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2012.08.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
16日の日経平均は、前日のNYダウが小反落となっていたにもかかわらず、為替の円安基調を受けて8,967円(前日比+42円)で始まり、寄り後の8,962円(同+37円)を安値に先物主導で上昇し、9,000円前後でもみ合う場面もあったが、前場は9,060円(同+135円)まで買われ9,046円(同+121円)で引けた。後場もアジア市場が軟調だったため高値圏でのもみ合いが続いていたが引けにかけて再度買いが入り、9,094円(同+169円)まで買われ9,092円(同+167円)で取引を終了した。寄り前の外資系証券会社の注文状況は560万株の買い越しとなり、値上がり銘柄数も1,236、値下がり銘柄数は332、出来高は1,574百万株となった。騰落レシオも101.49%と100%乗せとなり、PERは12.73倍、PBRは0.94倍となっている。

この日は円安を受けてハイテク株に買い戻しが入ったが、仕手株の先導役である「ルック」も813円(同+99円)まで買われ785円(同+81円)で引けた。しかし、他の仕手材料株への波及は少なかった。この日の上げは、追加緩和を見越して裁定売り(株売り債券買い)をかけていた機関投資家が解消売りを入れたことによるもので、薄商いの中、指数寄与率の高い「ファナック」や「TDK」「京セラ」などの値がさ株に集中して買いを入れた格好となっている。

16日のNYダウは、前日引け後に発表された5~7月期決算のシスコシステムズが大幅増益となったことで朝方から急伸、ハイテク株を中心とした相場全体の上昇をけん引したことにより13250ドル(前日比+85ドル)と反発し、5/2以来約3カ月半ぶりの高値で取引を終了した。米経済指標は好悪まちまちながら、先行指標である住宅着工許可件数が3年11カ月ぶりの高水準となったことが好感され、一時、104ドル高まで上伸する場面もあった。NASDAQも3,062P(同31P)で取引を終えている。

為替は、独のメルケル首相がECBの国債購入対策を支持したこと、スペインのバンキアBKが支援を受け入れる意向を示したことを受けて欧州危機対応が進むとの見方からユーロは、対円で98円10銭台へ急騰、ドルも米経済指標が下振れQE3実施観測が再浮上したことを受け対円で79円30銭台のドル高円安となった。金利も引き続き上昇し、原油、金は揃って続伸、欧州株式市場も一斉に反発となっている。また、上海、香港、インド市場は揃って続落したが、ブラジル市場は大幅上昇となっている。

日経平均がついに9,000円手前での揉み合い調整を経て、お盆明けとともに上抜け節目の9,200円前後に迫ってきた。この水準は、直近では5/8高値9,207円、7/4高値9,136円でここを抜けると以前にも述べたように、6/4安値8,238円、7/25安値8,328円がきれいな二点底を形成することになり、次の目標は3/27戻り高値10,255円を目指す動きが期待されることになる。とりあえず17日はまず7/4の9,136円抜け、26週移動平均線9,176円抜けが目途となろう。物色対象はやはり仕手材料株や内需関連株に絞りたい。このところ、海外投資家が出遅れの日本株に目を向け始めており、米景気回復の行方と相まって買い越し姿勢が見られ始めていることから、安値圏に売り叩かれているハイテク銘柄に買いが入ってくる可能性もあるので、そろそろ欧州情勢、為替動向をにらみながら主力株の安値にも注目しておきたい。





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Last updated  2012.08.19 13:48:12
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