225ドル高まで買い上げられ、12,887ドル(前日比+211ドル)と大幅続伸して取引を終了した。この日に発表された新規失業申請者関数も予想外に低く、耐久財受注も予想を上回り、企業決算も市場予想を上回るものが多く相場を下支えしている。しかし、引け後発表された「フェイスブック」「アマゾン」の決算に対する市場の反応は厳しく、引き続き今後出てくる各社の決算発表には警戒を要するところである。前日続落していたNASDAQもこの日は2,893P(同+39P)と5営業日ぶりに反発に転じている。

為替は、ドラギ発言でユ-ロが急反発して対円で96円00銭台となったが、ドルは対円で78円20銭とほぼもみ合いで推移している。金利は上昇したが、原油は3日続伸となり、金も続伸し7/3以来の高値となっている。また、上海株式市場は続落となり年初来安値を更新したが、香港市場は反発し、インド市場は続落して安値を更新し、ブラジル市場は5日ぶりに反発となり、欧州市場も揃って大幅上昇となっている。

NYダウの続伸を受けてこの日のCME日経平均先物も8,530円(大証比+90円)で終わっていることから27日の日経平均は8,500円台に乗せて始まってくるものとみられるが、その後買いが続くかどうかを見定めるところとなりそうである。このところの東京市場の下げは、震源地である欧州市場や米国市場の下げよりも大きいが、これは東京市場の流動性が高く資金流入量も多く限界運用市場となっているため世界市場における換金市場となっていることを意味しているものとみられる。従って、上げも下げも振幅が大きくなる傾向がある。そこで、欧州問題がさらに欧米市場の大幅下げにまで波及してくれば東京市場もさらに連動下げとなり底抜けとなってしまうとの懸念まで言われ総悲観状況になっていた。その矢先のドラギ発言で今度は一転日米欧3極が揃って更なる金融緩和政策が打たれる期待がもたれてくる。

ところが、今回の発言は欧州各国首脳が夏季休暇中で「鬼のいる間の洗濯」となり、「噂で買って現実で売る」ような展開となることも予想されるので、この日の反発で二番底入れ完了とみるのは早計となろう。しかし、天井打ちの判別が難しいのと同様、底入れの完了の判断も中々難しい。ここは飛びつき買いは避け、もう暫く相場の推移を見ていくこととしたい。ただこの低落市場の中で一部銘柄に先駆けて動いてくる気配も見られているのでこれらの動きは注意深く見守っていく必要がある。特に、個別の内需銘柄で、先の戻りで大陽線を建てほぼスタートラインまで下げたが、先の安値を割らず出来高を増やしながら再度反発に転じてきた銘柄は注目しておきたい。この観点からは「不動テトラ」「飛島建設」「日本橋梁」などの動きを注視している。





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Last updated  2012.07.29 23:08:33
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